ServeRAID マネージャー・エージェントの構成

ServeRAID マネージャー・エージェントのポート番号およびアラームを構成することができます。 また、イベントをオペレーティング・システムのイベント・ログに記録するように ServeRAID マネージャー・エージェントを構成できます。 エージェントを構成するには、ファイル RaidAgnt.pps を編集してください。 このファイルは、ServeRAID マネージャーをインストールしたディレクトリーにあります。 ServeRAID マネージャー・エージェントの実行中にこれらの設定を変更した場合、この変更を有効にするには、ServeRAID マネージャーを停止して再始動する必要があります。 ServeRAID マネージャー・エージェントを始動するときに RaidAgnt.pps ファイルが存在しない場合、デフォルト設定の新規ファイルが作成されます。

注:
  1. ServeRAID マネージャーのアップグレード時に、RaidAgnt.pps ファイルが保存されます。

  2. ServeRAID マネージャー・エージェント・アラームは、始動可能 CD モードでは ServeRAID マネージャーによってサポートされません。

  3. ServeRAID マネージャーを IBM Director Extension として使用している場合、RaidAgnt.pps ファイルは、IBM Director がインストールされているディレクトリーにあります。 変更を有効にするには、IBM Director エージェントを停止して再始動する必要があります。

ポート番号の構成

デフォルト・ポート番号は 34571 です。ポート番号を変更するには、ファイル RaidAgnt.pps 内の次の行を編集してください。

agent.startupPortNum=34571

アラームの構成

ServeRAID マネージャー・エージェントが始動されるとき、アラーム設定を読み取ります。 RAID サブシステムでクリティカルまたは致命的なイベントが発生する場合、ServeRAID マネージャー・エージェントは、使用可能になっている場合は、そのアラームを起動します。 次のいずれかを行うまで、アラームは、指定された間隔で継続します。

次のアラーム設定を構成することができます。

イベント・ロギングの構成

ServeRAID マネージャー・エージェントは、警告イベントと致命的イベントをオペレーティング・システムのイベント・ログに記録します。 Windows システムの場合は、Windows イベント・ビューアーを使用してログを表示できます。 Unix システムの場合は、/etc/syslog.conf の設定に基づいてイベントが記録されます。 (詳しくは、syslogd(8) のマニュアル・ページを参照してください)

ファイル RaidAgnt.pps 内の次の行を編集して、イベント・ロギングを使用可能または使用不可にできます。 イベント・ロギングを使用可能にするには値を true に設定し (デフォルト)、イベント・ロギングを使用不可にするには false に設定します。

agent.enable.logEventsWithOS = true

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