このプロパティページでは、このオブジェクトに対してログインパスワード要件を設定できます。プロパティページの使用に関する一般的な情報については、次を参照してください。『ConsoleOneユーザガイド』>
[パスワード変更許可]
このオブジェクトが、そのログインパスワードを変更できるかどうかを指定します。このチェックボックスの設定は、このオブジェクトの[パスワードの変更許可]プロパティに格納されます。
[パスワード要求]
ログイン時にパスワードの入力を求めるかどうかを指定します。このオブジェクトに対してパスワードの入力を求めるようにするには、このチェックボックスをオンにし、パスワードに必要な最小文字数を[最小パスワード長]フィールドに入力します。1から128の数値を入力するか、デフォルトの5を使用できます。このチェックボックスの設定は、このオブジェクトの[パスワード要求]プロパティに格納されます。また、最小パスワード長は、このオブジェクトの[最小パスワード長]プロパティに格納されます。
[定期的なパスワード強制変更]
このオブジェクトに、定期的なログインパスワードの変更を求めるプロンプトを表示するかどうかを指定します。オブジェクトにログインパスワードの変更を定期的に求めるようにするには、このチェックボックスをオンにし、次の2つのフィールドに値を入力します。
[強制変更指示までの有効日数]
このオブジェクトのパスワードの有効期限を、日数で指定します。1から365までの数値を入力できます。[定期的なパスワード強制変更]チェックボックスの設定と、このフィールドの内容は、このオブジェクトの[パスワード失効間隔]プロパティに格納されます。
[パスワード有効期限]
このオブジェクトの現在のパスワードの有効期限を日付と時刻で指定します。有効期限を設定するには、このフィールドの横にあるカレンダアイコンをクリックしてください。このオブジェクトがパスワードを変更するたびに、システムによって[強制変更指示までの有効日数]フィールドに指定した日数で有効期限が再設定されます。有効期限は、このオブジェクトの[パスワード有効期限時刻]プロパティに格納されます。
[固有パスワード要求]
このオブジェクトが、過去8つのログインパスワードを再使用できないようにするかどうかを指定します。このチェックボックスの設定は、このオブジェクトの[固有パスワード要求]プロパティに格納されます。
[猶予ログイン制限]
このオブジェクトに許可する猶予ログインの回数を制限するかどうかを指定します。猶予ログインでは、オブジェクトが有効期限の過ぎたパスワードでログインできます。猶予ログインの回数を制限するには、このチェックボックスをオンにし、次の2つのフィールドに値を入力します。
[猶予ログイン回数]
このオブジェクトに許可する猶予ログインの回数を指定します。1から200までの数値を入力するか、デフォルト値の6を使用できます。[猶予ログイン制限]チェックボックスの設定と、このフィールドの内容は、このオブジェクトの[猶予ログイン制限]プロパティに格納されます。
[猶予ログイン回数残り]
このオブジェクトが使用できる猶予ログインの残り回数を指定します。この値は、オブジェクトが猶予ログインを使用するたびに1つずつ減数処理されます。この値は、オブジェクトがそのログインパスワードを変更するたびに[猶予ログイン回数]で指定した値に再設定されます。オブジェクトが猶予ログイン回数を使い切っている場合に、追加の猶予ログインを(今回のみ)許可する場合や、ログインパスワードが次回期限切れになったときの猶予ログイン回数を異なる値に設定する場合は、このフィールドに該当の回数を入力します。猶予ログインの残り回数は、このオブジェクトの[猶予ログイン回数残り]プロパティに格納されます。
[パスワードの変更]
このオブジェクトのNDS*パスワードを設定するには、このボタンをクリックします。[パスワードの設定]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスでパスワードを設定して[OK]をクリックすると、[プロパティ]ダイアログボックスに戻ります。その後に[プロパティ]ダイアログボックスをキャンセルしても、パスワードの変更を元に戻すことはできません。
ヒント: このオブジェクトの[ACL]または[パスワード管理]プロパティに対する書き込み権またはスーパバイザ権がない場合、このボタンは無効です。
* Novellの商標。** サードパーティの商標。「法律に関する諸情報」を参照してください。