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ロールに対するサービスのカスタマイズ

ロールに提供されたサービスと、サービス属性に対するアクセスレベルを、ロール別にカスタマイズできます。それぞれの使用可能なサービスは、ロール固有の値を属性に設定することによって、ロールに対してカスタマイズできます。また、それぞれのサービスとサービスの属性にアクセスを許可することもできます。特定のタイプのユーザー (たとえば管理職) だけをサービスにアクセスさせたい場合もあります。これを実現するには、すべてのユーザーにサービスを割り当てますが、ロールに所属する管理職タイプだけに特定のサービス対するアクセスを許可します。

サービス属性に同じロジックを適用します。ユーザーのアカウントは多くの属性により構成されており、そのうちのいくつか (アカウントの有効期限など) にはユーザーのアクセスが許可されていません。アカウントの管理者にはこの属性へのアクセスを許可できますが、ユーザー (アカウントの所有者) には許可できません。サービスと属性へのアクセスのカスタマイズは、ナビゲーション区画のロールの「サービス」ビューで行うことができます。

サービスを表示させるには、最初に組織レベルでサービスを追加する必要があります。ロールに追加されるユーザーは、そのロールのサービス属性を継承します。

サービスの設定

  1. ロールの「サービス」ビューで、このロールの「サービス設定」と名付けられたセクションに移動します。
  2. サービス名の横にある「編集」リンクをクリックして、ロールに対して許可するサービスを選択します。
  3. サービステンプレートを作成していない場合は、作成するよう要求されます。「はい」をクリックします。

  4. サービス属性を変更します。特定のサービス属性に関する詳細は、このマニュアルの第 3 部「Attribute Reference Guide」を参照してください。
  5. 「了解」をクリックします。

  6. サービスへのアクセスを拒否 (チェックマークをオフ) すると、ロールを処理するユーザーの Access Manager コンソールにサービスが表示されなくなります。また、ユーザーの登録または登録の解除、ユーザーに対するサービスの割り当て、あるいは、サービステンプレートの作成、削除、表示、変更ができなくなります。


属性アクセスのカスタマイズ

  1. ロールの「サービス」ビューで、このロールの「サービスアクセス」と名付けられたセクションに移動します。
  2. 変更するサービスの「有効」または「無効」の状態を選択します。「有効」を選択すると、アクセスを変更できます。「無効」を選択すると、アクセスを変更できません。
  3. 「アクセスを変更」リンクをクリックします。
  4. 「読み取り/書き込み」または「読み取り専用」チェックボックスをオンにすることで、属性へのアクセスレベルを割り当てます。
  5. 「了解」、「保存」の順にクリックします。

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