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「新規サフィックス」 または「新規サブサフィックス」ダイアログボックスのオプション
サフィックスまたはサブサフィックスを作成するときのオプションでは、該当するデータベースファイルの場所を指定したり、サフィックスの設定を初期化したりできます。
データベース情報:
データベースの名前と位置を指定するには、次のオプションを使用します。デフォルトでは、データベースファイルは次の場所に格納されます。
serverRoot/slapd-serverID/db/suffixDBname
suffixDBname は、サフィックスの代表的なデータベース名です。多くの場合、サフィックス DN の最初のネーミング属性の値です。
名前: データベースに別の名前を指定するには、「カスタムを使用」ラジオボタンをクリックし、テキストフィールドに名前を入力します。データベース名はディレクトリ名でもあるため、ASCII (7 ビット) 英数文字、ハイフン (-)、およびアンダースコア (_) だけを使用できます。
パス: データベースディレクトリとして別の場所を指定するには、サーバーマシン上のパスを入力するか、「参照」をクリックしてディレクトリを検索します。新しいパスは、新しいサーバーアプリケーションで使用できるパスにする必要があります。
サフィックスの設定
新しいサフィックスまたはサブサフィックスの設定を初期化するために、既存のサフィックスの設定のすべてまたは一部をクローン化できます。既存の 1 つのサフィックスに属するインデックス設定またはレプリケーション設定のどちらかまたは両方をクローン化できます。たとえば、サプライヤレプリカである既存のサフィックスと同様に、新しいサフィックスをレプリケートできます。
サフィックス設定をクローン: 次のフィールドで指定する設定をクローン化するには、このチェックボックスを選択します。このオプションを選択しない場合、新しいサフィックスはデフォルトのシステムインデックスで作成され、暗号化属性とレプリケーションは設定されません。
クローンしたい場所からサフィックスを選択: 設定をクローン化する既存のサフィックスを選択するには、このドロップダウンリストを使用します。
インデックス設定をクローン: このチェックボックスを選択すると、サフィックスは、クローン化されるサフィックスと同じインデックス設定を持ちます。デフォルトのインデックス設定を使用するには、このチェックボックスの選択を解除します。
属性の暗号化設定をクローン: このチェックボックスを選択すると、新しいサフィックスは、クローン化されるサフィックスと同じ属性を暗号化します。
レプリケーション設定をクローン: このチェックボックスを選択すると、サフィックスは、レプリケーションアグリーメントも含めて、クローン化されるサフィックスと同じレプリカ設定を持ちます。新しいサフィックスで同じレプリケーション設定を使用しない場合は、このチェックボックスの選択を解除します。
関連項目
『Sun Java(TM) System Directory Server 管理ガイド』の第 3 章の「サフィックスの作成と管理」