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ボリュームのトラブルシューティングボリューム状態(Volume State)は、ボリュームの現在の状況を示します。ボリューム状態は、グリッドの状態カラムと「ボリューム属性(Volume Properties)」ウィンドウに表示されます。ボリュームが異常な場合は、ボリューム上に警告アイコンが表示され、ボリュームは「警告モニター(Alert Monitor)」ウィンドウに表示されます。異常状態は、次のとおりです。
ボリューム状態: 正常(Healthy)ボリュームはアクセス可能で、既知の問題はありません。これは正常なボリューム状態です。ユーザー アクションは必要ありません。 ボリューム状態: 停止(Stopped)ボリューム状態: 未初期化(Uninitialized)ボリュームは有効になっていますが、初期化されていません。この状態がボリュームの作成中に表示された場合は、ユーザー アクションは必要ありません。 ボリューム状態: 縮退(Degraded)ボリュームは縮退モードになっています。この状態は通常、1 つ以上のサブディスクが使用不可能になっており、読取り要求に応答するためにデータの復元が必要な場合に発生します。下位のディスク全体に障害が発生しているか、ディスク側で I/O エラーが発生している可能性があります。あるいは、下位のディスクが切断されています。
ボリュームを正常な状態に戻すには、ボリュームのリカバリを実行します。 ボリューム状態: 障害(Failed)ボリュームは使用できません。この状態は通常、二重のディスク障害がある(すなわち、同じストライプ内の 2 つのサブディスク、またはストライプ内のパリティと 1 つのサブディスクが破損しているかアクセス不能になっている)場合に発生します。下位のディスクに障害が発生しているか、アクセス不能になっている可能性があります。
次のコマンドを実行して、ディスクをディスク グループに再接続します。 # /etc/vx/bin/vxreattach [device_name] ボリュームを正常な状態に戻すには、ボリュームのリカバリを実行します。 # vxvol -f start volume_name バックアップからボリュームを復元します。 この問題が再発しないようにするには、RAID 5 ボリュームのログを有効化する必要があります。 |
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