表 29 JMS 接続ファクトリの追加プロパティ
プロパティ名
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説明
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ClientId
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永続的なサブスクライバが使用する接続ファクトリのクライアント ID を指定します。
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AddressList
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アプリケーションが通信するメッセージブローカインスタンスの名前 (およびオプションでポート番号) を指定します。リスト内の各アドレスは接続用のホスト名、およびオプションでホストポートと接続サービスを指定します。たとえば、可能な値には earth や earth:7677 があります。メッセージブローカがデフォルト (7676) 以外のポートで実行している場合は、ポート番号を指定します。
詳細については、『Sun Java System Message Queue 3 2004Q4 Developer's Guide for Java Clients』を参照してください。
デフォルトは、ローカルホストおよびデフォルトポート番号 (7676) です。クライアントは、ローカルホストのポート 7676 のブローカへの接続を試行します。
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MessageServiceAddressList
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AddressList と同じです。このプロパティ名は廃止されました。代わりに AddressList を使用します。
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UserName
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接続ファクトリのユーザー名。
デフォルトは guest
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Password
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接続ファクトリのパスワード。
デフォルトは guest
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ReconnectEnabled
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有効 (値が true) な場合、接続が失われたときに、クライアントランタイムがメッセージサーバー (または AddressList で指定したアドレスのリスト) に再接続を試みるように指定します。
デフォルトは false
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ReconnectAttempts
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クライアントランタイムがリストの次のアドレスを試行する前に、AddressList に指定した各アドレスへの接続 (または再接続) を試行する回数を指定します。値 -1 は、再試行回数が無制限であることを示します。クライアントランタイムは、接続が成功するまで最初のアドレスへの接続を試みます。
デフォルトは 6
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ReconnectInterval
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再接続を試行する間隔をミリ秒単位で指定します。これは、AddressList で指定した各アドレスおよびリストの次のアドレスへの試行に適用されます。間隔が短すぎると、ブローカがリカバリする時間がなくなります。間隔が長すぎると、再接続が許容できない遅延を示す場合があります。
デフォルトは 30000
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AddressListBehavior
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接続の試行を AddressList 属性で指定したアドレスの順序 (PRIORITY ) で行うか、またはランダムな順序 (RANDOM ) で行うかを指定します。
PRIORITY は、再接続が常に AddressList に指定した最初のサーバーのアドレスへの接続を試行し、最初のブローカが利用できない場合にのみほかのアドレスを使用することを意味します。
多数のクライアントが同じ接続ファクトリを使用して接続を試行する可能性がある場合は、すべてのクライアントが同じアドレスに接続しないように RANDOM を指定します。
デフォルトは PRIORITY
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AddressListIterations
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接続の確立 (または再確立) のために、クライアントランタイムが AddressList を介して反復する回数を指定します。値 -1 は試行回数が無制限であることを示します。
デフォルトは -1
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