EJB タイマーサービス設定の設定

タイマーサービスは、Enterprise JavaBeans により通知やイベントをスケジュールするのに使われ、Enterprise JavaBean コンテナが提供する持続的なトランザクション通知サービスです。ステートフルセッション Beans 以外の Enterprise JavaBeans はすべて、タイマーサービスからの通知を受信できます。このサービスによって設定されたタイマーは、サーバーのシャットダウンや再起動では破棄されません。

タイマーサービスの設定

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを選択します。
  2. 「EJB コンテナ」ノードを選択します。
  3. 「EJB タイマーサービス」タブをクリックします。
  4. 「最小配信間隔」フィールドで、最小配信間隔をミリ秒単位で設定します。最小配信間隔とは、次のタイマーの有効期限が切れて特定のタイマーの発生が可能になるまでのミリ秒単位の時間です。この間隔の設定が短すぎると、サーバーがオーバーロードする可能性があります。
  5. 「最大再配信回数」フィールドで、タイマーサービスが通知の配信を試みる最大回数を設定します。
  6. 「再配信間隔」フィールドで、再配信を試みる間隔をミリ秒単位で設定します。
  7. 「保存」をクリックします。
  8. Application Server を再起動します。

タイマーサービスでの外部データベースの使用

デフォルトで、タイマーサービスはタイマーを格納するために埋め込みデータベースを使います。

タイマーの格納に外部データベースを使うには次の手順に従います。

  1. JDBC リソースの作成で説明されているとおり、データベースの JDBC リソースを設定します。
  2. 「タイマーデータソース」フィールドで、そのリソースの JNDI 名を入力します。
  3. 「保存」をクリックします。
  4. Application Server を再起動します。

PointBase や Oracle のタイマーデータベース作成ファイルのサンプルは、<INSTALL_DIR>/lib/install/databases/ で提供されています。

関連項目


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