自動配備の使用

自動配備機能を使うと、install_dir/domains/domain_dir/autodeploy ディレクトリに事前パッケージしたアプリケーションやモジュールをコピーすることにより、これらを配備することができます。

たとえば、hello.war という名前のファイルを install_dir/domains/domain1/autodeploy ディレクトリにコピーします。アプリケーションの配備を取り消すには、autodeploy ディレクトリから hello.war ファイルを削除します。

管理コンソールまたは asadmin ツールを使用して、アプリケーションの配備を取り消すこともできます。この場合、アーカイブファイルはそのままになります。

自動配備機能を設定するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「アプリケーションサーバー」を選択します。
  2. 「詳細」をクリックします。
  3. 「アプリケーション設定」ページで、次の事項を設定します。
    1. 「有効」チェックボックスを選択または選択解除して、自動配備を有効または無効にします。
    2. 「自動配備のポーリング間隔」フィールドで、アプリケーションやモジュールファイルの自動配備ディレクトリをサーバーが確認する頻度を指定します。ポーリング間隔を変更しても、アプリケーションやモジュールの配備にかかる時間には影響ありません。
    3. 自動配備ディレクトリでアプリケーションを構築したディレクトリを指定してあれば、ファイルをデフォルトの自動配備ディレクトリにコピーする必要はありません。
    4. デフォルトは、サーバーインスタンスのルートディレクトリにある autodeploy というディレクトリです。

    5. 配備の前にベリファイアを実行するには、「ベリファイアの有効化」チェックボックスにチェックマークを付けます。ベリファイアはファイルの構造とコンテンツを調べます。大きなアプリケーションの検証は時間がかかる可能性があります。
    6. JSP ページを事前にコンパイルするには、「JSP」チェックボックスにチェックマークを付けます。このチェックボックスを選択しない場合、JSP ページは最初のアクセスの実行時にコンパイルされます。コンパイルは時間がかかる可能性があるので、本稼働環境ではこのチェックボックスにチェックマークを付けてください。

関連項目


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