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検索およびレポート

検索およびレポート機能を使用すると、VxVM を実行しているシステムでオブジェクトを検索できます。

検索およびレポート機能を呼び出すには、「ツール(Tools)」>「検索(Search)」を選択します。「検索(Search on Host)」ダイアログボックスが表示されます。


検索およびレポート機能の使用方法

  1. オブジェクトを検索するには、まず(「検索するオブジェクト(Look for)」で)オブジェクト タイプを選択します。
  2. 表示されるオブジェクト タイプは次のとおりです。
      • ボリューム(Volumes)
      • ディスク(Disks)
      • ダイナミック ディスク グループ(Dynamic Disk Groups)
      • コントローラ(Controllers)
      • エンクロージャ(Enclosures)
      • ファイル システム(File systems)
  3. オブジェクト タイプを選択したら、(「検索条件(Define Criteria)」で)検索基準を定義します。
  4. 検索基準メニューの選択項目は、選択したオブジェクト タイプによって異なります。
    「ボリューム(Volumes)」を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • 名前(Name)
      • ディスク グループ名(Disk group name)
      • サイズ(Size)
      • 状態(Status)
      • ディスク(Disk)
      • デバイス(Device)
      • 「ディスク(Disks)」を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • 名前(Name)
      • ディスク グループ名(Disk group name)
      • コントローラ名(Controller name)
      • デバイス名(Device name)
      • 状態(Status)
      • サイズ(Size)
      • 空き領域(Free space)
      • 「ダイナミック ディスク グループ(Dynamic Disk Group)」を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • 名前(Name)
      • 「インポート済み(Imported)」状態のダイナミック ディスク グループ
      • サイズ(Size)
      • 空き領域(Free space)
      • 「コントローラ(Controllers)」(DMP がインストールされている場合のみ表示される)を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • 物理名
      • 論理名
      • 「エンクロージャ(Enclosures)」(DMP がインストールされている場合のみ表示される)を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • 名前
      • 種類
      • 接続
      • 「ファイル システム(File systems)」を選択した場合、使用できる属性は次のとおりです。
      • マウント ポイント
      • タイプ(vxfs、ufs、hfs、ext2、jfs など)
      • 空き領域
      • 容量
  5. 属性を選択したら、オブジェクトの比較方法を選択する必要があります。
  6. オブジェクトの比較方法は、ここまでの選択内容によって異なり、次のいずれかに制限されます。
      • 「任意(Any)」(例: 任意の名前で指定されるオブジェクトを検索)
      • 「を含む(Contains)」(例: 名前が 'vol' を含むオブジェクトを検索)
      • 「以上(At least)」(例: サイズが 10 MB 以上であるオブジェクトを検索)
      • 「以下(At most)」(例: サイズが 10 MB 以下であるオブジェクトを検索)
      • 「である(Is)」(例: 名前が 'vol01' であるオブジェクトを検索)
      • 「ではない(Is not)」(例: 名前が 'vol02' ではないオブジェクトを検索)
      • 「真(True)」(例: 属性値「インポート済み」が真であるオブジェクトを検索)
      • 「偽(False)」(例: 属性値「インポート済み」が偽であるオブジェクトを検索)
  7. 「状態(State)」属性や「インポート済み(Imported)」状態のダイナミック ディスク グループを検索条件に選択しなかった場合は、値ボックスに数値を入力する必要があります。選択したオブジェクト タイプの属性は、選択した方法で入力値と比較されます。「状態(Status)」属性を選択した場合は、「未初期化(Unitialized)」、「正常(Healthy)」、「停止(Stopped)」、「縮退(Degraded)」および「失敗(Failed)」から値を選択する必要があります。
  8. 「サイズ(Size)」属性または「空き領域(Free space)」属性を選択した場合は、測定単位(セクター、KB、MB、GB、TB)も定義する必要があります。
  9. 検索条件を追加したり削除するには、「追加(Add)」ボタンおよび「削除(Remove)」ボタンを使用します。
  10. 「検索(Search Now)」ボタンをクリックして、検索を実行します。

例:

「サイズ(Size)」(属性)が「10 MB」(値)「以上(At least)」(比較)のボリューム(オブジェクト タイプ)を検索する場合、検索結果として容量が 10 MB と等価または超えるボリュームのみが表示されます。

  1. 検索結果を保存する場合は、「検索結果を保存(Save Results)」ボタンをクリックします。
      • 「保存(Save)」ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存するパスまたはフォルダを選択します。
      • 「ファイル名(File name)」フィールドにファイル名を入力します。
      • 「保存(Save)」をクリックしてファイルを保存し、ダイアログボックスを閉じます。

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