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VxVM VEA の特徴

この VxVM VEA を使用して、ローカル マシンまたはリモート マシン上のディスク、ボリュームおよびファイル システムを管理することができます。

VxVM VEA は、サーバーとクライアントからなる Java ベースのインタフェースです。サーバーは、VxVM が実行されている UNIX マシンで動作します。一方、クライアントは、Java Runtime Environment をサポートするマシンであればどのマシンでも動作します。

VxVM VEA は、次の特徴を備えています。

  • アクセス可能性 − マウスとキーボードを使用
  • マウスの代わりに、アクセラレータやニーモニックを使用できます(詳細については、VEA オンライン ヘルプを参照してください)。
  • 使いやすさ
  • メニューまたは操作リストを介して操作にアクセスする、操作ベースのユーザー インタフェースが用意されています。管理者は、システムの操作や設定を簡単に行うことができ、システム上のすべてのオブジェクトを参照したり、特定のオブジェクトに関する詳細情報を表示することができます。
  • リモート管理
  • 管理者は、リモートまたはローカルで VxVM を管理できます。VEA クライアントは、UNIX または Windows マシンで実行できます。
  • Java ベースのインタフェース
  • 純然たる Java ベースのインタフェースを使用します。管理者は、VxVM VEA を Java アプリケーションとして実行できます。
  • スケーラビリティ
  • VxVM VEA は、多数のディスクを含むシステムを処理できます。管理者は、システム上のすべてのオブジェクトを表示することも、特定のオブジェクトまたはオブジェクト セットに的を絞ることもできます。
  • セキュリティ
  • VxVM VEA ではファイアウォールを介したクライアントとサーバー間の通信をサポートしません。
  • 複数のホストに対する VEA アクセスのサポート
  • VxVM VEA クライアントでは、複数のホスト マシンへの同時アクセスが可能です。管理者は、1 回のクライアント セッションで複数のホストに接続し、各ホストのオブジェクトを表示して、各ホストの管理操作を実行することができます。ただし、それぞれのホスト マシンで VxVM VEA サーバーを実行しておく必要があります。
  • 複数のオブジェクト表示
  • VxVM VEA には、オブジェクトの表示方法が複数あります。
      • メイン ウィンドウのツリーとグリッドには、システムのオブジェクトが一覧表示されます。
      • 「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウには、ディスク グループ内のボリューム、ディスクおよびその他のオブジェクトがグラフィック表示されます。
      • 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウには、ホスト上のボリュームがグラフィック表示されます。
      • 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウには、ボリュームとその基盤になっているディスクとの関係が表示されます。

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