iFolderアカウント設定の表示と変更

  1. [通知]エリアでiFolderアイコンiFolderアイコンを右クリックして[アカウント]を選択し、[iFolderの初期設定]の[アカウント]タブを開きます。

  2. アカウントを選択し、次のパラメータを表示または変更します。

    パラメータ 説明

    サーバ

    エンタープライズサーバのDNS名を示します。次に例を示します。svr21.example.com

    [ユーザ名]

    このアカウントのユーザIDです。使用するユーザIDの形式は、iFolder管理者によって、ネットワークユーザID (LDAPの一般名)、または電子メールアドレスのいずれかに決定されます。

    たとえば、John Smithという人のユーザIDが「jsmith」、電子メールアドレスが「john.smith@example.com」である場合、管理者はサーバを設定するときに、認証を行うための[ユーザ名]フィールドでどちらの形式を受け入れるかを決定します。

    アカウントはエンタープライズサーバ1台ごとに1つしか作成できません。

    パスワード

    ユーザ名に対するパスワードです。

    パスワードを保存する

    コンピュータにログインしたときに、iFolderアカウントに自動ログインするには[パスワードを保存する]を選択します。詳細については、「iFolderアカウントへのログイン」を参照してください。

    ネットワークパスワードを変更すると、次にiFolderアカウントへのログインを試みたときの自動認証は失敗します。新しいパスワードでログインするためのメッセージが表示され、新しいパスワードの指定と保存ができます。

    アカウントを有効にする

    [アカウントを有効にする]を選択すると、iFolderの招待、ユーザリスト、およびこのアカウントのiFolderがバックグラウンドで同期されるようになります。これによって制御されるのは、クライアント側の機能だけです。

    アカウントが[Enabled (使用可能)]または[使用不可]であるかどうかは、[アカウント]リストの[ステータス]列に表示されます。複数のアカウントをセットアップ済みである場合、[Enabled Account (使用可能なアカウント)]設定のステータスを表示できます。

    Novell® iFolder® 3.xでiFolderを使用する場合、iFolderのシステム管理者はユーザのiFolderアカウントをサーバ側で無効(通常は一時的)にできます。次のような動作が想定されます。

    • ユーザがログインしているときにサーバ側でそのユーザのアカウントが無効にされると、ユーザがログアウトするか同期を無効にしてセッションを終了するまで、またはサーバがセッションを切断するまでは、iFolderとiFolderデータはサーバと同期し続けます。
    • アカウントがサーバ側で無効にされた場合にログインを試みると、ポップアップメッセージが表示され、アカウントが無効になったことが知らされます。その場合は、iFolderシステム管理者に問い合わせてください。

    デフォルトアカウント

    [Default Account (デフォルトアカウント)]を選択すると、このアカウントがiFolderを作成するときのデフォルトアカウントになり、アカウントのドロップダウンリストで選択されます。

  3. [iFolderの初期設定]の[アカウント]タブでiFolderアカウントを選択したら、[詳細]をクリックしてiFolderアカウントの次の情報を表示します。

    パラメータ 説明

    サーバ

    エンタープライズサーバのホスト名を示します。たとえば、サーバのDNS名がsvr21.example.comである場合、「svr1」が表示される情報になります。

    説明

    管理者によって入力された、エンタープライズサーバ、シンプルサーバ、またはワークグループのホストコンピュータについてのわかりやすい説明です。何も入力されていない場合、この値は「なし」なります。

    使用可能

    このiFolderアカウントが、現在iFolderで使用可能な総容量です。この値は、使用済み容量を差し引いた値になります。

    使用済み

    このアカウントで所有しているすべてのiFolderで現在使用している総容量です。

    割り当て量

    エンタープライズサーバ上のiFolderアカウントに割り当てられた総容量です。この値は、すべてのユーザに設定されたデフォルトの割り当て量、またはユーザごとの割り当て量になります。割り当て量が設定されていない場合、この値は空であるか、または「N/A」(使用不可)になります。