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Sun JavaTM System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q1 | ![]() ![]() |
Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 は、大規模な実稼働環境で J2EE アプリケーションおよび Java Web サービスを開発し配備するための J2EE 1.4 プラットフォーム互換のサーバーです。
改善された管理: Application Server は、ブラウザベースのコンソールまたはスクリプト可能なコマンド行インターフェースのいずれかを使用して、複雑なマルチマシンエンタープライズ配備の遠隔操作による安全な管理をサポートします。
改善されたパフォーマンス:アプリケーションをより迅速に配備できるため、反復的なアプリケーション開発をより早くより容易に行えます。EJB コンポーネントの実行時のパフォーマンスも改善されました。
拡張されたプラットフォームのサポート: Application Server は、追加オペレーティングシステム、データベース、ロケール、およびハードウェアをサポートします (サポートするプラットフォームの最新の一覧については、『リリースノート』を参照してください)。
マイグレーションおよびアップグレード用ツール: これらのツールを使用して、J2EE アプリケーションの標準適合性および移植性を検証し、ほかの J2EE アプリケーションサーバー (JBoss、WebLogic、WebSphere) からのマイグレーションを支援し、Sun ONE Application Server/iPlanet Application Server の以前のバージョンからのアップグレードを支援します。
Java 2 Standard Edition 5.0 のサポート: Application Server は、管理機能と監視機能が拡張され、パフォーマンスと拡張性が大幅に改善された、Java 2 Standard Edition 5.0 をサポートしています。
JDBC ドライバ: Application Server には、主要なデータベースに対応する DataDirectTM JDBCTM ドライバが組み込まれています。配備用としてこれらのドライバを使用できます。
Web サービスのセキュリティ:コンテナメッセージのセキュリティメカニズムは、X509 および OASIS WS-Security 標準のユーザー名/パスワードのプロファイルを使用して、SOAP Web サービスの起動に対するメッセージレベルの認証 (XML デジタル署名および暗号化など) を実装します。
WS-I Profile 1.1: J2EE 1.4 仕様の指定に基づき、Web Services Interoperability (WS-I) Basic Profile 1.1 を使用して、Web サービスアプリケーションの相互運用を可能にします。
iWay アダプタによるバックエンド接続: Sun Microsystems は、Application Server 環境内で既存の IT アプリケーションを活用できるように、主要なバックエンドシステム (SAP、Siebel、Oracle、CICS、および IBM MQ Series) に対して 22 種類の iWay アダプタを再販し、サポートします。これらのアダプタは、J2EE Connector Architecture 1.5 仕様および Web サービス標準 (SOAP) をサポートし、バックエンドアプリケーションへの接続時間を削減する開発者向けツールを装備しています。
Sun Java Enterprise System: Sun Java Enterprise System の主要なコンポーネントとして、Application Server はポータルおよびネットワークの識別サービスと緊密に統合されます。
メッセージブローカ: Application Server には、エンタープライズクラスでクラスタリング対応のメッセージブローカが組み込まれています。これは、パフォーマンス、可用性、信頼性、およびスケーラビリティの高いメッセージングを提供します。
ハイパフォーマンス: Application Server は、ハイパフォーマンスな EJB コンテナ、Web コンテナとサービス、および Sun Java System Message Queue ソフトウェアとのメッセージの同時配信をサポートする機能が組み込まれています。
スケーラビリティ: Application Server は、サーバーインスタンスをクラスタリングし、ロードバランスを要求することで、水平方向のスケーラビリティをサポートします。また、クラス最高の垂直方向のスケーラビリティも兼ね備えているため、大規模なマルチプロセッサマシンをサポートできます。
高可用性: Application Server は、HTTP、IIOP、および JMS クライアントに対するロードバランス、HTTP セッションのフェイルオーバーのサポート、EJB クラスタリングとフェイルオーバーのサポート、可用性の高い EJB タイマー、分散トランザクションのリカバリ、定期的なアプリケーションアップグレードのサポート、J2EE アプリケーションの一時的な状態を格納するための高可用性データベースといった機能を備えています。
JavaServer Faces 1.1: 現在、Application Server は、Java Server アプリケーション対応のユーザーインターフェースの構築を単純化する JavaServer Faces 1.1 をサポートしています。ページで再利用可能な UI コンポーネントをアセンブルして、それらのコンポーネントをアプリケーションデータソースに接続し、クライアントによって生成されるイベントをサーバー側のイベントハンドラに記述することにより、開発者は Web アプリケーションを短時間で構築できるようになります。
JavaServer Pages Standard Tag Library 1.1: Application Server は、多くの JSP アプリケーションに共通する基幹機能をカプセル化する JavaServer Pages Standard Tag Library (JSTL) 1.1 をサポートします。
ハイパフォーマンスなメッセージ配信: この製品は、Sun Java System Message Queue ソフトウェアによるメッセージの同時配信をサポートします。
開発者向けツールの統合: Application Server は、NetBeans IDE および Sun Java Studio Creator をサポートしています。
Sun Java System Application Server: リリースに関する最新情報とホワイトペーパーなどの概説については、Sun Java System Application Server の製品ページを参照してください。
Sun Java Enterprise System: Sun Java Enterprise System は、ソフトウェアを設計および配備するための根本的に新しいアプローチ、つまり、ビジネス上の優先順位に応じて IT に投資していけるアプローチを採用することで、エンタープライズソフトウェア業界に変革をもたらします。
Sun テクノロジフォーラム: Sun Developer Forums は、テクノロジとプログラミング手法に関する知識や質問を共有するための対話式のメッセージボードです。マイグレーションやインストールなどのトピックをはじめ、Application Server に関するディスカッションフォーラムとしては、Application & Integration Servers フォーラムを使用してください。
Sun ソフトウェアサポートサービス: Sun Software Support Service Standard 契約が用意されています。
リリースノートおよび製品のマニュアル: リリースノート、インストールノート、およびその他の製品マニュアルは docs.sun.com に掲載されます。