ServeRAID コントローラーのクラスター構成
注:このアクションは、以下の使用時にはサポートされません。
- オンボード RAID コントローラー
- ServeRAID-5i コントローラー
このアクションを使用して、コンピューターのクラスターまたは
高可用性の使用のための ServeRAID 設定値を構成および表示します。
ServeRAID マネージャーはコントローラー名、パートナー・コントローラー名、および始動可能 CD モードの場合のみ SCSI イニシエータ ID をサポートします。そうでない場合は、この情報だけが表示されます。
ServeRAID マネージャーの現行セッションで作成した論理ドライブのマージ・グループ番号を構成することができます。論理ドライブを作成した後でマネージャーを終了している場合は、そのマージ・グループ番号を構成することはできません。始動可能 CD モードで ServeRAID マネージャーを使用して、新規のものでない論理ドライブのマージ・グループ番号を変更しなければなりません。
- ツリーで、
(コントローラー) をクリックします。
- ツールバーの
(クラスターの構成) をクリックします。
- コントローラー名およびパートナー・コントローラー名を入力します。12 文字までの名前を指定することができます。パートナー・コントローラー名を入力する時に、ウィンドウにマージ・グループ情報が表示されます。
注: 名前は大文字小文字の区別をします。
- 6 または 7 の SCSI イニシエータ ID を選択します。
注: SCSI イニシエータ ID
はパートナー・コントローラーのイニシエータ ID とは異なる固有のものでなければなりません。デフォルトは 7 です。
- このコントローラーに障害が起きた場合に論理ドライブを別のコントローラーにマージしたい場合は、「共有」ボックスを選択します。そうでなく、論理ドライブを別のコントローラーにマージしたくない場合は、「非共有」ボックスを選択します。
注:
-
- 「非共有」がすべての論理ドライブのデフォルトです。マージ・グループ番号は [200 + SCSI イニシエータ ID] として定義されます。非共有論理ドライブのマージ・グループ番号を変更することはできません。
- 論理ドライブが共有として定義されている場合は、論理ドライブ中のすべての物理ドライブ (複数) が共有チャネル上になければなりません。
- 共有論理ドライブのマージ・グループ番号を入力します。このマージ・グループ番号はパートナー・コントローラーとは異なる固有のものでなければなりません (すなわち、パートナー・コントローラーに属するすべての論理ドライブのマージ・グループ番号が同じマージ・グループ番号であってはいけません)。
注: デフォルトのマージ・グループ番号は論理ドライブ番号です。
- クラスター用の両方のコントローラーを構成したら、共有ドライブの表示をクリックして、パートナー・コントローラーが所有する物理ドライブ (複数) を表示することができます。
詳細
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