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「属性の追加」ダイアログボックス
このダイアログボックスは、既存のエントリに属性を追加するために使用します。このダイアログボックスのリストには、編集しているエントリのオブジェクトクラスによって許可された属性だけが表示されます。
リストから 1 つ以上の属性名を選択します。必要に応じて、ダイアログボックスの上部にある言語とサブタイプを選択できます。言語とサブタイプは、追加するすべての属性に含まれます。
言語: サブタイプとして属性に割り当てることができる言語のリストが表示されます。
ユーザー名をデフォルト言語以外の文字で表記するほうが正確な場合があります。たとえば、Noriko という日本人の社員が雇用時の書類で、可能な場合は名前を日本語で表記して欲しいと要求するとします。ほかのユーザーが日本語名で検索できるように givenname 属性の言語サブタイプとして日本語を選択できます。
属性に対して言語サブタイプを指定すると、そのサブタイプが属性名に次のように追加されます。
attribute;lang-subtype
attribute はエントリに追加する属性です。subtype は言語を表す 2 文字の略語です。たとえば、次のようにします。
givenname;lang-ja
エントリ内の属性インスタンスごとに割り当てることができる言語サブタイプは 1 つだけです。複数の言語サブタイプを割り当てるには、別の属性インスタンスをエントリに追加してから、そのコピーに新しい言語サブタイプを割り当てます。
サブタイプ: 属性にサブタイプとして割り当てることができる、言語以外の一般的なサブタイプのリストが表示されます。オプションは次のとおりです。
バイナリ: 属性値がバイナリであることを示します。usercertificate;binary はその例です。
ふりがな: 属性値がふりがな表記であることを示します。このサブタイプは、attribute;phonetic のように属性名に追加されます。このサブタイプは、複数の表記を持ち、その一方がふりがな表記である言語の言語サブタイプと組み合わせて、広く使用されます。cn または givenname などのユーザー名を含む属性で使用する場合があります。たとえば、givenname;lang-ja;phonetic は、属性値がエントリの日本語名のふりがなを表記したバージョンであることを示します。
了解: 選択した属性とオプションのサブタイプを「汎用エディタ」ダイアログボックスのエントリに追加するには、「了解」をクリックします。