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サブジェクトの追加

サブジェクトは、ポリシーを適用するサブジェクトを定義します。

  1. ポリシーのサブジェクトを定義するには、「表示」メニューから「サブジェクト」を選択し「新規」をクリックします。
  2. デフォルトのサブジェクトタイプを次の中から選択します。
  3. 認証済みユーザー : このサブジェクトタイプは、有効な SSOToken を持つユーザーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。

    Access Manager ロール : このサブジェクトタイプは、Access Manager ロールのメンバーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。Access Manager ロールは Access Manager を使用して作成されます。これらのロールは、Access Manager によって指示されるオブジェクトクラスを持っています。Access Manager ロールは、Access Manager ポリシーサービスのホスティングを使用した場合にだけアクセスできます。Access Manager ロールのメンバーシップの評価は、Access Manager SDK とキャッシュにアクセスするため、迅速に行われます。

    LDAP グループ: このサブジェクトタイプは、LDAP グループのメンバーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。

    LDAP ロール : このサブジェクトタイプは、LDAP ロールのメンバーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。LDAP ロールは、Directory Server ロール機能を使用するロールの定義です。これらのロールは、Directory Server ロール定義によって指示されるオブジェクトクラスを持っています。LDAP ロール検索フィルタは、ポリシー設定サービスで変更し、検索範囲を絞ってパフォーマンスを向上させることができます。

    LDAP ユーザー : このサブジェクトタイプは、LDAP ユーザーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。

    組織 : このサブジェクトタイプは、ポリシーが作成された組織のメンバーがこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。

    Web サービスクライアント : このサブジェクトタイプは、SSOToken に含まれる主体の DN がこのサブジェクトで選択された値に一致する場合に、SSOToken によって識別される Web サービスクライアント (WSC) がこのサブジェクトのメンバーであることを意味します。有効な値は、ローカル JKS キーストアにある信頼できる証明書の DN です。これは、信頼できる WSC の証明書に対応します。このサブジェクトは、Liberty Web サービスフレームワークに依存しており、Liberty サービスプロバイダが WSC を認証する場合にだけ使用されます。

    「次へ」をクリックして先に進みます。

  4. サブジェクトの名前を入力します。
  5. 「排他的」フィールドを選択または選択解除します。
  6. このフィールドが選択されていない場合 (デフォルト)、ポリシーはサブジェクトのメンバーであるアイデンティティに適用されます。このフィールドが選択されている場合、ポリシーはサブジェクトのメンバーでないアイデンティティに適用されます。

    ポリシーに複数のサブジェクトが存在する場合、それらサブジェクト中のどれか 1 つでも、ポリシーが特定のアイデンティティに適用されることを暗に意味していると、ポリシーはそのアイデンティティに適用されます。

  7. 検索を実行して、サブジェクトに追加するアイデンティティを表示します。この手順は、認証済みユーザーサブジェクトや Web サービスクライアントオブジェクトには適用されません。
  8. デフォルト (*) の検索パターンでは、適切なすべてのエントリが表示されます。

  9. サブジェクトに追加する個別のアイデンティティを選択するか、「すべて追加」をクリックしてすべてのアイデンティティを一度に追加します。「追加」をクリックして、「選択リストボックス」にアイデンティティを移動します。この手順は、認証済みユーザーサブジェクトや Web サービスクライアントオブジェクトには適用されません。
  10. 「了解」をクリックします。
  11. サブジェクトの名前、タイプ、および排他的であるかどうかが「サブジェクト」の表に表示されます。「保存」をクリックします。
  12. ポリシーからサブジェクトを削除するには、サブジェクトを選択して、「削除」、「保存」の順にクリックします。

    サブジェクト名の横にある「編集」リンクをクリックすれば、サブジェクトの定義を編集できます。


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