Sun Java(TM) System Directory Server オンラインヘルプ |
ユーザーとグループの詳細検索
このダイアログボックスは、ユーザーとグループの検索条件を絞るために使用します。
検索の開始元: この行には、サーバーで検索を開始する場所のホスト名、ポート、およびベースエントリが表示されます。このエントリと、このエントリの下にあるすべてのエントリが検索対象になります。このベースエントリまたはそのサブツリーのリフェラルには検索処理は行いません。
ディレクトリの別の部分、たとえば、別のサフィックスのルートを検索するには、このダイアログボックスを閉じ、ディレクトリツリーの別のエントリを選択します。
検索 (フィールド): 検索のターゲットを指定します。「ユーザー」、「グループ」、または「ユーザーおよびグループ」から選択できます。
場所: 属性と演算子を選択し、テキストフィールドに検索語を入力します。次の属性を使用できます。
cn - ユーザーまたはグループのフルネーム (共通名)
sn - ユーザーの姓
givenname - ユーザーの名前
objectclass - ユーザーまたはグループエントリに含まれるオブジェクトクラス
o - ユーザーまたはグループエントリに定義された組織 (DN ではない)
ou - ユーザーまたはグループエントリに定義された組織単位 (DN ではない)
l - ユーザーまたはグループエントリに定義された地域 (DN ではない)
uid - ユーザーエントリのユーザー ID
mail - ユーザーの電子メールアドレス
telephonenumber - ユーザーの電話番号
検索演算子には、どのような場合にエントリを検索結果に含めるかを指定します。
次を含む - 検索語が、選択した属性の値のどこかに含まれます。
次と等しい - 検索語が、選択した属性の値と完全に一致します。
次と等しくない - 検索語が、選択した属性の値と一致しません。
フィルタの追加: ほかの属性、演算子、および検索語を追加します。
フィルタの削除: もっとも下にある属性、演算子、および検索語を削除します。
検索 (ボタン): このボタンをクリックして検索を開始します。検索を開始するには、このダイアログボックスで Return または Enter キーを押す方法もあります。
フィルタによる: 特定のフィルタ文字列で検索するには、このボタンをクリックします。フィルタ文字列を指定すると、検索のベースエントリの下にあるどのエントリでも検索できます。
検索条件の下のテーブルに検索結果が表示されます。最初の列には、見つかったエントリの名前が表示されます。エントリに共通名 (cn) がある場合は共通名が、ない場合はエントリの DN にある最初のネーミング属性が表示されます。残りの列には、検索結果のユーザーエントリのユーザー ID、電子メールアドレス、および電話番号が表示されます。
エントリを管理するには、該当するテーブルの行を選択します。テーブルの下に、選択したエントリの DN が表示されます。続いて、次のボタンのどれかをクリックします。テーブルのエントリに対して処理を行うには、対応する行を右クリックし、ポップアップメニューから項目を選択する方法もあります。
編集: このボタンをクリックすると、テーブルで選択したエントリのカスタムエディタが開きます。たとえば、このダイアログボックスを使用して、グループのメンバーを編集できます。エントリの属性と値を直接編集する場合は、テーブルの行で右クリックし、ポップアップメニューから「汎用エディタで編集」を選択します。
削除: ディレクトリからエントリを削除するには、テーブルのエントリを選択し、このボタンをクリックします。エントリを完全に削除する前に、削除してよいか確認メッセージが表示されます。
アクション: エントリを選択し、ドロップダウンリストから項目を選択します。
実効権限を表示 - このエントリに対するユーザーのアクセス権を確認します。
アクセス権の設定 - このエントリの ACI (アクセス制御命令) を管理します。
ロールを設定 - このエントリがメンバーとして属している定義済みのロールの表示と変更を行います。
パスワードポリシーを設定 - ユーザーエントリに適用するパスワードポリシーの定義と管理を行います。
「有効」または「無効」 - エントリに該当するユーザーに対して、ディレクトリサーバーへのアクセスを許可するかどうかを指定します。