通知マネージャーの使用

注: 通知マネージャーは、始動可能 CD モードであるか、またはプラグイン・アプリケーションとして ServeRAID マネージャーを使用する時には使用できません。

通知マネージャーは、このシステム (すなわち、ローカル・システム) で発生するすべてのイベントを、 ServeRAID マネージャーを実行する他のシステムに通知するために使用できるツールです。システムのユーザーは、通知リストにシステム名を入力します。このリスト中の各システムにローカル・システムで発生するすべてのイベントが通知されます。

通知マネージャーを使用して、以下を行うことができます。

通知マネージャーはデフォルトでは使用可能になっています。通知マネージャーを使用不可にするには、アクション 「通知の使用不可」をクリックします。通知マネージャーを使用不可にすると、ServeRAID イベントは生成されますが、リモート・システムにはディスパッチされません。

ServeRAID サブシステムで lab に SystemA をインストールします。ServeRAID マネージャーを SystemA で実行してイベントおよび問題をモニターしますが、SystemA からではなくワークステーションからモニターしたい場合を考えます。ServeRAID マネージャーで SystemA の通知マネージャーをオープンし、通知リスト中にワークステーションを定義します。ワークステーションから ServeRAID マネージャーを実行するときは、SystemA で発生するすべての問題およびイベントが通知されます。

通知マネージャーおよびそのイベント

通知マネージャーが生成するイベントには以下のものがあります。

システムでイベントが生成されるときに、通知マネージャーは通知リスト中にある各システムと接続し、これらのシステムの ServeRAID マネージャーにイベントを中継します。通知マネージャーが正常に接続してイベントを送信した場合、通知リストは「最後に送信されたイベント」カラムを更新します。通知マネージャーが正常に接続してイベントを送信しなかった場合、通知イベント・リストは次のことを行います。

通知マネージャーのインターフェース

通知マネージャーは次のもので構成されています。

ツールバー
共通タスクのクイック・パス・アイコンを提供します。
通知リスト
イベント通知を受け取るように構成されているリモート・システムを表示します。
通知イベント・ビューアー
通知マネージャーの状況情報を表示します。

イベントをイベント・ビューアーに表示する他に、通知マネージャーはそれぞれのイベントをログ・ファイル RAIDNOT.LOG に付加します。このファイルが 200 KB を超えると、マネージャーはそのファイルを RAIDNOT.OLD にコピーして、新規の RAIDNOT.LOG を作成します。RAIDNOT.OLD がすでに存在する場合は、マネージャーによりそれが上書きされます。

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用語集|目次

 

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