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オブジェクトとオブジェクト属性の表示VEA では、次のようなウィンドウでオブジェクトとその属性を表示します。
メイン ウィンドウのツリーおよびグリッド表示には、ボリューム、ディスク、ファイル システムおよびシステムの他のオブジェクトが表示されます。グリッドには、一覧表示されたオブジェクトの属性の一部も表示されます。 「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウには、ディスク グループ内のディスク、ボリュームおよびその他のオブジェクトがグラフィック表示されます。 「ボリューム レイアウトの詳細(Volume Layout Details)」ウィンドウには、1 つのボリュームとそのコンポーネント(ミラーやプレックスおよびサブディスク)が詳細なグラフィックで表示されます。 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウには、ボリュームとその基盤になっているディスクとの関係が表示されます。 オブジェクトの「プロパティ(Properties)」ウィンドウには、特定のオブジェクトに関する詳細情報が表示されます。 ツリーおよびグリッド表示メイン ウィンドウのツリーおよびグリッド表示には、ボリューム、ディスク、ファイル システムおよびシステムの他のオブジェクトが表示されます。オブジェクト ツリーは、オブジェクト グループを階層形式で表したものです。グリッドは、オブジェクトとその属性の一部を表形式で表したものです。VEA は、システム上のオブジェクトを常時監視し、ツリーとグリッドの表示を適宜変更します。 ディスクの使用率の表示ディスクの使用状況の表記は右ウィンドウの下部に表示され、ディスクの使用率(Disk Usage) 」 (「通常の使用率(Normal Usage) 」、「高い使用率(High Usage) 」および「非常に高い使用率(Critical Usage) 」) に使用される配色を示します。 「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウ「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウには、ディスクがグラフィック表示されます。「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウは動的であり、このウィンドウに表示されたオブジェクトは、オブジェクトの属性が変更されると自動的に更新されます。「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウを使用すると、オブジェクトを選択したり、オブジェクトに対する操作を実行できます。 「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウにアクセスするには、ディスクをクリックして、「アクション(Action)」>「ディスクの表示(Disk View)」を選択します。 水平分割バーを移動すると、両方のウィンドウの相対的な高さを調整できます。ボリューム ウィンドウとディスク ウィンドウのサイズを変更するには、水平分割バーにポインタを置き、マウス ボタンを押したまま希望する位置まで分割バーをドラッグします。 メニュー バーの使用「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウの上部にあるメニュー バーには次のメニューが含まれています。 「オプション(Options)」メニューには、次のような選択項目が表示されます。 「表示の更新(Refresh View)」と「ボリューム情報の表示(Full Volume Display)」以外のこれらのオプションは、「ディスクの表示(Disk View)」メニュー バーの下のアイコンからも使用できます。 ツールバーの使用「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウの上部にあるツールバーには、次のボタン セットが組み込まれています。
「展開(Expand)」ボタンをクリックすると、「ディスクの表示(Disk View)」のすべてのディスクに関するサブディスクや空き領域などの詳細情報が表示されます。このボタンでは、直前に使用されたモードに応じて、レイアウト モードまたは詳細モードでオブジェクトが表示されます。 「縮小(Collapse)」ボタンをクリックすると、「ディスクの表示(Disk View)」ですべてのディスクの詳細が非表示になります。このボタンでは、直前に使用されたモードに応じて、レイアウト モードまたは基本モードでオブジェクトが表示されます。 「プロジェクション(Projection)」ボタンをクリックすると、選択したサブディスクまたはボリュームに関連付けられているオブジェクトが強調表示されます。 「プロジェクション(Projection)」では、特定のオブジェクトに関連付けられているオブジェクトまたは特定のオブジェクトの一部であるオブジェクトを強調表示して、オブジェクト間の関係が示されます。 ディスクがレイアウト モードまたは詳細モードの場合、サブディスクをクリックすると、該当するディスク上のサブディスクの場所が強調表示されます。 「印刷(Print)」ボタンをクリックすると、選択したオブジェクトの属性が印刷されます。 ツールバー ハンドルは、ツールバーの横にある細いバーです。 ツールバー ハンドルを使用して、ツールバーをウィンドウから切り離したり、ウィンドウの下部、左右または上部に移動することができます。ツールバーの位置を変更するには、ツールバー ハンドルの上でマウス ボタンを押したままツールバーを新しい位置にドラッグします。 「ディスクの表示(Disk View)」では、サブディスク アイコンを新しい場所にドラッグして、サブディスクを移動できます。サブディスクは、同じディスク上の別のディスクまたはギャップにドラッグできます。サブディスクを移動するには、サブディスクにポインタを置き、マウス ボタンを押しながらサブディスクを別の場所にドラッグします。 注意 サブディスクを移動すると、ボリュームのディスク領域は再編成されます。 「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウには、ボリュームに関連付けられたプレックスとサブディスクが表示されます。ボリュームに関連付けられていない Volume Manager オブジェクト(関連付けを解除したプレックスなど)を表示するには、「関連付けを解除したオブジェクトの表示(Dissociated Object View)」ウィンドウを開きます(「 「関連付けを解除したプレックスの表示(Dissociated Plex View)」ウィンドウ」を参照)。 ディスクとボリュームのマッピング「ディスクの表示(Disk View)」と「ボリュームの表示(Volume View)」の両方を表示して、関連付けられているボリュームにディスクをマップできます(「 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウ」を参照)。「ディスクの表示(Disk View)」内のディスクをクリックすると、「ボリュームの表示(Volume View)」内の対応プレックスが強調表示されます。 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウ「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウには、ディスク上のボリュームの特性が表示されます。
「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウにアクセスするには、ボリュームをクリックして、 水平分割バーを移動すると、両方のウィンドウの相対的な高さを調整できます。ボリューム ウィンドウとディスク ウィンドウのサイズを変更するには、水平分割バーにポインタを置き、マウス ボタンを押したまま希望する位置まで分割バーをドラッグします。 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウの上部にあるメニュー バーには、次のメニューで構成されています。
「ファイル(File)」メニューからは、選択したオブジェクトの属性の印刷、「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウの終了、「プロパティ(Properties)」ウィンドウへのアクセスを実行できます。 「アクション(Action)」メニューを使用すると、メイン ウィンドウ内の該当オブジェクトに対して実行できるすべての操作を行うことができます。 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウの上部にあるツールバーには、次のボタン セットが組み込まれています。
「縮小(Collapse Volume)」ボタンをクリックすると、「ボリュームの表示(Volume View)」ですべてのボリュームの詳細が非表示になります。このボタンでは、直前に使用されたモードに応じて、レイアウト モードまたは基本モードでオブジェクトが表示されます。 「展開(Expand Volume)」ボタンをクリックすると、「ボリュームの表示(Volume View)」のすべてのディスクに関する詳細情報が表示されます。このボタンでは、直前に使用されたモードに応じて、レイアウト モードまたは詳細モードでオブジェクトが表示されます。 「新規ボリューム(New Volume)」ボタンをクリックすると、「ボリュームの作成(Create Volume)」ダイアログボックスが起動します。 ツールバー ハンドルは、ツールバーの横にある細いバーです。 ツールバー ハンドルを使用して、ツールバーをウィンドウから切り離したり、ウィンドウの下部、左右または上部に移動することができます。ツールバーの位置を変更するには、ツールバー ハンドルの上でマウス ボタンを押したままツールバーを新しい位置にドラッグします。 「関連付けを解除したプレックスの表示(Dissociated Plex View)」ウィンドウ「関連付けを解除したプレックスの表示」ウィンドウには、特定のディスク グループにする関連付けを解除したプレックスが表示されます。
「関連付けを解除したプレックスの表示」ウィンドウを表示するには、ディスクをクリックして、「アクション(Actions)」>「関連付けを解除したプレックスの表示(Dissociated Plex View)」を選択します。 「レイアウトの表示(Layout View)」ウィンドウ「レイアウトの表示(Layout View)」ウィンドウには、選択したボリュームのレイアウト、コンポーネントおよび属性がグラフィック表示されます。「レイアウトの表示(Layout View)」ウィンドウを使用すると、オブジェクトを選択したり、オブジェクトで操作を実行できます。「レイアウトの表示(Layout View)」ウィンドウは動的です。そのため、このウィンドウに表示されたオブジェクトは、ボリュームの属性が変更されると自動的に更新されます。 「ビュー(View)」メニューからは、このウィンドウでのオブジェクトの表示方法を変更できます。オブジェクトのポップアップ メニューを表示するには、オブジェクトを右クリックするか、「アクション(Actions)」メニューを使用します。 「レイアウトの表示(Layout View)」ウィンドウでオブジェクトを表示する手順は、次のとおりです。
「ファイル(File)」メニューを使用して、ウィンドウを閉じます。 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウ「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウには、ボリュームとその基盤となるディスクが表形式で表示されます。ボリュームは表の 1 番上の行に、ディスクは表の左のカラムにそれぞれ表示されます。表にある丸いアイコンはそれぞれ、対応するボリュームの一部がその対応ディスク上に配置されていることを示します。 このウィンドウには、各ディスクのサブディスクやギャップ(空き領域)などの詳細も表示できます。サブディスクやギャップは、それぞれディスク オフセットやサイズが付記された状態で一覧表示されます。サブディスクが表示されているとき、丸いアイコンによってボリュームとサブディスクの関係が示されます。 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウは動的であり、このウィンドウの内容は、オブジェクトの追加、削除または変更が行われると自動的に更新されます。
「ファイル(File)」メニューからは、ボリュームやディスクの属性情報を表示したり、ウィンドウを閉じることができます。 「ビュー(View)」メニューからは、「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウでのオブジェクトの表示方法を変更したり、ディスク グループの統計情報の収集を設定することができます。 コンテキスト依存の「アクション(Actions)」メニューからは、選択したオブジェクトの操作を実行できます。オブジェクトのポップアップ メニューを表示するには、オブジェクトを右クリックします。 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウにはパフォーマンスの監視機能があり、ボリュームのレスポンス タイムがランク付けされます。パフォーマンスの監視を有効にすると、表にあるアイコンが変更されます。読取りまたは書込みが最も遅いボリュームは、赤いアイコンで示されます。レスポンス タイムが比較的遅いボリュームは、黄色のアイコンで表示されます。その他のボリュームはすべて、緑のアイコンで表示されます。 「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウ
「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」 ウィンドウの操作ボリュームおよび関連付けられているディスクを表示する手順は、次のとおりです。
ボリュームとディスクのマッピング「ディスクの表示(Disk View)」と「ボリュームの表示(Volume View)」の両方を表示して、関連付けられているディスクにプレックスをマッピングできます。「ボリュームの表示(Volume View)」内のプレックスをクリックすると、「ディスクの表示(Disk View)」内の対応ディスクが強調表示されます。 「プロパティ(Properties)」ウィンドウ「プロパティ(Properties)」ウィンドウには、選択したオブジェクトに関する詳細情報が表示されます。「プロパティ(Properties)」ウィンドウはタブ ページのセットで構成され、各タブ ページにはオブジェクトや関連オブジェクトの情報が表示されます。タブ ラベルとページの内容は、選択したオブジェクト タイプに応じて変わります。該当するタブ ラベルをクリックすると、別のページを表示できます。「プロパティ(Properties)」ウィンドウから、オブジェクトの属性を変更できる場合もあります。 「プロパティ(Properties)」ウィンドウの操作方法については、 「プロパティ(Properties)」ウィンドウの操作を参照してください。 「 ボリュームの「プロパティ(Properties)」ウィンドウ」は、ボリュームが「プロパティ(Properties)」ウィンドウでどのように表示されるかを示しています。 ボリュームの「プロパティ(Properties)」ウィンドウ
「プロパティ(Properties)」ウィンドウの操作
例: ボリュームのプロパティを表示するには、対象のボリュームをクリックし、「ファイル(File)」>「プロパティ(Properties)」を選択します。 注: 子を含むオブジェクトをダブルクリックすると、「属性(Properties)」ウィンドウの代わりに、そのオブジェクトの子が表示される場合があります。 |
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