管理コンソールの監視データの表示

Application Server 管理コンソールを使用してサーバーインスタンスに配備されているコンポーネントまたはサービスの監視データを表示するには、次の手順に従います。各コンポーネントまたはサービスの属性の詳細については、『管理ガイド』の「Monitoring」の章を参照してください。

  1. 次の手順に従って、「監視」ページにアクセスします。
    1. ツリーコンポーネントで、「Application Server」ノードを選択します。
    2. 「監視」ページを選択します。
    3. 「値を監視」タブを選択します。
  2. 「ビュー」リストから、サーバーインスタンスに配備された、監視が有効なコンポーネントまたはサービスを選択します。
  3. 選択したコンポーネントまたはサービスの監視データが「ビュー」フィールドの下に表示されます。監視可能なプロパティについては、『管理ガイド』の「Monitoring」の章を参照してください。

    このページでは、これらのコンポーネントおよびサービスに対して監視機能が有効な場合、JVM、サーバー、スレッドプール、HTTP サービスおよびトランザクションサービスの監視データを表示できます。

  4. このリストで監視したいコンポーネントまたはサービスを表示できない場合は、「セットアップ」タブを選択して、選択したコンポーネントおよびサービスの監視を有効にしたり、無効にしたりします。「オフ」を選択すると、コンポーネントまたはサービスの監視が無効になります。「低」または「高」を選択すると、コンポーネントまたはサービスの監視が有効になります。
  5. 「アプリケーション」ページを選択して、サーバーインスタンスに配備され、監視が有効なアプリケーションコンポーネントの監視データを表示します。「アプリケーション」リストからアプリケーションを選択します。「コンポーネント」リストから特定のコンポーネントを選択します。
  6. 監視データを表示したいアプリケーションまたはコンポーネントが表示されている場合は、「セットアップ」タブを選択して、コンポーネントまたはサービスの監視を有効または無効にします。アプリケーションを監視するには、実行するコンテナをオンにしてください。たとえば、Web アプリケーションの Web コンテナおよび EJB アプリケーションの EJB コンテナをオンにします。

    監視データがアプリケーションに対して表示されない場合、そのアプリケーションは存在しないか、または機能していません。アプリケーションの監視データは、アプリケーションが存在し、監視がそのアプリケーションに有効で、なおかつアプリケーションが機能している場合だけ使用できます。いったんアプリケーションが実行されると、監視レジストリに登録され、監視データが表示されます。

    選択したコンポーネントの監視データが選択したコンポーネントの下に表示されます。監視可能なプロパティについては、『管理ガイド』の「Monitoring」の章を参照してください。

  7. 「リソース」ページを選択して、サーバーインスタンスに配備され監視が有効なリソースの監視データを表示します。「ビュー」リストからリソースを選択します。監視データを表示したいリソースが表示されている場合は、「セットアップ」タブを選択して、リソースの監視を有効または無効にします。
  8. 監視データがリソースに対して表示されない場合、そのリソースは存在しないか、または機能していません。リソースの監視データは、リソースが存在し、監視がそのリソースに「高」レベルで有効で、なおかつリソースが機能している場合だけ使用できます。たとえば、JDBC コネクタサービスが作成されていても、コネクタサービスを使用するアプリケーションがまだサービスからコネクタを要求していない場合、そのサービスはまだ作成されていないのでサービスは存在せず監視データも使用できません。いったん JDBC アプリケーションが実行され、サービスからコネクタを要求すると、そのサービスは監視レジストリに登録され監視データが表示されます。

    選択したコンポーネントまたはサービスの監視データが「ビュー」フィールドの下に表示されます。監視可能なプロパティについては、『管理ガイド』の「Monitoring」の章を参照してください。

  9. 「トランザクション」ページを選択して、凍結時にトランザクションのロールバックおよび処理中のトランザクションの特定を行うためにトランザクションサブシステムを凍結します。トランザクションサービスの監視を有効にするには、「セットアップ」タブを選択して、トランザクションサービスが「低」に設定されていることを確認します。トランザクションをロールバックするためにトランザクションサービスを凍結するには、「凍結」を選択します。トランザクションをロールバックするには、トランザクションのそばのチェックボックスを選択して「ロールバック」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド: get --monitor。たとえば、JVM の監視データを表示するときには、次の asadmin コマンドを使用してください。

関連項目


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