コネクタモジュールの配備
コネクタはリソースアダプタとも呼ばれ、RAR ファイルというアーカイブファイルの一種にパッケージ化されています。
コネクタモジュールを配備 (インストール) するには、次の手順に従います。
- ツリーコンポーネントで、「アプリケーション」ノードを開きます。
- 「コネクタモジュール」ノードを選択します。
- 「コネクタモジュール」ページで、「配備」をクリックします。
- 「配備」ページで、RAR ファイルを配備する場所を指定します。
サーバーマシンとは、アプリケーションサーバーのドメイン管理サーバーを実行しているホストです。クライアントマシンとは、ブラウザを介して管理コンソールを表示しているホストです。
- ファイルがクライアントマシンにある場合、またはクライアントマシンからアクセス可能な場合は、ラジオボタンをクリックして、Application Server をアップロードするパッケージファイルを指定します。
「ブラウズ」をクリックしてファイルを検索するか、またはファイルへの完全パスを入力します。
- ファイルがサーバーマシンにある場合、またはパッケージされていないモジュールを分割ディレクトリから配備する場合は、ラジオボタンをクリックして、サーバーからアクセス可能なパッケージファイルまたはディレクトリパスを指定します。
ファイルまたはディレクトリへの完全パス名を入力します。分割ディレクトリからの配備は高度な開発者用なので、本稼働環境ではお勧めできません。
- 「次へ」をクリックして「コネクタモジュールを配備」ページを表示します。
- 「コネクタモジュールを配備」ページで、モジュールの設定を指定します。
- 「アプリケーション名」フィールドで、ファイル名のプレフィックスであるデフォルト名を保持するか、または別の名前を入力します。ファイルのアップロードを選択した場合は、デフォルト名が表示されます。アプリケーション名は一意である必要があります。
- 「スレッドプール ID」フィールドで、配備するリソースアダプタのスレッドプールを指定します。
デフォルトでは、 Sun Java System Application Server は、デフォルトスレッドプールのすべてのリソースアダプタからの作業要求を処理します。このフィールドを使用して、特定のユーザーが作成したスレッドプールを関連付け、リソースアダプタからの作業要求を処理します。
- デフォルトでは、モジュールは配備すると同時に利用可能になります。配備後には利用できないようにモジュールを無効にする場合は、「無効」ラジオボタンをオンにします。
コネクタモジュールを有効または無効にすると、コネクタリソースとそのモジュールをポイントする接続プールも有効または無効にできます。
- モジュールがすでに配備されている場合は、「再配備」チェックボックスを選択して、再配備します。そうでない場合、エラーが表示されます。また、別のアプリケーション名を選択して、新しい名前で配備することもできます。
- 配備の前にファイルの構造やコンテンツを検証するには、「ベリファイア」チェックボックスにチェックマークを付けます。大きなアプリケーションの検証は時間がかかる可能性があります。ファイルの破壊や移行不能が想定される場合は検証を行ってください。
- リソースアダプタに追加プロパティが指定されている場合は、それらが表示されます。
この表を使用して、これらのプロパティのデフォルト値を変更します。
- 「了解」をクリックしてモジュールを配備します。
同機能を持つ asadmin
コマンド: deploy
関連項目
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