Sun Java(TM) System Directory Server オンラインヘルプ |
サーバー設定の「SNMP」タブ
このタブは、ディレクトリ用の SNMP (Simple Network Management Protocol) を設定するために使用します。SNMP を使用すると、ネットワーク管理者は、ディレクトリの実行時の状態に関する情報にアクセスできます。
統計収集を有効に: Directory Server でサーバー統計を収集し、SNMP によって公開するには、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスの選択を解除すると、SNMP によって入手できる情報は不正確になります。
マスターエージェント (UNIX システムのみ)
UNIX システムでは、ディレクトリ統計を公開するサブエージェントにマスターエージェントがアクセスする必要があります。
マスターホスト: マスターエージェントがインストールされているマシンのホスト名を指定します。デフォルトは localhost です。
マスターポート: マスターエージェントと通信するポート番号を指定します。デフォルトは 199 です。
説明のプロパティ
SNMP サブエージェントは、サーバー統計のほかに、ユーザー定義の 4 つのテキストフィールドも公開します。これらのフィールドは、SNMP を使用してディレクトリ統計を監視しているすべてのネットワーク管理者に表示されます。新しい値を公開するには、フィールドを変更したあとで SNMP サブエージェントを再起動する必要があります。
説明: ディレクトリサーバーインスタンスを説明する文字列です。たとえば、Company-wide phonebook と入力します。
組織: ディレクトリを所有する、あるいはディレクトリを担当する組織の名前です。たとえば、Example.com IT Department と入力します。
場所: ディレクトリの物理的な場所です。たとえば、Server room, main building と入力します。
連絡先: ディレクトリサーバーの保守担当者の電子メールアドレスを指定します。
サブエージェントボタン
これらの 3 つのボタンをクリックすると、UNIX 上の SNMP サブエージェントまたは Windows NT 上の SNMP サービスを起動、停止、または再起動できます。
関連項目
『Sun ONE Directory Server 管理ガイド』の第 13 章「SNMP を使用した Directory Server の監視」
『Sun ONE Server コンソール管理ガイド』の第 11 章「サーバー監視のための SNMP の使用」