HTTP ロードバランス設定の概要

asadmin ツールを使用して、環境に対するロードバランスを設定します。次の手順に従います。

  1. Web サーバーと Application Server インスタンスとクラスタの両方、またはどちらかのインストールと設定など、「HTTP ロードバランスに対する要件」を完了します。
  2. asadmin コマンドの create-http-lb-config を使用して、ロードバランサ設定を作成します。
  3. クラスタとスタンドアロンサーバーインスタンスへの参照をロードバランサに追加し、asadmin create-http-lb-ref を使用して管理するようにします。
  4. asadmin enable-http-lb-server を使用してロードバランサが実行するクラスタまたはスタンドアロンサーバーインスタンスの参照を有効にします。
  5. asadmin enable-http-lb-application を使用してロードバランスするアプリケーションを有効にします。
  6. これらのアプリケーションは、ロードバランサが参照するクラスタまたはスタンドアロンインスタンスで使用するために、事前に配備および有効にしておく必要があります。ロードバランスを有効にする手順は、使用可能にするの手順とは別です。

  7. asadmin create-health-checker を使用して、健全性チェッカを作成します。
  8. 健全性チェッカは、不健全なサーバーインスタンスを監視し、それらの健全性が戻ったときにロードバランサが新しい要求を送信できるようにします。

  9. asadmin export-http-lb-config を使用して、ロードバランサ設定ファイルを生成します。
  10. このコマンドは、Sun Java System Application Server に同梱されているロードバランサプラグインと一緒に使用する設定ファイルを生成します。

  11. ロードバランサ設定ファイルを、ロードバランサプラグイン設定ファイルが格納されている Web サーバーの config ディレクトリにコピーします。

これらのトピックの詳細については、『管理ガイド』を参照してください。

関連項目


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