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LDAP サーバープロパティの「設定」タブ
このタブには、このプロパティによって参照される LDAP サーバーの基本設定が表示されます。
ホスト : バックエンドの LDAP サーバーが動作しているホストの完全な DNS 名または IP アドレス名を示す値を入力します。この属性は必須です。
ポート : バックエンドの LDAP サーバーが動作しているポート番号を示す数値を入力します。この属性を指定しない場合に使用されるデフォルトのポートは、389 です。
SSL ポート : バックエンドサーバーが LDAPS (SSL 経由の LDAP) 接続を待機するポート番号を表す数値を入力します。これは、SSL 経由の LDAP 接続をサポートするための標準以外のメカニズムです。バックエンドの LDAP サーバーが LDAPS をサポートしていない場合は、この属性に値を設定しないでください。
キープアライブ間隔 : Directory Proxy Server が反応しないサーバーをポークして、LDAP ディレクトリサーバーへのネットワークリンクがダウンしたのか、LDAP ディレクトリサーバーが反応しなくなったのかを判断するまでの秒数を入力します。Directory Proxy Server に接続されたクライアントに保留状態の操作が含まれている場合や、ids-proxy-con-keepalive-interval 属性で指定した時間 (秒数) 内に Directory Proxy Server が接続先の LDAP サーバーからデータを受信しなかった場合は、別の通信チャネルを開くことにより、LDAP サーバーが使用可能かどうかがテストされます。Directory Proxy Server がこの処理を正常に行えない場合は、使用可能な別の LDAP サーバーで Directory Proxy Server は処理を継続します。2 番目のチャネルを正常に確立できた場合は、LDAP サーバーからデータを受信するために再度待機します。それでも Directory Proxy Server が時間内に LDAP ディレクトリサーバーからデータを受信しなかった場合は、LDAP サーバーが反応しない状態にあるとみなし、もう 1 つ別のディレクトリサーバーが使用可能な場合には Directory Proxy Server は処理を継続します。デフォルトでは、この属性の値は 180 秒です。LDAP サーバーが Directory Proxy Server と同じローカルネットワーク上にない場合は、この値を大きくすることをお勧めします。
TCP の遅延なしを有効 : この設定を無効にすると、Directory Proxy Server はこのサーバーへの接続に Nagle アルゴリズムを使用します。このオプションは、Directory Proxy Server と、このオブジェクトエントリで定義したサーバーとのネットワーク帯域幅が極端に制限されている場合にのみ無効にする必要があります。デフォルトでは、この設定は有効になっています。
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