Sun Java(TM) System Administration Server オンラインヘルプ |
管理サーバー設定の「ユーザーディレクトリ設定」タブ
この画面は、ユーザーディレクトリを持っている Directory Server を指定するために使用します。ユーザーディレクトリにはディレクトリユーザーの ID が含まれていて、Sun Java System サーバーにログオンするユーザーを認証するために使用されます。
デフォルトのユーザーディレクトリを使用: ドメインに関連付けられているユーザーディレクトリを使用する場合は、このオプションを選択します。その LDAP URL がここに表示されます。デフォルトのユーザーディレクトリは、サーバーのインストール時に定義されたディレクトリです。
ユーザーディレクトリの設定: デフォルト以外のユーザーディレクトリを使用する場合は、このオプションを選択します。次のオプションは、このオプションを選択したときだけ使用できます。
LDAP ホストとポート: ユーザーディレクトリを持っているホストの完全修飾のドメイン名とポート番号を指定します。ユーザーディレクトリが複数個ある場合は、次のように、各ホスト名をスペースで区切ります。
east.example.com:389 eastreplica.siroe.com:398
最初のホストのあとに指定したホストは、すべてフェイルオーバーサーバーとして認識され、最初のサーバーに到達できない場合だけ接続されます。
Note 「LDAP ホストとポート」フィールドに複数のホストを指定する場合、「セキュリティ保護された接続」、「ユーザーディレクトリサブツリー」、「バインド DN」、および「バインドパスワード」の各フィールドに同じ設定を使用するには、ホストをすべて同じように設定する必要があります。
セキュリティ保護された接続: 上記のユーザーディレクトリにセキュリティ保護されたポートを指定した場合は、このチェックボックスを選択します。このオプションを使用するには、管理サーバーと上記のユーザーディレクトリのすべてで SSL を有効にする必要があります。
ユーザーディレクトリサブツリー: 上記のユーザーディレクトリの中で、ユーザー ID を含んでいるサブツリーのベース DN を入力します。ベース DN は、通常の場合、ユーザー ID が含まれている dc=example,dc=com などのルートサフィックスです。
バインド DN: 上記のユーザーディレクトリにアクセスできるユーザーの識別名を uid=jdoe,ou=People,dc=example,dc=com などのように入力します。
バインドパスワード: 前のフィールドで指定したユーザーのパスワードを入力します。