Sun ONE ロゴ      前へ      目次     

Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド

「Search」タブ


「Search」タブでは、サーバー上のドキュメントに対して、その内容と属性を検索できます。「Search」タブには、次のページがあります。


「Search Configuration」ページ

「Search Parameters」ページでは、検索結果が戻るとき、ユーザーへの表示を制御するデフォルトパラメータを設定できます。さらに、デフォルトの Web アプリケーションの検索の詳細を指定することもできます。詳細は、「Enabling the Search Application for a Virtual Server」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Maximum Hits: 検索クエリで検索される最大結果数を指定します。

URI: 独自の検索アプリケーションを使用する場合、URI を入力します。デフォルトの検索アプリケーションを使用している場合、ここに値を指定する必要はありません。

Path: 独自の検索アプリケーションを使用する場合、パスを入力します。デフォルトの検索アプリケーションを使用している場合、ここに値を指定する必要はありません。

Enabled: デフォルトの検索アプリケーションを有効にするときは、これを選択します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Create Collection」ページ

「Create Collection」ページでは、ディレクトリ内のすべてのファイルまたは一部のファイルの内容から、インデックスを作成したコレクションを作成できます。1 種類のファイルのみを含むコレクションを定義したり、複数の形式でドキュメントのコレクションを作成することができます。新規のコレクションを追加する場合、デフォルトでは、次の場所に指定した名前で作成されます。

instance_root/collections/vs_id/collection_name

server.xml ファイルに適切な SEARCHCOLLECTION エントリも作成されます。

詳細は、「Creating a Collection」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Directory to Index: ドロップダウンリストを使用して、ドキュメントのインデックスをコレクションに追加するディレクトリを選択します。この仮想サーバーに表示されるディレクトリのみがリストに追加されます。

インデックスを作成できるディレクトリのリストにディレクトリを追加するには、最初にドキュメントディレクトリを追加作成する必要があります。詳細は、「Setting Additional Document Directories」を参照してください。

View: ディレクトリの内容を表示するときは、このボタンをクリックします。選択したディレクトリがサブディレクトリの場合、これらは、「view directory_name」ページで一覧表示されます。インデックスを作成するディレクトリを選択するときは、このページで「Index」のリンクをクリックします。ディレクトリを表示するには、フォルダアイコンをクリックします。前のページに戻るときは、「Back」をクリックします。

Collection Name: コレクションの名前を入力します。名前に空白文字が含まれていないことを確認してください。

Display Name: 検索クエリページに表示されるコレクション名。これは、ユーザーがテキスト検索インタフェースを使用しているときに、ユーザーに対して表示されます。表示名は、できるだけ、内容がわかりやすいものにします。最大で 128 文字まで、一重引用符または二重引用符を除くすべての文字を使用できます。表示名を指定しない場合、コレクション名が表示名になります。

Description: 新規のコレクションを説明するテキストを入力します。

Pattern: ワイルドカードを指定して、インデックスを作成するファイルを選択します。ワイルドカードについては、「Wildcards Used in the Resource Picker」を参照してください。


警告

ドキュメントを追加するとき、特定のファイルのみのインデックスが作成されるようにワイルドカードパターンを慎重に使用してください。たとえば、*.* と指定すると、実行可能ファイルや Perl スクリプトのインデックスまで作成されてしまう場合があります。


Include Subdirectories: このボックスは、デフォルトで選択されています。選択しない場合、選択したディレクトリのサブディレクトリ内のドキュメントにインデックスは作成されません。

Default Encoding: ドロップダウンメニューを使用して、ドキュメントのインデックスを作成する文字エンコーディングを指定します。デフォルトは、ISO-8859-1 です。インデックスエンジンは、埋め込まれたメタタグから HTML ドキュメントのエンコーディングを判定しようとします。エンコーディングが指定されていない場合、デフォルトのエンコーディングが使用されます。

コレクション内のドキュメントの言語とエンコーディングはただ 1 つに制限されません。ドキュメントを追加するときに指定できるエンコーディングは 1 つだけです。ただし、次にコレクションにドキュメントを追加するときは、別のエンコーディングを選択できます。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Configure Collection」ページ

コレクションを作成したら、「Configure Collection」情報ページを使用して、次の方法でコレクションを設定できます。

詳細は、「Configuring a Collection」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して更新するコレクションを指定し、「Go」をクリックします。

Go: コレクションを選択したら、このボタンをクリックします。

Document Root: コレクションのプライマリドキュメントディレクトリを表示します。

Display Name: 検索クエリページに表示されるコレクション名。これは、ユーザーがテキスト検索インタフェースを使用しているときに、ユーザーに対して表示されます。表示名は、できるだけ、内容がわかりやすいものにします。最大で 128 文字まで、一重引用符または二重引用符を除くすべての文字を使用できます。

Description: テキストによるコレクションの説明。

Document URI: 検索クエリが解決されるドキュメントルートの新規 URl を指定します。たとえば、最初に、URL マッピング /publisher/help によって定義されたファイルに対応するファイルのディレクトリのインデックスを作成し、そのあと、よりシンプルな /helpFiles にそのマッピングを変更した場合には、このフィールドで /publisher/help の URL を /helpFiles に置き換えます。


「Additional Document Directories」ページからドキュメントルートの URI マッピングを変更していない限り、Document URI を変更することはできません。詳細は、「Setting Additional Document Directories」を参照してください。


Enabled: コレクションの検索を有効にするときは、これを選択します。このボックスを選択しない場合、コレクションの検索は無効になります。コレクションは、検索クエリページに表示されません。このボックスは、デフォルトで選択されています。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Update Collection」ページ

コレクションを作成したら、「Update Collection」ページを使用して、コレクションにファイルを追加したり、または削除したりできるようになります。ドキュメントは、コレクションの作成中に指定されたディレクトリの下からしか追加できません。詳細は、「Updating a Collection」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して更新するコレクションを指定し、「Go」をクリックします。

Go: コレクションを選択したら、このボタンをクリックします。

Document Root: コレクションのプライマリドキュメントディレクトリを表示します。

Display Name: 検索クエリページに表示されるコレクション名を表示します。

Documents Currently in the Collection: 現在選択しているコレクションにインデックスエントリを持つドキュメントを最大で 100 件表示します。

Previous および Next: 「Previous」ボタンと「Next」ボタンを使用して 100 ファイル以上を含むコレクションの中の前または次の 100 ファイルを表示します。

Pattern: ワイルドカードを指定してインデックスを作成するか、コレクションから削除するファイルを選択します。ワイルドカードについては、「Wildcards Used in the Resource Picker」を参照してください。


警告

ドキュメントを追加するとき、特定のファイルのみのインデックスが作成されるようにワイルドカードパターンを慎重に使用してください。たとえば、*.* と指定すると、実行可能ファイルや Perl スクリプトのインデックスまで作成されてしまう場合があります。


Include Subdirectories: サーバーが、コレクションに定義されているドキュメントディレクトリの、サブディレクトリ内にあるすべての一致ドキュメントのインデックスを作成し、追加するかどうかを指定します。このボックスは、デフォルトで選択されています。

Default Encoding: ドロップダウンメニューを使用して、ドキュメントのインデックスを作成する文字エンコーディングを指定します。デフォルトは、ISO-8859-1 です。インデックスエンジンは、埋め込まれたメタタグから HTML ドキュメントのエンコーディングを判定しようとします。エンコーディングが指定されていない場合、デフォルトのエンコーディングが使用されます。

コレクション内のドキュメントの言語とエンコーディングはただ 1 つに制限されません。ドキュメントを追加するときに指定できるエンコーディングは 1 つだけです。ただし、次にコレクションにドキュメントを追加するときは、別のエンコーディングを選択できます。

Add documents: 指定されたファイルとサブディレクトリをサーバーに追加します。ドキュメントは、コンテンツの作成中に指定されたディレクトリの下にある場合に限り、追加することができます。

Remove documents: コレクションからファイルとそのメタデータのエントリを削除します。実際のファイル自体は、ファイルシステムから削除されません。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Maintain Collection」ページ

コレクションを作成したら、「Maintain Collection」ページを使用して、コレクションのインデックスの再作成、または削除を行うことができます。詳細は、「Maintaining a Collection」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して管理するコレクションを指定し、「Go」をクリックします。

Go: コレクションを選択したら、このボタンをクリックします。

Document Root: コレクションのプライマリドキュメントディレクトリを表示します。

Display Name: 検索クエリページに表示されるコレクション名を表示します。

Reindex: コレクション内にすでにエントリを持つ各ファイルを探して、その属性と内容のインデックスを再作成します。「Reindex」を選択しても、新しいコンテンツのインデックスをコレクションに作成しませんが、既存のコンテンツを更新します。このオプションはまた、サーバーファイルシステムにソースドキュメントが存在しない場合にコレクションのエントリを削除します。

Remove Collection: コレクションを削除します。元のソースドキュメントは、削除されません。コレクションが削除されると、検索クエリページでユーザーが参照できなくなり、このコレクションに関連付けられたすべての設定ファイルとインデックスファイルが削除されます。コレクションを生成した実際のドキュメントはファイルシステムから削除されず、コレクションの中のインデックスエントリのみが削除されます。


コレクションの削除にローカルのファイルマネージャを使用しないでください。対応する設定ファイルが更新されません。


Help: オンラインヘルプを表示します。


「Add Scheduled Maintenance」ページ

「Add Scheduled Maintenance」ページは、指定の時刻にコレクションの再インデックス化または更新を行うときに使用されます。定期保守を追加した後、UNIX/Linux ユーザーは、変更を有効にするために、schedulerd cron コントローラを再起動する必要があります。

cron 制御については、「Using schedulerd Control-based Log Rotation (UNIX/Linux)」を参照してください。定期保守の追加については、「Adding Scheduled Collection Maintenance」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して、定期保守を実行するコレクションを指定します。

Task: ドロップダウンリストを使用して、次の操作のいずれか 1 つを選択します。

OK: エントリを保存します。変更を有効にするには、cron サーバーを再起動する必要があります。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Edit Scheduled Maintenance」ページ

「Edit Scheduled Maintenance」ページでは、定期保守を再設定し、変更された要件に合わせることができます。定期保守を編集した後、UNIX/Linux ユーザーは、変更を有効にするために、schedulerd cron コントローラを再起動する必要があります。

cron 制御については、「Using schedulerd Control-based Log Rotation (UNIX/Linux)」を参照してください。定期保守の編集については、「Editing Scheduled Collection Maintenance」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して定期保守を再設定するコレクションを指定し、「Go」をクリックします。

Go: コレクションを指定したら、このボタンをクリックして、そのコレクションのタスクを表示します。

Task: このコレクションのタスクの種類 (「Reindex」または「Update」) が表示されます。

Pattern (Encoding): インデックスが作成されるファイルタイプが一覧表示されます。

Time: 定期保守を実行する時刻がリスト表示されます。

Days: 定期保守を実行する日付がリスト表示されます。

Edit: 時刻と日付の設定を編集するときは、「Edit」リンクをクリックします。変更を加え、「OK」をクリックしてください。

OK: エントリを保存します。変更を有効にするには、cron サーバーを再起動する必要があります。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Remove Scheduled Maintenance」ページ

「Remove Scheduled Maintenance」は、コレクションの定期保守を削除するために使用されます。定期保守には、指定した時刻にコレクションのインデックスの再作成や更新を行うことが含まれます。定期保守を削除した後、UNIX/Linux ユーザーは、変更を有効にするために、schedulerd cron コントローラを再起動する必要があります。

cron 制御については、「Using schedulerd Control-based Log Rotation (UNIX/Linux)」を参照してください。定期保守の削除については、「Removing Scheduled Collection Maintenance」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Collection Name: ドロップダウンリストを使用して、定期保守を削除するコレクションを指定し、「Go」をクリックします。

Go: コレクションを選択したら、このボタンをクリックします。

Delete: 定期保守タスクを削除するときは、ボックスを選択し、「OK」をクリックします。

Task: このコレクションのタスクの種類 (「Reindex」または「Update」) が表示されます。

Pattern (Encoding): インデックスが作成されるファイルタイプが一覧表示されます。

Time: 定期保守の時刻がリスト表示されます。

Days: 定期保守の日付がリスト表示されます。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



前へ      目次     


Copyright 2004 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.