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Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド

「WebDAV」タブ


「WebDAV」タブでは、仮想サーバーの WebDAV コレクションの作成と編集を行うことができます。さらに、WebDAV 機能が有効であるリソースに異なるレベルのロックを配置することもできます。「WebDAV」タブには、次のページがあります。


「DAV Configuration」ページ

「DAV Configuration」ページを使用すると、特定の WebDAV プロパティのデフォルト値を編集できます。WebDAV については、「Using WebDAV」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Lock Database: ロックデータベースが保持されるディレクトリを指定します。デフォルトでは、ロックデータベースは、server_instance/lock-db/vs_id ディレクトリで作成され、これが表示される値になります。ロックデータベースを他の何からの場所で保守したい場合、ここでパスを指定します。

Minimum Lock Timeout (seconds): 秒単位でロックの最小存続時間を指定します。-1 はロックが無期限であること、0 はロックの解除を示します。

Limit XML Request Body: XML 要求ボディの最大サイズを指定します。この値を設定して、サービス妨害攻撃を防ぐ必要があります。デフォルト値は 8192 です。

Maximum Property Depth: ドロップダウンリストを使用して PROPFIND 要求のレベルを指定します。PROPFIND メソッドにより、要求した URI で識別されるリソースで定義されているプロパティを、次のいずれかを選択して検索します。

Enabled: ドロップダウンリストから「TRUE」または「FALSE」を選択して、新しい WebDAV コレクションを有効または無効にします。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Add DAV Collection」ページ

「Add DAV Collection」ページでは、WebDAV コレクションを選択した仮想サーバーに作成できます。これにより、WebDAV を使用し分散したユーザーと共有できるコレクションを作成できます。ユーザーは、互いの変更を上書きすることなく、リソースへのアクセスのほか、リソースのロック、変更、およびロックの解除を行うことができます。

WebDAV コレクションは、簡単に検索およびブラウズを行うことができます。コレクションにアクセス制御制限を設定し、不正なアクセスを防止することもできます。Sun ONE Web Server 6.1 がホストである WebDAV リソースにアクセスするには、Adobe GoLive、Macromedia DreamWeaver など WebDAV をサポートするあらゆるクライアントソフトウェアを使用できます。

WebDAV については、「Using WebDAV」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

URI: アクセスするコンテンツの URI を指定します。

Source URI: アクセスするソースの URI を指定します。デフォルト値は、uri パラメータの値です。

Lock Database: ロックデータベースが保持されるディレクトリを指定します。値を指定しない場合、ロックデータベースが server_instance/lock-db/vs_id ディレクトリに作成されます。

Minimum Lock Timeout (seconds): 秒単位でロックの最小存続時間を指定します。-1 はロックが無期限であること、0 はロックの解除を示します。

Limit XML Request Body: XML 要求ボディの最大サイズを指定します。この値を設定して、サービス妨害攻撃を防ぐ必要があります。デフォルト値は 8192 です。

Maximum Property Depth: ドロップダウンリストを使用して PROPFIND 要求のレベルを指定します。PROPFIND メソッドにより、要求した URI で識別されるリソースで定義されているプロパティを、次のいずれかを選択して検索します。

Enabled: ドロップダウンリストから「TRUE」または「FALSE」を選択して、新しい WebDAV コレクションを有効または無効にします。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Edit WebDAV Collections」ページ

「Edit WebDAV Collections」ページを使用すると、選択した仮想サーバー上の WebDAV コレクションのプロパティを変更することができます。WebDAV コレクションにアクセス制御制限を設定し、不正なアクセスを防止することもできます。

WebDAV については、「Using WebDAV」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Delete: コレクションを削除するときは、このボックスを選択します。

URI: アクセスするコンテンツの URI を一覧表示します。

Enabled: WebDAV コレクションを有効にするか、無効にするかを指定します。

Advanced: 「Edit DAV Collection」ページで WebDAV コレクションのプロパティを編集するときは、「Edit Collection」ボタンをクリックします。このページの要素の詳細については、「「Edit DAV Collection」ページ」を参照してください。

Setup ACL: 「WebDAV ACL Setup for URI」ページでコレクションのアクセス制御制限を設定するときは、「Edit ACL」ボタンをクリックします。このページの要素の詳細については、「「WebDAV ACL Setup for URI」ページ」を参照してください。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Edit DAV Collection」ページ

「Edit DAV Collection」ページでは、選択した WebDAV コレクションのプロパティを変更できます。WebDAV については、「Using WebDAV」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

URI: アクセスするコンテンツの URI を指定します。

Source URI: アクセスするソースの URI を指定します。デフォルト値は、uri パラメータの値です。

Lock Database: ロックデータベースが保持されるディレクトリを指定します。値を指定しない場合、ロックデータベースが server_instance/lock-db/vs_id ディレクトリに作成されます。

Minimum Lock Timeout (seconds): 秒単位でロックの最小存続時間を指定します。-1 はロックが無期限であること、0 はロックの解除を示します。

Limit XML Request Body: XML 要求ボディの最大サイズを指定します。この値を設定して、サービス妨害攻撃を防ぐ必要があります。デフォルト値は 8192 です。

Maximum Property Depth: ドロップダウンリストを使用して PROPFIND 要求のレベルを指定します。PROPFIND メソッドにより、要求した URI で識別されるリソースで定義されているプロパティを、次のいずれかを選択して検索します。

Enabled: ドロップダウン リストから「TRUE」または「FALSE」を選択して、WebDAV コレクションを有効または無効にします。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「WebDAV ACL Setup for URI」ページ

「WebDAV ACL Setup for URI」ページでは、選択した WebDAV リソースへの不正なアクセスを防止するため、ACL の作成および変更を行うことができます。

次の各要素が表示されます。

Select ACL File: ドロップダウンリストから ACL ファイルを選択します。デフォルトでは、この値はserver_root/httpacl/generated.server_name.aclです。

Create/Edit Access Control for URI: アクセス制御設定の作成または設定を行う URI を指定し、このボタンをクリックして、「Access Control Rules for」ページで ACL 設定を行います。指定する URI は、アクセス制御が設定され、親の DAV 有効ソース URI の下に存在します。

Create/Edit Access Control for a source URI: アクセス制御設定の作成または設定を行う URI を指定し、このボタンをクリックして 「Access Control Rules for」ページで ACL 設定を行います。指定するソース URI は、アクセス制御が設定され、親の DAV 有効 URI の下に存在します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Lock Management」ページ

「WebDAV Lock Management」ページでは、ロックデータベースのロックされた WebDAV リソースについてのデータの検索および一覧表示を行います。WebDAV については、「Using WebDAV」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Select Lock Database: ロックデータベースの場所を指定します。このデータベースには、ロックされているコレクション、ロック方式の種類、ロック期間に関する詳細な情報が記録されています。

Select DAV Collection: ドロップダウンリストを使用して、コレクション URI を指定します。

List Lock Info: ロックデータベースからロックの詳細を取得して表示するときは、このボタンをクリックします。これらの詳細が検索できない場合、エラーメッセージが表示されます。

URL: ロックされたリソースの URL を一覧表示します。

Owner: ロックの所有者の名前を一覧表示します。

Lock-Scope: 「Shared」や「Exclusive」など、リソースに配置されているロックの種類を一覧表示します。

Timeout: ロックが Web サーバーにより自動的に解除されるまでの期間を、秒単位で指定します。

Expire this Lock: ロックを削除してリソースを解放するときは、このボックスを選択します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



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