リモート複製接続の問題の診断

$DEV_NAME $FRU_NAME が選択されています。

この保守作業の準備として、次のことを行います。

注: この手順で使用するリモート通信テストの実行のため、この手順では予約機能は使用しません。

  1. この手順で使用されるリモート通信テストの実行では、リモートボリューム名が必要になります。名前が不明の場合は、Storage Automated Diagnostic Environment のメイン画面の左上部の「コンソール」ボタンを選択して Web Console に戻ります。

  2. Web Console の画面で、左側にある「ストレージ」の項目の下にある「Sun StorageTek Configuration Service」のリンクを選択します。

  3. 「Name」列の下の「Array Summary」画面で、リモートトレイまたは 2 次トレイのアレイ名のリンクを選択します。

  4. 「Volume Summary」画面で、ボリューム名をメモします。「Type」列の下の「Replicated」の表示で識別できます。

  • あらゆる ESD 予防対策を講じます。

  • リモート複製がインストールされている 4 つの FC コントローラの「状態」と「ステータス」を確認します。

    1. コントローラの「状態」と「ステータス」を確認します。

      a) コントローラの「状態」が「使用可能」、「ステータス」が「OK」であるべきです。

    2. 画面の左側のインデックスからリモート複製設定を構成している該当のコントローラトレイを選択し、そのコントローラの「状態」と「ステータス」を確認します。

    3. コントローラがいずれも「状態」が「使用可能」で「ステータス」が「OK」でない場合は、関連するアラームを確認し、必要に応じてコントローラの取り外し/交換の手順に進みます。必要な場合は、Sun サービスプロバイダまたは次段階の技術サポートに連絡します。

  • リモートボリュームのミラーリンク接続の確認

    1. リモート複製のリンクが機能していることを確認します。

      通信検査を実行します。

      a) 診断テーブルから「リモートピア通信検査」ボタンを選択します。

      b) テーブルの左側の上部にある、「テストを実行」ボタンをクリックします。

      a) 「テスト設定」画面のドロップダウンボックスからボリューム名を選択します。

      d) 必要な場合は、「テスト設定」画面で、サンプルサイズのデフォルトの値を変更することができます。

      e) 画面の右側にある「実行」ボタンをクリックします。

      f) 「診断を実行」のポップアップ画面で「了解」ボタンをクリックするか、または改行キーを押します。

    2. テストが終わったら、「テストの概要」テーブルで「完了済み」か「失敗」かを確認します。テストから返された情報に基づき、この後の各項目のどれか 1 つに進みます。

  • ケーブルおよびコネクタの接続の確認

    1. ケーブルのどの接続点にも物理的な損傷がないか点検します。

    2. 必要に応じてケーブルの各接続点を接続しなおします。

    3. すべての接続点で SFP トランシーバを点検します。

    4. 必要に応じて、すべての接続点で SFP トランシーバを接続しなおします。

  • リモート複製構成が正しく設定されていることの確認

    1. 画面上部の左側にある「コンソール」ボタンを選択し、Web Console に戻ります。

    2. Web Console の画面で、左側にある「ストレージ」の項目の下にある「Sun StorageTek Configuration Service」のリンクを選択します。

    3. 「Name」列の下の「Array Summary」画面で、該当のアレイ名のリンクを選択します。

    4. 「Volume Summary」画面の左側のナビゲーションツリーから「Replication Sets」を選択します。

    5. 「Replication Sets Summary」画面で、すべての構成情報が正しいことを確認します。

    6. ここまで問題が特定できない、またはまだ解決しない場合は、Sun サービスプロバイダまたは次段階の技術サポートに連絡します。

  • 保守作業の完了

    1. この保守作業が完了したら、リモート複製リンクが機能するようになっていることを確認します。

      通信検査を実行します。

      a) 診断テーブルから「リモートピア通信検査」ボタンを選択します。

      b) テーブルの左側の上部にある、「テストを実行」ボタンをクリックします。

      a) 「テスト設定」画面のドロップダウンボックスからボリューム名を選択します。

      d) 必要な場合は、「テスト設定」画面で、サンプルサイズのデフォルトの値を変更することができます。

      e) 画面の右側にある「実行」ボタンをクリックします。

      f) 「診断を実行」のポップアップ画面で「了解」ボタンをクリックするか、または改行キーを押します。

    2. すべてのアラームを削除する必要があります。アラームの削除。

      a) すべてのアラームを選択するには、画面の左側の「チェックマーク」ボックスを選択します。

      b) 「削除」ボタンを選択し、すべてのアラームを削除します。

      注: ほかのすべての監視アプリケーションから、すべての関連するアラームを削除してください。