Enterprise Bean 編集ウィザードの「Configuration Options」ページで「セキュリティ」オプションを選択すると、「セキュリティ」ページがこのウィザードの一部として表示されます。
「セキュリティ」ページでは、この Bean から呼び出される、ほかのコンポーネントのメソッド実行に使用するセキュリティ ID を選択します。各ロール名が展開環境でアクセスする Bean のメソッドを指定することもできます。この Bean 内で isCallerInRole() メソッドを使用する場合は、そこで参照される名前を入力できます。また、任意で、使用されるコード化された名前と一致する展開環境のロール名を入力することもできます。
このエンタープライズ Bean がほかのコンポーネント上のメソッドを呼び出すときに使用するセキュリティ ID を選択します。
「メソッドアクセス権」セクションで、各インタフェース内の各メソッドにセキュリティアクセス権を設定します。「メソッド」テーブルが更新され、ラジオボタンが選択された状態でインタフェース内のメソッドが「表示」列に表示されます。ローカルインタフェース内の各メソッドのメソッドアクセス権を設定する手順は次のとおりです。
「可用性」列で「選択されたロール」を選択した場合、ロール列のチェックボックスが有効になり、メソッドにアクセス可能なロールを選択できます。それ以外の場合、チェックボックスは使用不可です。
「コード中で参照されるロール名」パネルに、コードで参照される を指定し、それと対応するロールリンクを指定します。セキュリティロール参照で定義されたセキュリティロールごとに、定義されたセキュリティロールへのリンクが存在する必要があります。下の「ロールリンク」列を使用して、各セキュリティロール参照をセキュリティロールにリンクします。「ロールリンク」の値は、既存のセキュリティロールのうちのどれかの名前である必要があります。たとえば、payroll というセキュリティロール参照を payroll-department という名前のセキュリティロールにリンクしなければならないことがあります。「ロールリンク」は、「ロール名」の値が「ロールリンク」の値と同じでも指定する必要があります。
「ロール名」テーブルに入力された情報を編集するには、変更するセルを選択し、直接テーブルで値を編集します。
リストからロール名を削除するには、そのロール名を含む行を選択し、「削除」をクリックします。この削除を行うかどうかを尋ねる確認ダイアログが表示されます。