6020-VolVerify テストのオプション

管理者は、6020-VolVerify テストによって既存のアレイボリュームに対する手動のパリティーチェックを行うことができます。パリティー検査は、RAID-1 および RAID-5 ボリュームにだけ適用されます。月に一度、上書きバックアップを行う前に、6120volverify テストを使用してデータのパリティーチェックを行ってください。


注 -

6120-VolVerify を実行する前に、システムの健全性が最適な状況であることを確認してください。たとえば、再構築中の LUN がないこと、全ディスクのステータスが 0 であること、アクション可能なイベントがすべて解決されていることを確認します。



注 -

このテストでは、デフォルトのアレイパスワードを入力する必要があります。デフォルトのアレイパスワードの定義についての詳細は、設定オプションの設定を参照してください。


オプション
説明
エージェント
ホストエージェントの名前。
デバイスキー
テストするアレイのキー。
デバイス名
テストするアレイに割り当てられた名前。
製品
テストするアレイの製品名。
所在地
テストするアレイの IP アドレス。
ボリューム名
検証するボリュームの名前。このボリューム名はアレイの内部名で、ホストからは見えません。
エラー修正
RAID-5 ボリュームの場合はパリティーエラー、RAID-1 ボリュームの場合はミラー化データエラーを訂正するためのオプション。「エラー修正」を指定しないと、6120-VolVerify テストはエラーを報告しますが、修正は行いません。
「エラー修正」オプションが指定され、エラーが検出された場合は、6120-VolVerify テストによって該当するボリュームの既存のデータからパリティーが再生成されます。
レート
6120-VolVerify テストを実行する速度。実行レートは 1 〜 16 の任意の数値にします。デフォルトのレートは 1 で、データホストの性能に対する影響は最小限になります。
ユーザー
アレイでテストを起動するために必要な、現在ログインしているユーザーの名前。
パスワード
設定されている場合は、システムのデフォルトのアレイパスワード。
パスの数
アレイで実行するテストの繰り返し回数。
冗長モード
テスト結果を詳細 (冗長) にするかどうか。
結果を電子メールに送信
テスト結果の送信先の電子メールアドレス。

関連項目