Web サービスエンドポイント

「Web サービスエンドポイント」プロパティページでは、コンポーネントのエンドポイントについて設定できます。

  1. エンドポイントインタフェースを選択するには、サービスエンドポイントインタフェースの使用可能リストから、エンドポイントが実装するサービス インタフェースを選択します。サービスエンドポイントインタフェースは、リモートクライアントがサービスで呼び出すメソッドを宣言します。
  2. 各サービスエンドポイントのインタフェースについて、WSDL ポート名前空間とローカルパートを定義する必要があります。「ネームスペース」フィールドには、このエンドポイントが属するサービスの WSDL ファイルに定義された名前空間 URI のセットが表示されます。
  3. 「ローカルパート」フィールドには、このエンドポイントが属するサービスのローカルパートセットが表示されます。
  4. 任意で、ハンドラを定義できます。「ハンドラ」をクリックし、「ハンドラ」ダイアログボックスでハンドラを定義します。
  5. 「ポートコンポーネント名」フィールドと「表示名」フィールドには、サービスエンドポイントインタフェース名が表示されます。
  6. 任意で、EJB Web サービスエンドポイントの認証設定を選択できます。「ログイン設定」ドロップダウンリストから設定を選択します。
  7. 「トランスポート保証」ドロップダウンリストからオプションを選択し、サーバーとクライアント間の通信モードを指定します。次のオプションがあります。
    • なし - アプリケーションはトランスポート保証を要求しない
    • インテグラル - アプリケーションは、クライアントとサーバー間で送信されるデータが伝送中に変更されない方法で送信されることを要求する
    • 機密 - アプリケーションは、他のエンティティが伝送内容を見ることができない方法でデータが伝送されることを要求する

      「インテグラル」または「機密」オプションを選択することは、SSL の使用が必要であることを意味します。

Sun 固有の設定 の定義

エンドポイントアドレスは固定パターンにする必要があります。つまり、「*」は使用できません。デフォルト値は EJB 名の値です。エンドポイントアドレスは、Web サーバールートと組み合わせられ、配備時に Web サービスエンドポイント用の完全修飾エンドポイントアドレス URI を形成します。完全修飾エンドポイントアドレス URI は、Web サービスに到達可能な URI です。エンドポイントアドレスは、EJB エンドポイントに必須であり、sun-web.xml sun-ejb-jar.xml に保存されます。

定義したサービスは、JAR ノードの「Webサービス」タブに表示されます。Web サービスエンドポイントを削除するには、そのエントリを選択して「削除」をクリックします。そのエンドポイントを削除するかどうかを尋ねる確認ダイアログが表示されます。


著作権表示