CMP 1.1 データベース設定

エンタープライズ Bean -> 「エンティティ」タブ付きパネル -> 「Sun 固有の設定」ボタン -> 「Sun 固有の設定」ダイアログボックス -> 「データベースの設定」ボタン

「データベースの設定」ダイアログボックスでは、コンテナ管理による持続性のバージョン 1.1 に準拠したエンティティ Bean の配備設定値を指定できます。

注: J2EE SDK 1.2.1 より後のバージョンでは、コンテナ管理による持続性バージョン 2.0 を使用する必要があります。

配備設定値を入力するには、次の操作を行います。

  1. 「データベース JNDI 名」フィールドに、エンティティ Bean の状態を格納するデータベースの JNDI 名を入力します。
  2. DBMS への接続にユーザー名とパスワードが必要とされる場合は、それぞれを「ユーザー名」および「パスワード」フィールドに入力します。このリリースに導入されている Cloudscape DBMS を使用する場合は、これらのフィールドをブランクのままにしておきます。
  3. 配備時にデータベーステーブルを自動作成する場合は、「配備時に表を作成」チェックボックスを選択します。テーブル名は、エンティティ Bean クラスの名前に「Table」という単語が付けられ、引用符で囲まれます。たとえば、AccountEJB というクラスの場合、"AccountEJBTable" という名前が使用されます。引用符はテーブル名の一部です。
  4. アプリケーションの配備を元に戻すときにデータベーステーブルを自動的に削除する場合には、「Delete tableon undeploy」というチェックボックスを選択します。
  5. DBMS サーバーが稼動していることを確認して、「SQL を今すぐ生成」ボタンをクリックします。このツールは、エンティティ Bean のメソッドに関する SQL 文を生成します。
  6. findByPrimaryKey メソッドを除いたすべての検索メソッドに WHERE 節を入力します。WHERE 節を入力するには、「EJB メソッド」リストからメソッドを選択して、「SQL 文」フィールドに表示される SELECT 文に節を追加します。WHERE 節で入力パラメータを指定するには、最初のパラメータに「?1」を、次のパラメータに「?2」を使用するという形で指定していきます。たとえば、findByRange(double low, double high) メソッドの場合、SELECT 文は次のようになります。
    SELECT "productid" FROM "ProductEJBTable"WHERE "price " BETWEEN ?1 AND ?2
  7. 生成された SQL 文を変更するには、「EJB メソッド」リストからメソッドを選択して「SQL 文」フィールドにテキストを入力します。デフォルトでは、テーブル、列、条件節は、引用符で囲まれます。こうした引用符は、名前の一部です。

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