イベントリスナーは、Java Servlet API バージョン 2.3 に含まれる 1 つ以上のイベントリスナーインタフェースを実装したクラスです。このインタフェースは、次の異なる 4 種類のイベントで使用されます。これらのイベントは、イベントリスナーにより監視可能です。
- javax.servlet.ServletContextListener - サーブレットコンテキストのライフサイクルイベントの監視に使用されます。
- javax.serlvet.ServletContextAttributeListener - サーブレットコンテキストの属性変更の監視に使用されます。
- javax.servlet.http.HttpSessionListener - HTTP セッションのライフサイクル監視に使用されます。
- javax.servlet.http.HttpSessionAttributesListener - HTTP セッションの属性変更の監視に使用されます。
イベントリスナーは、呼び出された順番にリスト表示されます。イベントリスナーの一例として、データベース接続を管理する、サーブレットコンテキストリスナークラスを挙げることができます。アプリケーションが起動すると、リスナークラスはその通知を受け取り、データベースにログオンして、サーブレットコンテキスト内に接続を格納できるようになります。Web サーバーが停止するか、アプリケーションが Web サーバーから削除されると、リスナーはその通知を受け取り、データベース接続を閉じることができるようになります。