このウィザードに従って、ボリュームを作成できます。処理が完了するまで、システムやストレージの構成に変更を加えることはできません。作業完了時に、実行する処理を確認してから適用できます。
このプロセスには次の内容が含まれます。
ディスクセットを選択する (ディスクセットを使わずに先に進むことも可能)
作成するボリュームの種類 (RAID0、RAID1、RAID5、トランザクション、ソフトパーティション) を選択する
新しいボリュームに名前を付ける
新しいボリュームを構成するコンポーネントを選択する
新しいボリュームにパラメータを設定する
必要に応じて、ホットスペアプールを選択するか、または新しいホットスペアプールを作成する (ホットスペアプールを使わずに先に進むことも可能)
実行するコマンドを確認し、プロセスを終了する
この手順では次のどちらかを選択します。
「状態データベース複製を作成しない」(使用するシステムに既存の状態データベース複製がある場合)
新しい状態データベース複製を作成」(別の状態データベース複製を追加して設定情報を含める場合)
このオプションを選択すると、このウィザードが取り消されて新しいウィザードが開き、状態データベース複製を作成できます。そのウィザードを完了したあと、もう一度このウィザードを開いて新しいボリュームを作成することができます。
状態データベースは、拡張ストレージ構成の状態情報をディスクに格納します。管理者が構成を変更するか、または物理デバイスの障害などが原因で状態が変更されると、拡張ストレージは状態データベースを自動的に更新します。状態データベースを複製して複数のコピーを作成することにより、データが常に有効になり、データ損失の危険からも確実に保護されます。拡張ストレージが機能するには、状態データベースおよびその複製が存在する必要があります。