名前付き設定のプロパティの編集

名前付き設定を編集するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを開きます。
  2. 名前付き設定のノードを選択します。
  3. 「システムプロパティの設定」ページで、動的再構成を有効にするかどうかを選択します。
  4. 有効な場合は、設定に対する変更は、サーバーを再起動することなくサーバーインスタンスに適用されます。

  5. プロパティの追加、プロパティの現在の値の変更、またはプロパティの削除を実行します。
  6. すでに定義されているプロパティはポートです。複数のサーバーインスタンスがある場合、ポート番号は一意にする必要があります。

    表 36 に、あらかじめ定義されたプロパティとその説明のリストを示します。

    表 36 名前付き設定のプロパティ 

    プロパティ名

    説明

    HTTP_LISTENER_PORT

    このプロパティは、http-listener-1 のポート番号を指定します。有効な値は 1 〜 65535。UNIX で、ポート 1 〜 1024 を待機するソケットを作成する場合はスーパーユーザー権限が必要です。

    HTTP_SSL_LISTENER_PORT

    このプロパティは、http-listener-2 のポート番号を指定します。有効な値は 1 〜 65535。UNIX で、ポート 1 〜 1024 を待機するソケットを作成する場合はスーパーユーザー権限が必要です。

    IIOP_SSL_LISTENER_PORT

    このプロパティは、SSL と呼ばれる IIOP リスナーが待機する IIOP 接続の ORB リスナーポートを指定します。

    IIOP_LISTENER_PORT

    このプロパティは、orb-listener-1 が待機する IIOP 接続の ORB リスナーポートを指定します。

    JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT

    このプロパティは、JMX コネクタが待機するポート番号を指定します。有効な値は 1 〜 65535。UNIX で、ポート 1 〜 1024 を待機するソケットを作成する場合はスーパーユーザー権限が必要です。

    iIIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT

    このプロパティは、SSL_MUTUALAUTH と呼ばれる IIOP リスナーが待機する IIOP 接続の ORB リスナーポートを指定します。

  7. 設定に関連するインスタンスの現在のプロパティの値をすべて編集するには、「インスタンス値」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド: set

関連項目


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