リソース参照名は、JNDI の lookup 呼び出しに含まれるリソースの論理名です。リソースオブジェクトには、次の 6 つのタイプがあります。 これらのリソースオブジェクトへの参照は、エンタープライズ Bean の環境コンテキスト (java:comp/env) のサブコンテキストに格納されます (これらのコンテキストは、JNDI 名前空間にあります)。

DataSource 参照は、jdbc サブコンテキストに存在している必要があります。JavaMail Session 参照は、mail サブコンテキストに存在している必要があります。URL 参照は、url サブコンテキストに存在している必要があります。キューおよびトピック用接続ファクトリの参照は、jms サブコンテキストに存在している必要があります。ConnectionFactory は、env サブコンテキストに存在している必要があります。たとえば、データベース名は次のように宣言します。

private String dbName = "java:comp/env/jdbc/AccountDB";
接頭辞 java:comp/env/ は、コンポーネントの JNDI コンテキストです。

この参照を「コード化された名前」列に格納する場合、次のように入力します。

jdbc/AccountDB
同様に、JavaMail 接続への参照には mail/ を、URL 接続には url/ を、キューおよびトピック接続には jms/ を、ConnectionFactory 参照には env/ を付加します。