ServeRAID マネージャー・エージェントの構成
ServeRAID マネージャー・エージェントのポート番号およびアラームを構成することができます。
エージェントを構成するには、ファイル RaidAgnt.pps を編集してください。
このファイルは、ServeRAID マネージャーをインストールしたディレクトリーにあります。
ServeRAID マネージャー・エージェントの実行中にこれらの設定を変更した場合、この変更を有効にするには、ServeRAID
マネージャーを停止して再始動する必要があります。
ServeRAID マネージャー・エージェントを始動するときに RaidAgnt.pps
ファイルが存在しない場合、デフォルト設定の新規ファイルが作成されます。
注:
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- ServeRAID マネージャーのアップグレード時に、RaidAgnt.pps ファイルが保存されます。
- ServeRAID マネージャー・エージェント・アラームは、始動可能 CD モードでは ServeRAID
マネージャーによってサポートされません。
- ServeRAID マネージャーを IBM Director Extension
として使用している場合、RaidAgnt.pps ファイルは、IBM Director がインストールされているディレクトリーにあります。
変更を有効にするには、IBM Director エージェントを停止して再始動する必要があります。
ポート番号の構成
デフォルト・ポート番号は 34571 です。ポート番号を変更するには、ファイル
RaidAgnt.pps 内の次の行を編集してください。
agent.startupPortNum=34571
アラームの構成
ServeRAID マネージャー・エージェントが始動されるとき、アラーム設定を読み取ります。
RAID サブシステムでクリティカルまたは致命的なイベントが発生する場合、ServeRAID
マネージャー・エージェントは、使用可能になっている場合は、そのアラームを起動します。
次のいずれかを行うまで、アラームは、指定された間隔で継続します。
- すべてのクリティカルおよび致命的な問題を訂正する (agent.auto.off.alarm
が true に設定されている場合)。
- ファイル alarm.on を削除する。このファイルは、ServeRAID マネージャーをインストールしたのと同じディレクトリーにあります。
このファイルを削除すると、アラームは、次のクリティカルまたは致命的なイベントが発生する前で、停止します。
alarm.on ファイルは、アラームが始動するたびに自動的に作成されます。
次のアラーム設定を構成することができます。
- agent.enable.alarm
エージェント・アラームが使用可能か使用不可のいずれであるか指定します。
アラームを使用可能にするには、この値を true に設定し、アラームを使用不可にするには、false に設定します。
デフォルト値は false です。
- agent.interval.alarm
音響警報の間の間隔 (秒単位) を指定します。デフォルトは 30 秒 (5 分) です。
- agent.auto.off.alarm
それ以上問題が検出されないときに、アラームが自動的に止まるようにするかどうかを指定します。
アラームが自動的に止まるようにするには、この値を true に設定し、アラームを手動で止めるには、false に設定します。
この値を false に設定する場合は、アラームを止めるにはファイル
alarm.on を削除する必要があります。デフォルトは true です。
詳細
x-1095-SRM-00-03-JA