適応先読みキャッシュ・モードの説明

ServeRAID コントローラーは、ストライプ単位サイズと等しい増分で、あるいは システム入出力要求サイズと等しい増分のいずれかで、ディスクからそのローカル・キャッシュにデータを転送するかを継続して再評価します。

ServeRAID-4 コントローラーおよび ServeRAID-3HB コントローラーは、標準で適応先読みモードになっています。ServeRAID-3H、および -3L コントローラーは 新規の ServeRAID ファームウェア (バージョン 3.50 以上) を使用して、適応先読みキャッシュ・モードをインプリメントする必要があります。 ServeRAID-3H および -3L コントローラーの新規のファームウェアを ダウンロード してインストールすることができます。

適応先読みモード用のコントローラーおよびファームウェアがインストールされている場合には、 ServeRAID マネージャーはコントローラー情報画面区画上に「適応」を報告します。そうでない場合には、 この画面区画には、「使用可能」または「使用不可」のいずれかが示されます。

注: この新規のファームウェアでは、適応先読みモード以外のものは ServeRAID マネージャーではもう使用できません。適応先読みは上書きすることができますが、 ServeRAID マネージャーを介してではありません。その代わりに、IPSSEND コマンドライン・プログラムを使用してください。このプログラムは装置オプションに添付されており、 IBM ServeRAID サポート CD に入っています。. 詳細については、IBM ServeRAID-4 Ultra160 SCSI コントローラー ユーザーズ・リファレンス」を参照してください。.


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