Web コンテナセッションの設定

この節では、Web コンテナの HTTP セッション設定について説明します。HTTP セッションは、持続ストアに書き込まれた状態データを持つ独自の Web セッションです。

セッションタイムアウト値を設定するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを選択します。
  2. 「Web コンテナ」ノードを選択します。
  3. 「セッションプロパティ」タブをクリックします。
  4. 「セッションタイムアウト」フィールドで、セッションが有効である秒数を入力します。
  5. 「保存」をクリックします。

関連項目

マネージャプロパティの設定

セッションマネージャを使用して、セッションを作成および破棄する方法、セッション状態を格納する場所、およびセッションの最大数を設定できます。

セッションマネージャの設定を変更するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを選択します。
  2. 「Web コンテナ」ノードを選択します。
  3. 「マネージャプロパティ」タブをクリックします。
  4. リープ間隔の値を設定します。
  5. 「リープ間隔」フィールドで、非アクティブセッションデータがストアから削除されるまでの秒数を指定します。

  6. 最大セッションの値を設定します。
  7. 「最大セッション」フィールドで、許容されるセッションの最大数を指定します。

  8. セッションファイル名の値を設定します。
  9. 「セッションファイル名」フィールドで、セッションデータを格納するファイルを指定します。

  10. セッション ID ジェネレータクラス名の値を設定します。
  11. 「セッション ID ジェネレータクラス名」フィールドで、一意のセッション ID を生成するカスタムクラスを指定できます。サーバーインスタンスごとに 1 つのセッション ID ジェネレータクラスだけを作成できます。クラスタ内のすべてのインスタンスは、セッションキーの競合を防止するために、同じセッション ID ジェネレータを使用する必要があります。

    カスタムセッション ID ジェネレータクラスは、次のとおり com.sun.enterprise.util.uuid.UuidGenerator インタフェースを実装する必要があります。

    package com.sun.enterprise.util.uuid;

    public interface UuidGenerator {

        public String generateUuid();

        public String generateUuid(Object obj);  //obj is the session object

    }

    クラスは Application Server のクラスパスになければいけません。

  12. 「保存」をクリックします。

関連項目

ストアプロパティの設定

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを選択します。
  2. 「Web コンテナ」ノードを選択します。
  3. 「ストアプロパティ」タブをクリックします。
  4. リープ間隔を設定します。
  5. 「リープ間隔」フィールドで、非アクティブセッションデータがストアから削除されるまでの秒数を指定します。

  6. 「保存」をクリックします。

関連項目


著作権表示