操作手順の概要
VxVM VEA の操作は、次のようにグループ分けされています。
設定操作
VxVM と VEA を初めて使用する場合は、両製品をインストールし、ディスクを VxVM 制御下に置いてボリュームを作成する必要があります。
システムの設定
- VxVM のインストールと初期化
- VEA のインストール
- VEA の起動
これらの操作については、『VERITAS Volume Manager インストール ガイド』で詳しく説明します。
ディスクの設定
ボリュームの設定
- ボリュームの作成
- 冗長性が必要なボリュームのミラーの作成
ファイル システムの設定
- ボリューム上へのファイル システムの配置
- ファイル システムのマウント
クラスタの設定
管理操作
ディスクとボリュームの設定後に、次の管理操作の一部または全部を実行する必要があります。
オブジェクトの監視
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メイン ウィンドウのツリー(左ウィンドウ)とグリッド(右ウィンドウ)を使用して、ディスク、ボリューム、ファイル システムおよびシステムの他のオブジェクトを表示します。
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「ディスクの表示(Disk View)」ウィンドウを使用して、特定のディスク グループのディスク、ボリュームおよびその他のオブジェクトをグラフィック表示します。
- 「ボリュームの表示(Volume View)」ウィンドウを使用して、ホストのボリュームをグラフィック表示します。
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「ボリュームとディスクのマッピング(Volume to Disk Mapping)」ウィンドウを使用して、ボリュームとその基盤となるディスクの関係を表示します。
- 「プロパティ(Properties)」ウィンドウを使用して、選択したオブジェクトの詳細情報を表示します。
- 「警告(Alert)」タブを使用して、警告アイコンが付いたオブジェクトに関するエラー情報や障害情報を表示します。
ディスクの管理
ボリュームの管理
ファイル システムの管理
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新しいファイル システムの作成
- ユーザーとアプリケーションの必要領域を確保するための、ファイル システムのサイズの拡大
- ファイル システムのスナップショット コピーの作成およびファイル システムのバックアップの作成
クラスタの管理
修復操作
ディスクやシステムに障害が発生した場合、通常は VxVM によって必要なリカバリ処理が自動的に実行されます。ただし、状況によっては、ユーザーが次のようにリカバリを実行する必要がある場合があります。
ディスク障害からのボリューム保護
ボリュームの修復
ファイル システムの修復
- 破損している可能性のあるファイル システムにおける、ファイル システムの整合性チェックの実行
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