管理対象オブジェクトリソースの作成

リソースアダプタ (コネクタモジュール) にパッケージ化されている管理対象オブジェクトは、アプリケーションの特殊な機能を提供します。たとえば、管理対象オブジェクトは、リソースアダプタおよびそれに関連付けられた EIS に固有なパーサーへのアクセスを提供できます。オブジェクトは管理対象に指定することができます。つまり、管理者により設定可能です。オブジェクトを設定するには、「作成」または「管理オブジェクトリソースを編集」ページで、名前と値のプロパティペアを追加します。管理対象オブジェクトリソースを作成すると、その管理対象オブジェクトが JNDI 名に関連付けられます。

Application Server はリソースアダプタを使って JMS を実装します。作成するJMS 送信先に対して、Application Server は管理対象オブジェクトリソースを自動的に作成します。

管理対象オブジェクトリソースを作成するには、次の手順に従います。

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを開き、次に「コネクタ」ノードを開きます。
  2. 「管理オブジェクトリソース」ノードを開きます。
  3. 「コネクタリソース」ページで、「新規」をクリックします。
  4. 「管理オブジェクトリソース」ページで、次の設定を指定します。
    1. 「JNDI 名」フィールドで、リソースを識別する一意の名前を入力します。
    2. 「リソースタイプ」フィールドで、リソースの Java タイプを入力します。
    3. 「リソースアダプタ」コンボボックスから、管理対象オブジェクトが含まれるリソースアダプタを選択します。
    4. チェックボックスを選択または選択解除して、リソースを有効または無効にします。
    5. 「次へ」をクリックします。
  5. 次の「管理オブジェクトリソースを作成」ページで、次のタスクを実行できます。
    1. 名前と値のプロパティペアで管理対象オブジェクトを設定するには、「プロパティを追加」をクリックします。
  6. 「完了」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド: create-admin-object

関連項目


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