このプロパティページでは、オブジェクトが担当する役割と、そのオブジェクトがこれらの役割の機能を実行できるスコープがリスト表示されます。リスト内のエントリを削除または変更したり、新しいエントリを追加すると、対応する役割の[役割のメンバー]プロパティで、オブジェクトのエントリが自動的に削除、変更、または追加されます。プロパティページの使用に関する一般的な情報については、次を参照してください。『ConsoleOneユーザガイド』>
[役割]
このオブジェクトが現在担当する役割を指定します。このオブジェクトがグループ、組織、または部門の場合は、そのオブジェクトに所属する各ユーザが該当する役割の担当者であることを示します。
[スコープ]
このオブジェクトが役割の機能を実行できるスコープを指定します。NDS*ツリー内のコンテキストか、またはNDS以外のいずれかの種類のスコープを指定できます。このオブジェクトが、重複しない複数のスコープ(NDSツリーの異なる2つの分岐など)において、ある役割の機能を実行できるようにするには、それぞれのスコープごとにその役割を繰り返し指定する必要があります。
[継承可能]
指定したNDSコンテナのサブコンテナでも、このオブジェクトが役割の機能を実行できるかどうかを指定します。NDS以外のスコープが指定されている場合、このオプションは無効です。
[追加]
このオブジェクトを役割の担当者として追加するには、1つまたは複数のRBS役割オブジェクトを選択してこのボタンをクリックするか、<Insert>を押します。このオブジェクトが担当する1つの役割を複数のスコープで指定するには、その役割をスコープごとに繰り返し指定します。
[削除]
選択した役割の担当者としての役割からこのオブジェクトを削除するには、このボタンをクリックするか、<Delete>を押します。複数の役割を選択するには、<Ctrl>または<Shift>を押しながら役割をクリックします。
[スコープ]
このオブジェクトが役割の機能を実行できるスコープを選択するには、このボタンをクリックします。NDS*ツリー内のコンテナか、またはNDS以外のいずれかの種類のスコープを指定できます。各役割に対して、スコープを割り当てる必要があります。複数の役割を選択するには、<Ctrl>または<Shift>を押しながら役割をクリックします。
[詳細]
選択した役割またはスコープのNDSプロパティを参照または表示する場合は、このボタンをクリックします。このボタンをクリックする前に[役割]または[スコープ]欄の項目を選択する必要があります。
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