HTTP リスナーの作成

HTTP リスナーを作成するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを開きます。
  2. 「HTTP サービス」ノードを開きます。
  3. 「HTTP リスナー」ノードを選択します。
  4. 「HTTP リスナー」ページで「新規」をクリックします。「HTTP リスナーを作成」ページが表示されます。
  5. 「名前」フィールドに、リスナーの名前を入力します。
  6. サーバーの再起動時にリスナーを有効化しないようにするには、「リスナー」フィールドの「有効」ボックスのチェックマークを外します。
  7. 単一ポート番号を使用して、サーバーのすべての IP アドレスを待機するようにリスナーを設定するときは、「ネットワークアドレス」に「0.0.0.0」を入力します。それ以外の場合は、サーバーの有効な IP アドレスを入力します。
  8. 「リスナーポート」フィールドには、ネットワークアドレス 0.0.0.0 を使用する場合は一意のポート番号を指定し、別の IP アドレスを使用する場合は任意のポート番号を指定します。
  9. 「デフォルト仮想サーバー」ドロップダウンリストから仮想サーバーを選択します。
  10. 「サーバー名」フィールドに、サーバーがクライアントに送信する URL で使用されるホスト名を入力します。サーバーがエイリアスを使っている場合、この名前はエイリアス名です。サーバーがエイリアスを使用していない場合は、このフィールドを空のまま残します。
  11. 「詳細」セクションでは、次の操作を任意で行います。
  12. セキュアでないリスナーを作成するには、「了解」をクリックします。

このページの「SSL」セクションで、リスナーが SSL、TLS、あるいはこの両方のセキュリティを使用するように設定できます。

安全なリスナーを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「セキュリティ」フィールドの「有効」ボックスにチェックマークを付けます。
  2. サーバーへの認証をこのリスナーを使っている個々のクライアントに任せる場合は、「クライアント認証」フィールドの「有効」ボックスにチェックマークを付けます。
  3. 「証明書のニックネーム」フィールドに、既存サーバーの鍵ペアと証明書の名前を入力します。詳細については、「セキュリティ」の章を参照してください。
  4. SSL3/TLS セクションでは次の手順を実行します。
    1. リスナーで有効にするセキュリティプロトコルにチェックマークを付けます。SSL3 と TLS のどちらかに、あるいはこの両方にチェックマークを付けます。
    2. プロトコルが使用する暗号化方式にチェックマークを付けます。すべての暗号化方式を有効にするには、「サポートされるすべての暗号化方式群」にチェックマークを付けます。個別の暗号化方式を有効にすることもできます。

これにより、デフォルト仮想サーバーとして指定した仮想サーバーの「HTTP リスナー」フィールドにこのリスナーが表示されるようになります。

同機能を持つ asadmin コマンドは次のとおりです。create-http-listenercreate-ssl

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