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「オブジェクトクラスの作成」または「オブジェクトクラスの編集」ダイアログボックス

このダイアログボックスは、ディレクトリに新しいオブジェクトクラスを作成したり、既存のオブジェクトクラスを編集したりするために使用します。既存のオブジェクトクラスの編集時には、ダイアログボックスのフィールドにそのプロパティがデフォルト値として表示されます。

名前: オブジェクトクラスの一意の名前を入力します。既存のオブジェクトクラスを編集するときは、その名前を変更できません。

親: 新しいオブジェクトクラスが属性と構造を継承する元のオブジェクトクラスを特定します。親オブジェクトクラスには、ドロップダウンリストの既存のオブジェクトクラスを任意に選択できます。親から継承した必須属性と許可された属性は、自動的に判別され属性リストに表示されます。親を選択しなかった場合、デフォルトの親クラス top が必要になります。

OID (オプション): オブジェクトクラスの OID (オブジェクト識別子) を入力します。OID は、特定のディレクトリ内で、および複数のディレクトリ間でデータを共有するときに、オブジェクトクラスを一意に識別する分類文字列です。標準形式は、2.16.840.1.113730.3.2.2 のようにドットで区切られた一連の整数です。OID を指定しない場合は、デフォルト値が ObjectClassName-oid になります。たとえば、OID を指定しないで division というオブジェクトクラスを作成した場合は、ディレクトリが自動的に division-oid という OID を作成します。

既存のオブジェクトクラスを編集するときは、その OID を変更できません。

利用可能な属性: このリストには、スキーマ内のすべての属性が一覧表示されます。ただし、親オブジェクトクラスから継承された属性は表示されません。1 つ以上の属性を選択して、オブジェクトクラスに追加します。属性を選択したら、「必須属性」または「許可された属性」リストボックスの横にある「追加」ボタンをクリックします。

必須属性: このリストには、このオブジェクトクラスのエントリを追加または変更するときに、値の入力が必要なオブジェクトクラスの属性が一覧表示されます。このリストから 1 つ以上の属性を削除するには、属性を選択し、対応する「削除」ボタンをクリックします。継承された属性は、グレー表示され、削除できません。

許可された属性: このリストには、このオブジェクトクラスのエントリを追加または変更するときに、値を指定できるオブジェクトクラスの属性が一覧表示されます。このリストから 1 つ以上の属性を削除するには、属性を選択し、対応する「削除」ボタンをクリックします。継承された属性は、グレー表示され、削除できません。

関連項目

『Sun ONE Directory Server Reference Manual』の第 10 章「Object Class Reference」


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