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Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド

「Programs」タブ


「Programs」タブでは、サーバーサイドアプリケーションを実行できます。「Programs」タブには、次のページがあります。


「CGI Directory」ページ

「CGI Directory」ページでは、CGI プログラムを格納するディレクトリを指定できます。CGI プログラムについては、「Installing CGI Programs」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

URL Prefix: CGI ディレクトリの URL プレフィックスを指定します。このフィールドに入力するテキストは、URL では CGI プログラムのディレクトリとして表示されます。

たとえば、URL プレフィックスとして「cgi-bin」と入力した場合、このような CGI プログラムへのすべての URL が次の構造になります。

http://yourserver.domain.com/cgi-bin/program_name

指定する URL プレフィックスは、CGI ディレクトリフィールドで指定する実際の CGI ディレクトリとは違っていてもかまいません。

CGI Directory: CGI ディレクトリの絶対パスを指定します。このディレクトリは、ドキュメントルート以下にある必要はありません。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Current CGI directories: サーバーに現在定義されているすべての CGI ディレクトリを一覧表示します。CGI ディレクトリを変更するには、ディレクトリの行にある「Edit」ボタンをクリックします。CGI ディレクトリをリストから削除するには、「Remove」ボタンをクリックします。

Edit: 既存の CGI ディレクトリを編集します。表示されるページで変更を加え、「OK」をクリックします。追加モードに戻すには、ページタイトル内の「Add」をクリックします。

Remove: 登録済みの CGI ディレクトリのリストからディレクトリを削除します。ディレクトリ自体は削除されず、ここに含まれるエントリだけが削除されることに注意してください。


「CGI File Type」ページ

「CGI as a File Type」ページでは、シェル CGI 機能とファイル拡張子を関連付けることができます。これは、Windows での関連付けの作成とは異なります。詳細は、「Installing CGI Programs」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: シェル CGI タイプとして指定したいリソースを選択し、「Go」をクリックします。ディレクトリを選択すると、そのディレクトリ内のすべてのファイルがシェル CGI スクリプトとして扱われます。「Browse」ボタンをクリックしてリソースを参照することもできます。

Go: リソースを選択したら、このボタンをクリックします。

Browse: ファイルシステムをブラウズします。「Browse」をクリックすると、「Choose a Part of Your Server」ページが表示されます (「「Choose a Part of Your Server」ページ」を参照)。このページの「Options」ボタンをクリックすると、ブラウズオプションが表示されます。「Back」ボタンをクリックすると、前のページに戻ります。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定するときは、このボタンをクリックします。ワイルドカードパターンの使用法については、「Wildcards Used in the Resource Picker」を参照してください。

Activate CGI as a file type?: ファイルタイプとして CGI を有効にするかどうかを指定します。「Yes」を選択すると、CGI をファイルタイプとして 有効にし、たとえば.pl 拡張子の付いたファイルに対して関連付けを作成するなど、サーバー内のシェル CGI 機能とファイル拡張子を関連付けます。サーバーは、この拡張子を持つファイルの要求を受けると、Windows でこのファイル拡張子に関連付けられた実行可能ファイルを起動して、そのファイルをシェル CGI ファイルとして処理します。CGI、WinCGI、およびシェル CGI ファイルタイプを有効にした場合は、CGI のタイプごとに一意のサフィックスを指定する必要があります。たとえば、CGI プログラムとシェル CGI プログラムの両方にサフィックス .exe を使用することはできません。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「Query Handler」ページ

「Query Handler」ページでは、デフォルトのクエリハンドラ CGI プログラムを指定できます。詳細は、「Using the Query Handler」を参照してください。

クエリハンドラは、HTML ファイル内の ISINDEX タグによって送信されたテキストを処理します。ISINDEX は、入力可能なテキストフィールドを HTML ページに作成する点で、ページのテキストフィールドと似ています。ただし、ページのテキストフィールドの情報とは異なり、「ISINDEX」フィールド内の情報は、Return キーを押すとすぐに送信されます。デフォルトのクエリハンドラを指定した場合、入力された内容の送信先となるプログラムがサーバーに対して指定されます。ISINDEX タグについての詳細は、HTML のリファレンスマニュアルを参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: ドロップダウンリストを使用して編集するリソースを指定し、「Go」をクリックします。ディレクトリを選択する場合、サーバーがそのディレクトリまたはディレクトリ内のファイルの URL を受信したときだけ指定したクエリハンドラが実行されます。「Browse」ボタンをクリックしてリソースを参照することもできます。

Go: リソースを選択したら、このボタンをクリックします。

Browse: ファイルシステムをブラウズします。「Browse」をクリックすると、「Choose a Part of Your Server」ページが表示されます (「「Choose a Part of Your Server」ページ」を参照)。このページの「Options」ボタンをクリックすると、ブラウズオプションが表示されます。「Back」ボタンをクリックすると、前のページに戻ります。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定するときは、このボタンをクリックします。ワイルドカードパターンの使用法については、「Wildcards Used in the Resource Picker」を参照してください。

Default Query Handler: 選択したリソースに対してデフォルトとして使用する CGI プログラムへの絶対パスを指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


「WinCGI Directory」ページ

「WINCGI Directory」ページ (Windows のみ) では、Windows CGI プログラムだけを含むディレクトリを作成できます。

詳細は、次のセクションを参照してください。

次の各要素が表示されます。

URL Prefix: WinCGI ディレクトリに使用したい URL プレフィックスを指定します。つまり、入力したテキストは、Windows CGI プログラムのディレクトリとして URL に表示されます。

たとえば、URL プレフィックスとして wcgi-programs を入力すると、これらの Windows CGI プログラムへの URL は、次のようになります。

http://yourserver.domain.com/wcgi-programs/program_name

指定する URL プレフィックスは、WINCGI ディレクトリフィールドで指定する実際の Windows CGI ディレクトリとは違っていてもかまいません。

WINCGI Directory: 絶対パスとして CGI ディレクトリの場所を指定します。このディレクトリは、ドキュメントルート以下にある必要はありません。

Enable Script Tracing?: サーバーがスクリプトトレースを使用するかどうかを指定します。CGI パラメータは、ファイルを介して、サーバーから Windows CGI プログラムに渡されます。これらのファイルは、通常、Windows CGI プログラムの実行後にサーバーによって削除されます。スクリプトトレースを有効にする場合、これらのファイルは /temp ディレクトリ、または環境変数 TMPTEMP の指定先に保存されます。また、スクリプトトレースを有効にした場合には、Windows CGI プログラムによって立ち上げられたウィンドウが表示されます。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Current WINCGI directories: サーバーに現在定義されているすべての Windows CGI ディレクトリを一覧表示します。ディレクトリを変更するには、ディレクトリの行にある「Edit」ボタンをクリックします。ディレクトリをリストから削除するには、「Remove」ボタンをクリックします。

Edit: 既存の Windows CGI ディレクトリを編集します。表示されるページで変更を加え、「OK」をクリックします。追加モードに戻すには、ページタイトル内の「Add」をクリックします。

Remove: 登録済みの Windows CGI ディレクトリのリストからディレクトリを削除します。ディレクトリ自体は削除されず、ここに含まれるエントリだけが削除されます。


「ShellCGI Directory」ページ

「Shell CGI Directory」ページ (Windows のみ) では、シェル CGI ファイルだけを含むディレクトリをサーバーのドキュメントルート内に作成できます。詳細は、「Installing Shell CGI Programs for Windows」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

URL Prefix: 使用しているシェル CGI ディレクトリに関連付けられた URL プレフィックスを指定します。たとえば、C:/docs/programs/cgi/shell-cgi ディレクトリ内にすべてのシェル CGI ファイルを格納しているが、ユーザーには http://www.yourserver.com/shell/ から参照させたいときは、URL プレフィックスとして shell を入力します。

Shell CGI directory: シェル CGI ファイルを格納するため作成したディレクトリへの絶対パスを指定します。シェル CGI ディレクトリ内のファイルに対しても Windows のファイルとの関連付けが行われていることを確認します。ファイル拡張子の関連付けがないファイルを実行しようとすると、サーバーはエラーを返します。


警告

サーバーには、このディレクトリへの読み取りと実行の権限が必要です。Windows の場合は、サーバーを実行するユーザーアカウント (たとえば、LocalSystem) に、シェル CGI ディレクトリ内のプログラムに対する読み取りや実行の権限が必要です。


OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消して、ページ内の要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Current Shell CGI directories: サーバーに現在定義されているすべてのシェル CGI ディレクトリを一覧表示します。ディレクトリを変更するには、ディレクトリの行にある「Edit」ボタンをクリックします。ディレクトリをリストから削除するには、「Remove」ボタンをクリックします。

Edit: 既存のシェル CGI ディレクトリを編集します。表示されるページで変更を加え、「OK」をクリックします。追加モードに戻すには、ページタイトル内の「Add」をクリックします。

Remove: 登録済みのシェル CGI ディレクトリのリストからディレクトリを削除します。ディレクトリ自体は削除されず、ここに含まれるエントリだけが削除されます。



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