関係

EJB JAR ファイル -> 「関係」タブ付きパネル

「関係」というタブのあるパネルでは、アプリケーション内のエンティティ Beans 間のコンテナ管理による関係を定義します。既存のコンテナ管理による関係は、表の行に表示されます。行を選択して関係を編集または削除したり、リストに新しい関係を追加したりできます。

コンテナ管理による新しい関係をこの JAR に追加する手順は次のとおりです。

  1. 「追加」ボタンをクリックして、「関係の追加」ダイアログを開きます。
  2. 「エンタープライズ Bean A」セクションで、「エンタープライズ Bean 名」フィールドで関係が定義されているエンタープライズ Bean の名前を選択します。また、「フィールド参照 Bean B」および「フィールドタイプ」情報を選択します。
  3. 「エンタープライズ Bean B」セクションで、「エンタープライズ Bean 名」フィールドで EJB A と関連付けられているエンタープライズ Bean の名前を入力します。また、「フィールド参照 Bean A」および「フィールドタイプ」情報を選択します。

既存の関係を編集するには、表で「関係」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。これにより、「関係の編集」ダイアログが表示され、コンテナ管理による既存の関係を編集できます。これら 2 つのダイアログは同じです。ただし、「関係の追加」ダイアログはデータが設定されていない状態で表示されるのに対し、「関係の編集」ダイアログは、選択した関係のデータがそのまま編集できる状態で表示される点だけが異なります。

「エンタープライズ Bean 名」フィールドは、JAR 内の既知のエンティティ EJB を含むドロップダウンリストです。リストに含まれる EJB を選択して、関係を定義または編集できます。EJB を選択すると、Bean が検査され、そのコンテナ管理による参照 (CMR) フィールドが「Bean X を参照するフィールド」フィールド内に表示されます。

「複数」ドロップダウンボックスでは、関係の特性を、次の中から選択できます。

Beans の名前とその関係を追加する際、参照も指定する必要があります。

他方の EJB を削除するときの Bean 操作を指定するボックスでは、関係内の Bean のカスケード削除が定義されます。ほかの Bean が関係内の Bean ではない場合、このボックスは設定できません。このボックスにチェックを付けると、ほかの Bean の削除時にこの Bean も削除されます。

「了解」をクリックすると、「関係」パネルに戻ります。表内の行に、新しい関係が表示されます。

別の Bean の CMR フィールドから EJB を参照できるようにするには、EJB が定義済みのローカルインタフェースを保持する必要があります。ローカルインタフェースが未定義の EJB が CMR フィールドから参照される場合、「了解」をクリックするとエラーダイアログが表示されます。

関係を削除する場合は、テーブルで行を選択して、「削除」をクリックします。

EJB JAR ファイルのコンテナ管理による持続性プロパティを編集するには、「Sun 固有の設定」ボタンをクリックします。


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