Sun Java System Instant Messaging 7 2006Q1 オンラインヘルプ Sun ロゴ
  目次     索引

メイン ウィンドウ - 「連絡先一覧」タブと「会議室」タブ

ここでは、次の項目について説明します。

メインウィンドウの概要

Instant Messenger のメインウィンドウで、ほとんどのメッセージング機能を実行します。メインウィンドウには、「連絡先一覧」タブ「会議室」タブの 2 つのタブがあります。ウィンドウの上端と下端にアイコンが表示されます。選択したタブと割り当てられている特権に従って、アイコンは異なります。

「連絡先一覧」タブ「会議室」タブのどちらを選択している場合も、Instant Messenger を終了するには「ファイル」メニューから「終了」をクリックします。オンラインヘルプを表示するには「ヘルプ」ボタンをクリックします。

メインウィンドウのメニューバー

メインウィンドウのメニューバーには、次のメニューがあります。

「ファイル」メニュー - 自分のステータスの変更、プライバシープロファイルの変更、サービス (ほかの Instant Messaging システムへのゲートウェイなど) の追加、および連絡先と会議室の管理を行うためのコマンドを提供します。また、Instant Messenger からログアウトするには、このメニューの「終了」を使用します。

「表示」メニュー - ツールバー、ステータスバー、オフラインの連絡先、および承認保留中の連絡先の表示と非表示を選択し、Instant Messenger のウィンドウをカスタマイズできます。

「ツール」メニュー - チャットの起動、会議室、アラートの送信、アラート、ユーザーの調査、こちらのステータスを表示できるユーザー、および設定ウィンドウに関するオプションを提供します。また、連絡先一覧のユーザーのステータスが変更されたときにアラートを受け取るかどうかを選択したり、連絡先一覧の未承認ユーザーに承認を再要求したりできます。

「ヘルプ」メニュー - オンラインヘルプへのアクセスを提供し、「バージョン情報」ダイアログボックスに Instant Messenger のトラブルシューティング情報およびバージョン情報を表示します。

暗号化の有効/無効

システム管理者が暗号化を有効にしている場合は、「メイン」ウィンドウの右下隅に鍵型のアイコンが表示されます。

「セキュア」アイコン - 暗号化が有効になっていることを示します。

アーカイブ設定の有効/無効

システム管理者が電子メールアーカイブ設定を有効にしている場合は、「メイン」ウィンドウの右下隅にテープのアイコンが表示されます。

「アーカイブ」アイコン - アーカイブ設定が有効になっていることを示します。

この設定が有効になっていると、Instant Messenger は設定されたユーザーに、チャット、会議室、ニュースチャネル、調査、およびアラートの内容が含まれた電子メールメッセージを送信します。システム管理者は、これらの電子メールを受信するユーザー、および電子メールを介してアーカイブされる通信の種類を決定します。

自分自身のステータス

メインウィンドウのいちばん下にある「ステータス」領域に、次のいずれかのアイコンで現在のステータスが表示されます。

「オンライン」アイコン - オンライン (オンライン人型アイコン)。メッセージを受信し、応答することができます。

「多忙」アイコン - 多忙 (赤丸に白い線のアイコン)。このアイコンは、メッセージの受信を希望しないことをほかのユーザーに示します。このアイコンが表示されていても、メッセージの送受信は可能です。

「不在」アイコン - 不在 (スーツケースのアイコン)。このアイコンは、次の例のような複数の不在ステータスを示します。「すぐに戻ります」「電話中」「食事中」「帰宅」。このアイコンは、現在応答できないがメッセージは受信できることを示します。

「アイドルステータス」アイコン - アイドル (時計のアイコン)。「設定」ウィンドウで指定した期間、非アクティブな状態が続いています。詳細は、「「設定」ウィンドウの概要」を参照してください。


Sun Java System Portal Server 環境で Instant Messenger サービスを使用する場合、管理者または技術サポートセンターは、セキュアモードまたは非セキュアモードで実行するように、ユーザーを設定できます。セキュアモードでは、Sun Java System Instant Messenger が Portal Server の Netlet を使用して、コンピュータと Sun JavaTM System Portal Server システムの間に暗号化されたセッションを設定します。セキュアモードで実行中の場合は、Instant Messenger の「ステータス」領域に、鍵型のアイコンが表示されます。非セキュアモードの場合、Instant Messenger は暗号化されたセッションを使用しません。


「オンライン」と「不在」ステータスのメッセージをカスタマイズできます。カスタマイズしたメッセージは Sun Java System Instant Messenger の「ステータス」領域に表示され、また、ユーザー ID の上にカーソルを置くと、ツールヒントの形で表示されます。カスタムメッセージを使って、「昼食に行っています」など、ユーザーの現在のステータスを示すことができます。Instant Messenger は、カスタマイズしたステータスメッセージを最大 5 つ保存します。

ユーザーが Instant Messenger を実行していないためメッセージを一切受信できない場合、このユーザーのステータスは、ほかのユーザーに対して「オフライン」と表示されます。自分自身のステータスを変更できるのは、Instant Messenger プログラムを実行中の場合のみです。

ユーザーステータス

自分の連絡先グループに追加したユーザーに関してのみ、現在のステータスが表示されます。ユーザーステータスは、次のアイコンによって示されます。

「オンライン」アイコン - ユーザーが Instant Messenger を実行中で、メッセージに応答できます。

「多忙」アイコン - ユーザーが多忙であるため、メッセージを送信しないでください。

「不在」アイコン - ユーザーは不在です。カーソルを「不在」アイコンに合わせると、次のいずれかのメッセージが表示されます。「すぐに戻ります」「電話中」「食事中」「帰宅」、またはカスタマイズされたメッセージ。

「オフライン」アイコン - ユーザーはオフラインです (すぐには要求に応じられない)。

「アイドル」アイコン - ユーザーはアイドル状態です。つまり、ユーザー設定で指定した期間、非アクティブな状態が続いています。

[*] または [!] - このユーザーのステータスを監視しています。このユーザーのステータスが変わると、Instant Messenger によってアラートメッセージが送信されます。システムによっては、ユーザー名の右側にアスタリスクではなく感嘆符 (!) が表示されます。

「認証保留」アイコン - 選択した連絡先を連絡先一覧に追加するための認証が保留されています。


Instant Messenger は、LDAP グループ内のユーザーのステータスを表示しません。グループのアイコンだけが表示されます。


ユーザーステータスの変化 (オンラインから不在など) は、メインウィンドウの「ステータス」アイコンの上にあるタイトルバーにも簡単に表示されます。

ユーザー ID の上にカーソルを置くと、ユーザーステータスを示すツールヒントメッセージが表示されます。監視するユーザーが自分のサーバーとは異なるサーバーにいる場合は、「user ID@domain」の形式で、ユーザー ID が表示されます。

ツールヒントに表示されるメッセージのタイプについては、管理者に問い合わせてください。

「連絡先一覧」タブ

「連絡先一覧」タブは、自分が選択した連絡先を含む連絡先グループの個人用リストです。連絡先は、個別のユーザーであっても、LDAP グループであってもかまいません。連絡先とは、インスタントメッセージやアラートを頻繁に送信する対象のユーザーまたはグループです。


Instant Messenger では、「ユーザー」という用語と「連絡先」という用語を同じ意味で使用する場合があります。


連絡先を連絡先グループに追加する手順は、「連絡先を検索して連絡先グループに追加するには」を参照してください。同じユーザーまたは LDAP グループを複数の連絡先グループに入れることができます。また、新規の連絡先グループを作成することもできます。「新規連絡先グループを作成するには」を参照してください。


連絡先グループを「バディリスト」、連絡先を「バディ」と呼ぶインスタントメッセージング製品もあります。


はじめてログインした場合、「私の連絡先」というグループだけが「連絡先一覧」タブに表示されます。このグループに連絡先を追加したり、新しい連絡先グループを作成したりできます。また、この連絡先グループ名を変更することもできます。「連絡先グループの名前を変更するには」を参照してください。


ヒント

通信するユーザーの種類ごとに、連絡先グループを作成します。


連絡先グループ名の隣にはフォルダアイコンがあります。連絡先グループ内の連絡先を表示するには、このアイコンを展開する必要があります。アイコンをダブルクリックすると、展開表示と省略表示が切り換わります。展開表示した場合のみ、どのユーザーがオンラインであるかがわかります。ユーザーがログインしてオンラインになると、そのユーザーとメッセージを交換することができます。


Instant Messenger では、LDAP グループを展開してそこに属するユーザーを表示することはできません。ただし、LDAP グループとチャットセッションを開始すると、そのグループ内の各ユーザーが、「チャット」ウィンドウの「セッションメンバー」リスト区画に表示されます。


「連絡先一覧」タブでは、次のことが実行できます。

連絡先と連絡先グループの選択

連絡先と連絡先グループは、次のように選択できます。

「連絡先一覧」のポップアップメニュー

「連絡先一覧」から連絡先または連絡先グループを選択して、マウスの右ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。このメニューを使用して、連絡先と連絡先グループを管理したり、インスタントメッセージングのセッションを開始したりします。

連絡先を選択してマウスの右ボタンをクリックすると、次の選択肢がポップアップメニューに表示されます。

連絡先グループを選択してマウスの右ボタンをクリックすると、次の選択肢がポップアップメニューに表示されます。

「会議室」タブ

「会議室」タブには、登録していてアクセス権があるアクティブな会議室がすべて表示されます。管理者、技術サポートセンター、または会議室作成特権を持つユーザーによって割り当てられた会議室だけが表示されます。


会議室での会話は非公開ではないことに留意してください。アクセス特権があるユーザーは、いつでも会議室に入り、進行中の会話を読み、これに参加することが可能です。


選択した「会議室」タブを使用して、次のことが実行できます。

連絡先を検索して連絡先グループに追加するには

連絡先とは、インスタントメッセージ、アラート、および調査を、頻繁に送信する宛先となるユーザーまたはグループです。連絡先は、個別のユーザーであっても、LDAP グループであってもかまいません。ユーザーまたはグループを連絡先グループに追加するには、「連絡先を追加」ウィンドウを使用して、次の手順を実行します。

連絡先を検索して連絡先グループに追加するには、次の手順を実行します。

  1. 連絡先を特定のグループに追加するには、メインウィンドウで「連絡先一覧」タブが選択された状態で次のいずれかを実行します。
    • 連絡先グループをマウスの右ボタンでクリックし、ポップアップメニューから「連絡先を追加」または「ユーザー ID を指定して連絡先を追加」を選択します。
    • 「連絡先を追加」アイコンをクリックします。
    • 「連絡先を検索して追加」アイコン

    • 「ファイル」メニューから「連絡先を追加」または「ユーザー ID を指定して連絡先を追加」を選択します。
    • 選択したオプションによって、「連絡先を追加」ウィンドウまたは「ユーザー ID を指定して連絡先を追加」ウィンドウのいずれかが表示されます。ユーザー ID を指定して連絡先を追加する場合は、入力する正確なユーザー ID が必要です。「ユーザー ID を指定して連絡先を追加」ウィンドウに検索機能はありません。正確なユーザー ID がわからない場合は、「連絡先を追加」を選択してディレクトリを検索してください。この手順では、「連絡先を追加」ウィンドウとその検索オプションについて説明します。


      ヒント

      連絡先グループをマウスの右ボタンでクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。このメニューから、連絡先の追加と削除や連絡先グループの操作ができます。


  2. 連絡先グループに追加する連絡先を検索します。
  3. 詳細は、「「連絡先を追加」ウィンドウの概要」を参照してください。

  4. 検索条件を入力したら、「連絡先を検索」をクリックします。
  5. 結果は「追加する連絡先」の一覧に表示されます。複数の検索結果がある場合は、「連絡先を選択」ウィンドウが表示されます。検索条件があいまいなほど、「連絡先の検索」ウィンドウに表示される件数が多くなります。

    「連絡先を選択」ウィンドウが表示された場合は、連絡先グループに追加する「連絡先」を選択し、「了解」をクリックします。このウィンドウでは、複数の連絡先を選択することができます。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。

    追加する連絡先一覧が更新され、「連絡先を選択」ウィンドウが閉じます。

  6. 「連絡先を追加するグループ」ドロップダウンメニューで連絡先グループを選択し、「了解」をクリックします。
  7. Sun Java System Instant Messenger プログラムによって、連絡先グループの連絡先が更新されます。

関連項目

ユーザーの検索、受信者の追加、およびほかのユーザーへの参加依頼

連絡先を連絡先グループから削除するには

  1. メインウィンドウで「連絡先一覧」タブを選択し、削除する連絡先をクリックします。
  2. 複数の連絡先を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。

  3. 「ファイル」メニューから「削除」を選択します。
  4. 「削除を確認」ポップアップウィンドウが表示されます。


    ヒント

    連絡先グループは次のように削除することもできます。

    • Delete キーを押します。
    • キーボードショートカットの Ctrl+D を使用します。

新規連絡先グループを作成するには

メインウィンドウで「連絡先一覧」タブを選択して、通信するユーザーのカテゴリ別に連絡先グループを作成し、その連絡先グループに連絡先を追加できます。

  1. 新しい連絡先グループを作成するには、次のいずれかを実行します。
    • 連絡先グループをマウスの右ボタンでクリックし、ポップアップメニューから「新規連絡先グループ」を選択します。
    • 「ファイル」メニューから「新規グループ ...」を選択します。
    • 「連絡先グループ名を入力」ポップアップウィンドウが表示されます。

  2. 連絡先グループ名を入力し、「了解」をクリックします。
  3. 新規連絡先グループが「連絡先一覧」タブに表示されます。

連絡先グループの名前を変更するには

  1. メインウィンドウで「連絡先一覧」タブを選択し、名前を変更する連絡先グループをマウスの右ボタンでクリックします。
  2. ポップアップメニューが表示されます。

  3. 「連絡先グループの名前を変更」を選択します。

  4. ヒント

    「ファイル」メニューから「連絡先グループの名前を変更」を選択することもできます。


    「連絡先グループの名前を変更」ポップアップウィンドウが表示されます。

  5. 連絡先グループの新しい名前を入力し、「了解」をクリックします。
  6. 連絡先グループの名前が更新されます。

連絡先グループを削除するには

  1. メインウィンドウで「連絡先一覧」タブを選択し、削除する連絡先グループをクリックします。
  2. 「ファイル」メニューから「削除」を選択します。
  3. 「削除の確認」ポップアップウィンドウが表示されます。

  4. 「はい」をクリックします。
  5. 選択した連絡先グループが「連絡先一覧」タブから削除されます。


    ヒント

    連絡先グループは次のように削除することもできます。

    • Delete キーを押します。
    • キーボードショートカットの Ctrl+D を使用します。

連絡先を別の連絡先グループに移動するには

  1. メインウィンドウで「連絡先一覧」タブを選択し、移動する連絡先を選択します。
  2. 複数の連絡先を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。

  3. 連絡先を新しい連絡先グループにドラッグします。
  4. 新しい連絡先グループに連絡先が表示されます。


    ヒント

    連絡先のコピーを作成して、同時にそれを移動できます。コピーするには、Ctrl キーを押しながらユーザーを新しい連絡先グループにドラッグします。


インスタントメッセージを送信する (チャットへの参加を依頼する) には

チャットは、インスタントメッセージングの Sun Java System Instant Messenger ソフトウェア版です。チャットは、チャットルームで行われる 2 人以上のユーザーによる双方向のコミュニケーションです。チャットは、参加依頼によってのみ行われます。

チャットセッションが開始されると、すべての対話メッセージが「会議室」ウィンドウのメッセージ区画に表示されます。また、チャットルームに送信する前の現在入力中のメッセージが表示される区画もあります。チャットルーム内のメンバーの現在のステータスを示す区画もあります。

チャットへの参加依頼を出すと、チャットルームが一時的に作成されます。チャットを開始したユーザーとチャットへの参加を依頼されたユーザーだけに、チャットルームが表示されます。この点が、会議室とは異なります。会議室には、管理者や技術サポートセンター、または会議室へのアクセス権を持つユーザーによって会議室を割り当てられた、すべてのユーザーが入室できます。

チャットルームが作成されると、メンバーはほかのユーザーにも参加を依頼できます。

Sun Java System Instant Messenger ソフトウェアでは次のものをやり取りできます。

インスタントメッセージを送信するには、次の手順を実行します。

  1. 「連絡先一覧」タブを選択し、チャットする連絡先を選択します。
  2. インスタントメッセージは、1 か所または複数の連絡先とセッションを開始できます。複数の連絡先を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。

  3. 選択した連絡先とのチャットセッションを開始するには、次のいずれかを実行します。
    • 「チャット」アイコンをクリックします。「チャット」アイコン
    • 連絡先の名前をマウスの右ボタンでクリックし、ポップアップメニューから「チャット」を選択します。
    • 「ツール」メニューから「チャット」を選択します。
    • 「チャット」ウィンドウが表示されます。


      ヒント

      1 つまたは複数の連絡先をダブルクリックして、「チャット」ウィンドウを開くこともできます。



      連絡先グループをダブルクリックしても、「チャット」ウィンドウは起動しません。


  4. 入力領域にメッセージを入力します。入力したら、「送信」をクリックするか、Enter キーを押します。
  5. 表示されたユーザーにメッセージが送信されます。メッセージは上部の表示領域にも表示されます。相手のユーザーが回答すると、そのメッセージもここに表示されます。


    ヒント

    メッセージの文字の大きさや色を変更したり、ボールド、イタリック、下線などで文字を強調したりするには、ツールバーを使用します。


  6. ユーザーに参加を依頼するには、「ファイル」メニューから「参加を依頼」を選択します。
  7. 「参加を依頼」ウィンドウで、このチャットセッションに追加するほかの連絡先を検索します。詳細は、「「受信者を追加」および「ユーザーにチャットへの参加を依頼」ウィンドウの概要」を参照してください。

関連項目

アラートを送信するには

アラートメッセージを送信するには、チャットではなくアラートを使用します。アラートは、受信者のデスクトップ上にポップアップメッセージとして表示されます。


アラートを送信するには、アラートの特権が必要です。詳細は、管理者に問い合わせてください。


  1. 「連絡先一覧」タブを選択し、アラートを送信する連絡先を選択します。
  2. アラートは、1 つまたは複数の連絡先に送信できます。複数の連絡先を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。


    連絡先を選択しないで「アラート」オプションをクリックし、あとで連絡先を追加することもできます。手順 3 を参照してください。


  3. 選択した連絡先にアラートメッセージを送信するには、次のいずれかを実行します。
    • 選択した連絡先をマウスの右ボタンでクリックし、ポップアップメニューから「アラート」を選択します。
    • 「ツール」メニューから「アラート」を選択します。
    • 「アラートを送信」ウィンドウが表示されます。アラートメッセージを送信する前に連絡先または連絡先グループを選択した場合には、スクロール可能なリストボックスに連絡先が表示されます。受信者の追加、編集、または削除が不要な場合は、手順 4 に進みます。

  4. 受信者を追加、編集、または削除するには、「宛先:」をクリックして「受信者を追加」ウィンドウを表示します。
  5. 「受信者を追加」ウィンドウでは、個人用の連絡先グループから受信者の一覧を作成したり、LDAP ディレクトリで追加の受信者を検索したりできます。受信者の追加、編集、または削除が終わったら、「了解」をクリックします。

    詳細は、「「受信者を追加」および「ユーザーにチャットへの参加を依頼」ウィンドウの概要」を参照してください。

  6. 「アラートを送信」ウィンドウの「件名」テキストボックスに、アラートメッセージの件名を入力します。次にメッセージの本文を入力します。テキスト書式ツールバーのオプションを使ってメッセージの書式設定と編集を行います。
  7. 各受信者のステータスを示す「ステータス」ウィンドウをデスクトップに表示する場合には、「配信状態を表示」チェックボックスを選択します。
  8. 入力が終わったら、「送信」をクリックします。
  9. アラートは、受信者のデスクトップ上と、受信者がニュースチャネルに登録している場合は「ニュースチャネル」ウィンドウの「アラート」タブに表示されます。「配信状態を表示」チェックボックスを選択した場合は、自分のデスクトップに「ステータス」のポップアップが表示されます。


    アラートの送信者とチャットすることもできます。「アラート受信」ウィンドウで、「ツール」メニューから「送信者とチャット」を選択します。


関連項目

調査を行うには

調査機能を使用すると、質問に対する回答をユーザーに選んでもらうことができます。選択したユーザーに質問と選択式の回答を送信し、ユーザーは回答を選択して応答します。

調査を行うには、次の手順を実行します。

  1. 「連絡先一覧」タブから、調査する連絡先を選択します。
  2. 調査は、1 つまたは複数の連絡先に送信できます。複数の連絡先を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。詳細は、「連絡先と連絡先グループの選択」を参照してください。


    連絡先を選択しないで「調査」アイコンをクリックし、あとで連絡先を追加することもできます。手順 3 を参照してください。


  3. メインウィンドウで、「ツール」メニューから「調査」を選択します。
  4. 「ユーザーへ調査」ウィンドウが表示されます。調査の受信者がいる場合は、スクロール可能なリストボックスに表示されます。受信者の追加または削除が不要な場合は、手順 4 に進みます。

  5. 受信者を追加または削除するには、「宛先:」ボタンをクリックして「受信者を追加」ウィンドウを表示します。
  6. 「受信者を追加」ウィンドウでは、個人用の連絡先グループから受信者の一覧を作成したり、LDAP で追加の受信者を検索したりできます。受信者の追加または削除が終わったら、「了解」をクリックします。

    詳細は、「「受信者を追加」および「ユーザーにチャットへの参加を依頼」ウィンドウの概要」を参照してください。

  7. 「ユーザーの調査」ウィンドウで、「以下の質問でユーザーへ調査」テキストボックスに質問を入力します。
  8. 「回答を追加」をクリックすると、ポップアップウィンドウが表示されます。
  9. 回答の別の選択肢を入力し、「了解」をクリックします。

    回答は、「使用可能な回答」の一覧に表示されます。

  10. リストから回答を削除する場合は、その回答を選択し、「回答を削除」をクリックします。
  11. ユーザーが質問に対する独自の回答を作成できるようにする場合は、「受信者が回答をカスタマイズできるようにする」チェックボックスを選択します。
  12. 質問と回答の入力が終わったら、「送信」ボタンをクリックします。選択した受信者に調査が送信されます。

関連項目

ユーザー設定を変更するには

  1. メインウィンドウで、「ツール」メニューから「設定」を選択します。
  2. 「設定」ウィンドウが表示されます。

  3. 各タブで変更を行います。
  4. ほかのタブに移動する前に、「適用」をクリックして、「設定」ウィンドウを開いたままタブ内の変更を保存します。

  5. 変更が終わったら、「了解」をクリックして変更を有効にし、「設定」ウィンドウを閉じます。
  6. 変更結果はただちに有効になります。詳細は、「「設定」ウィンドウの概要」を参照してください。

Instant Messenger の表示をカスタマイズするには

  1. メインウィンドウで、「表示」オプションを選択します。
  2. 次のポップアップメニューを使用します。

アイコンの表示と非表示を切り替えるには

ステータスバーの表示と非表示を切り替えるには

ステータスアイコンをメインウィンドウのいちばん下に表示するには、「表示」メニューから「ステータスバー」を選択します。ステータスアイコンを非表示にするには、選択を解除します。

このステータスアイコンを使用して、ステータスアイコンをクリックしたときに表示されるリストからステータスオプションを選択します。詳細は、「自分のステータスを変更するには」を参照してください。

オンラインのユーザーだけを表示するには

表示メニューから「オフラインの連絡先を表示しない」を選択します。オフラインの連絡先を表示したい場合は選択を解除します。

ニュースチャネルを表示するには

ニュースチャネルは、登録すると表示できるようになります。ニュースチャネルに登録するには、2 つの方法があります。

登録が完了すると、「ニュースチャネル」ウィンドウ内に、登録したニュースチャネルごとのタブが表示されます。登録のプロセスについては、「ニュースチャネルの参加と参加の解除」を参照してください。

ニュースチャネルメッセージを表示するには、次の手順を実行します。

  1. メインウィンドウで、「ツール」メニューから「ニュース」を選択します。
  2. 「ニュースチャネル」ウィンドウが表示されます。

  3. 表示するニュースチャネルのタブを選択します。
  4. 選択したチャネルの最初のメッセージが、メッセージ区画に表示されます。「ニュースチャネル」ウィンドウをカスタマイズする方法については、「ニュースチャネルへの参加と参加の解除を行うには」を参照してください。

  5. このチャネルに投稿されたほかのメッセージを表示するには、「次のメッセージを表示」ボタンまたは「前のメッセージを表示」ボタンをクリックします。

「ニュースチャネル」ウィンドウは、すべてのメッセージとニュースチャネルをスクロールできるように構成することもできます。スクロールの属性を設定する方法については、「「ニュース」タブ」を参照してください。

会議室に入るには

  1. メインウィンドウで、「会議室」タブをクリックします。
  2. アクセス権がある会議室が表示されます。

  3. メインウィンドウで、「ツール」メニューから「会議室に入室」を選択します。
  4. 「チャット」ウィンドウが表示されます。タイトルバーには会議室の名前が表示されます。


    ヒント

    会議室をダブルクリックして、「チャット」ウィンドウを開くこともできます。


  5. ユーザーに参加を依頼するには、「ファイル」メニューから「参加を依頼」を選択します。
  6. 「ユーザーにチャットへの参加を依頼」ウィンドウを使用して、このチャットセッションに追加するほかの連絡先を検索します。詳細は、「「受信者を追加」および「ユーザーにチャットへの参加を依頼」ウィンドウの概要」を参照してください。

  7. 「チャット」ウィンドウが開いたら、参加者はメッセージを入力し、「送信」をクリックするとチャットできます。送信した各メッセージは、ウィンドウ上部のメッセージ区画に表示されます。

自分のステータスを変更するには

  1. メインウィンドウの「ステータス」領域にある「ステータス」アイコン (次の例ではオンラインステータス) をクリックします。
  2. 「オンラインステータス」アイコン

    次のオプションのドロップダウンリストが表示されます。

    • 「不在」 - ステータスを「不在」にし、チャットに参加できないことをほかのユーザーに知らせる場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しても、ほかのユーザーはこのオプションの設定者とチャットセッションを開始することはできます。ただし、不在のユーザーとチャットを開始すると、「チャット」ウィンドウには、「ユーザーは不在」というメッセージが表示されます。

      コンピュータの前から一時的に離れるが、ログオフしない場合は、この「不在」ステータスを使用します。たとえば、次のように入力します。「すぐに戻ります」、「電話中」、「食事中」、「帰宅」。これにより、ほかのユーザーは、このオプションの設定者が一時的に参加できないことがわかります。

    • 「オンライン」 - ステータスを「オンライン」に変更し、チャットに参加できることをほかのユーザーに知らせる場合は、このオプションを選択します。
    • 「多忙」 - 多忙の場合にはこのオプションを選択します。ただし、このユーザーに対してメッセージを送信することはできます。
    • 「カスタムステータスを追加」 - 「新規カスタムステータスを入力」ポップアップウィンドウを表示し、個人用のステータスを変更する場合は、このオプションを選択します。このポップアップウィンドウでは、「連絡先一覧」区画に表示されるステータスメッセージをカスタマイズすることもできます。

    • Instant Messenger がカスタマイズした不在ステータスを表示するように構成されている場合には、「不在ステータスのカスタマイズ」ポップアップウィンドウが表示されます。カスタマイズした不在ステータスメッセージを入力し、「了解」をクリックします。カスタマイズした不在ステータスメッセージを入力しないでポップアップウィンドウを終了するには、「キャンセル」をクリックします。


      最大 5 つのカスタマイズしたステータスを追加できます。

    • 「表示しない」 - Messenger にログインするときに、ほかの人にはオンラインであることを表示しない場合には、このオプションを選択します。

    • ステータスを「表示しない」に設定すると、カスタムプライバシープロファイルが無効になります。ほかのユーザーは、こちらのステータスの確認はできなくなりますが、それまでプライバシープロファイルによってブロックされていたユーザーも含め、依然としてこちらにメッセージが送信できます。ステータスを変更するとすぐに、プライバシープロファイルが再度有効になります。


  3. 「了解」をクリックします。
  4. ステータスの変更内容がメインウィンドウに反映されます。


    ヒント

    ステータスは「ファイル」メニューから変更することもできます。


ユーザーステータスの変更に対するアラートを設定する (ユーザーを監視する) には

「連絡先一覧」タブにある連絡先のいずれかが変わった場合にアラートを受け取るように、Instant Messenger を設定することができます。これを Instant Messenger では、ユーザーを「監視」すると呼びます。


LDAP グループを監視することはできません。


  1. 「連絡先一覧」タブを選択し、監視する連絡先をマウスの右ボタンでクリックします。
  2. 連絡先を表示するために、まず連絡先グループを展開しなければならないことがあります。

  3. 表示されたポップアップメニューから、「ユーザーステータスが変わった場合にアラート」を選択します。
  4. Instant Messenger のプログラムでは、連絡先名の後ろに、このユーザーのステータスを監視していることを示すアスタリスク (*) が付きます。ユーザーのステータスが変わると、Instant Messenger プログラムからアラートメッセージを受け取ります。システムによっては、ユーザー名の右側にアスタリスクではなく感嘆符 (!) が表示されます。


    ヒント

    ステータス変更のアラートは「ツール」メニューから設定することもできます。


ユーザーステータスの監視を解除するには

  1. 「連絡先一覧」タブを選択し、アラートステータス (*) の付いたユーザーをマウスの右ボタンでクリックします。
  2. システムによっては、ユーザー名の右側にアスタリスクではなく感嘆符 (!) が表示されます。

    ユーザーの名前がすべて表示されていない場合は、アラートステータスが表示されるようにメインウィンドウのサイズを拡大します。

  3. 表示されたポップアップメニューから、「ユーザーステータスが変わった場合にアラート」を選択します。
  4. このユーザーのアラートステータス監視が解除され、ユーザー名からアスタリスク (*) が削除されます。システムによっては、ユーザー名の右側にアスタリスクではなく感嘆符 (!) が表示されます。


    ヒント

    ユーザーのアラートステータスの監視は「ツール」メニューから解除できます。


Instant Messenger を終了するには

  1. 終了するには、メインウィンドウで「ファイル」メニューから「終了」を選択します。
  2. 「終了」ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックします。

  目次     索引