Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド |
「Logs」タブ (Virtual Server Manager)
「Logs」タブには、選択した仮想サーバーのレポートを生成するためのページが 1 ページだけ含まれています。
最初に、仮想サーバーが使用する新規アクセスログを作成し、それから、この新規アクセスログを仮想サーバーの設定に追加します。仮想サーバーをまだ作成していない場合に、サーバーマネージャの Magnus Editor を使用して LogVsId 値をオンにするか、magnus.conf ファイルを手動で編集すると、エラーメッセージが表示されます。複数の仮想サーバーを使用している場合は、サーバーマネージャの「Logging Preferences」のカスタム書式行に %vsid% を追加するか、または、magnus.conf ファイルを手動で編集します。これらの動作の詳細については、「Setting Access Log Preferences」を参照してください。
デフォルト設定は、すでに選択されています。
次の各要素が表示されます。
Server name: レポート生成の対象とするサーバーの名前を指定します。
Output type: レポートを HTML ファイルとプレーンテキスト (ASCII) ファイルのどちらに出力するかを指定します。
Log File: レポートの生成元となるログファイルを指定します。
Output file: レポート出力先の絶対パスを指定します。このフィールドを空白のままにしておくと、ログアナライザは画面に結果を表示します。大きなログファイルほど、画面表示により長い時間がかかるので、結果はファイルに保存することをお勧めします。
Totals: 統計情報の合計を生成するかどうかを指定します。統計情報の合計を生成しない場合には、「Do not generate totals」を選択します。合計を生成する場合には、次の中から選択します。
- Total hits: アクセスログ機能を使用可能にしたあとにサーバーが受信した要求数
- 304 (Not Modified) status codes: 要求を行なっているクライアントが、要求したドキュメントをサーバーから取得せずに、そのローカルコピーを使用した回数
- 302 (Redirects) status codes: 元の URL が移動されたので、サーバーが新しい URL にリダイレクトした回数
- 404 (Not Found) status codes: サーバーが要求されたドキュメントを見つけ出せなかった回数、およびクライアントが承認されたユーザーではないのでサーバーがドキュメントを提供しなかった回数
- 500 (Server Error) status codes: サーバーに関連するエラーが発生した回数
- Total unique URLs: アクセスログを使用可能にしたあとにアクセスされた一意の URL の数
- Total unique hosts: アクセスログを使用可能にしたあとにサーバーにアクセスした一意のクライアントホストの数
- Total kilobytes transferred: アクセスログを使用可能にしたあとにサーバーが転送したデータ量 (K バイト単位)
General Statistics: 一般統計情報 (general statistics) を生成するかどうかを指定します。統計情報の合計を生成しない場合には、「Do not generate totals」を選択します。統計情報を生成する場合には、次の中から選択します。
- Find top number seconds of log: 一番新しい統計対象期間 (秒数) からの情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number minutes of log: 一番新しい統計対象期間 (分数) からの情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number hours of log: 一番新しい統計対象期間 (時間数) からの情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number users (if logged): ユーザー数からの情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number referers (if logged): referer 数からの情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number user agents (if logged): たとえばブラウザの種類、バージョン、オペレーティングシステムなどのユーザーエージェントに関する情報に基づいて、統計情報を生成する
- Find top number miscellaneous logged items (if logged): ユーザー数からの情報に基づいて、統計情報を生成する
Generate Lists: リストを生成するかどうかを指定します。リストを生成しない場合には、「Do not generate any list」を選択します。リストを生成する場合には、次の中から選択します。
- number most commonly accessed URL: 最も頻繁にアクセスされた URL、または、アクセス数が指定された数を超えた URL を表示する
- URLs that were accessed more than number times: アクセス数が指定された数を超えた URL を表示する
- number hosts most often accessing your server: サーバーに最も頻繁にアクセスしているホスト、またはアクセス数が指定された数を超えたホストを表示する
- Hosts that accessed your server more than number times: サーバーに指定回数より多くアクセスしたホストを表示する
Output order: 出力順を指定します。レポートにセクションを表示する順番として、項目に 1 〜 3 の優先順位を割り当てます。特定のセクションを生成しない場合には、そのセクションは自動的に省略されます。
OK: エントリを保存します。
Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。
Help: オンラインヘルプを表示します。