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負荷分散

ストレージ サブディスクの 1 つまたは少数のディスクへの処理の集中が激しい場合は、ボトルネックが発生することがあります。 サブディスクの移動機能および サブディスクの分割の機能を使用し、ディスクへのアクセスをすべてのディスクに均等に分散して負荷を調整することができます。

ディスクに「高い I/O 負荷(High Critical I/O activity)」や「非常に高い I/O 負荷(Critical I/O activity)」(赤または黄色の扇で示される)がある場合、1 つ以上のサブディスクを I/O 負荷が平均を下回る(青の扇で示される)別のディスクに移動できます。この操作には、適切な量の負荷を移動してバランスをとるという目的があります。非常に高い負荷のあるディスクの統計情報を詳細に調べると、移動に最適なサブディスクを特定できます。サブディスクの移動は、長期にわたってディスクに「高い I/O 負荷(High Critical I/O activity)」または「非常に高い I/O 負荷(Critical I/O activity)」があり、パフォーマンスにも影響が及んでいる場合にのみ行います。サブディスクを別のディスクに移動すると、I/O にも影響がありますが、I/O 負荷がはるかに少ない他のディスクによって補われます。サブディスクを移動したら、統計情報を調べて、サブディスクの移動によって効果的に負荷が分散したかどうかを確認する必要があります。


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