トレイコントローラ (RAID コントローラと入出力モジュール) の交換
$DEV_NAME $FRU_NAME が選択されています。
この保守作業の準備として、次のことを行います。
保守作業の説明 (コントローラの交換) を入力します。
プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。
「予約」ボタンを選択します。
a) ログインしている他のユーザーには、この保守作業が進行中であることが通知されます。
トレイコントローラの交換
適切なトレイがどれかを確認する場合は、オレンジ色の LED を点灯させてみます。
a) トレイディスクのオレンジ色の LED を点灯させます。
注: ディスクドライブのオレンジ色のすべての LED が一回点滅します。
必要に応じて、背面カバーを取り除きます。
背面に回り、障害 LED を見ることによって問題のあるコントローラを確認します。障害が検出されると、オレンジ色 LED が点灯します。
a) 背面から CSM/CEM を見て、左側がコントローラカード「A」、右側がコントローラカード「B」です。
a) コントローラカードのステータスは「不良」になっています。
b) コントローラカードが「不良」でない場合は、Sun サービスプロバイダに連絡してください。
不良のコントローラから、ホストおよび拡張インタフェースケーブルを抜き取ります。RAID コントローラの場合は、SFP 送受信機も抜き取ります。すべてのケーブルにラベルを付けてから、取り外してください。
コントローラが取り外し可能な状態であることを確認し、コントローラカードの中央にある、2 つの取り外しレバーを固定しているラッチ (黒いバネが付いている) を押し下げます。爪を押し下げながら、レバーハンドルを外側に引き、CSM/CEM からコントローラカードを取り外します。
梱包から新しいコントローラを取り出します。 不良コントローラを返送するため、梱包材はすべて保管してください。 新しいコントローラや不良コントローラの取り扱いには注意してください。
不良のコントローラからバッテリを取り外して、新しいコントローラにそのバッテリを取り付ける準備をします。
底面が上になるよう、問題のコントローラを裏返しにして、平らな面上に起きます。
コントローラのカバーを固定しているプラスのねじ 6 本 (左右に 3 本ずつ) を取り外します。
カバーを少し後ろ方向にずらし、持ち上げて、ゆっくりとコントローラから離します。 バッテリケーブルがまだコントローラカードに接続されたままであることに注意してください。
コントローラカードのコネクタからバッテリケーブルを取り外します。
新しいコントローラのカバーを固定しているプラスのねじ 6 本 (左右に 3 本ずつ) を取り外します。
トレイにコントローラカードを装着する前に、新しいコントローラの MAC アドレスをメモします。 MAC アドレスは、カバーの白いラベルに記載されています。この情報は、手順 27 で必要になります。
カバーを後ろに少しずらし、持ち上げて、取り外します。
コントローラカバーとバッテリを手に持ち、新しいコントローラカードのコネクタにバッテリケーブルを接続して、コントローラカードを元通りに取り付けます。
6 本のプラスねじを使って、コントローラのカバーを固定します。
6 本のプラスねじを使って残りのコントローラカバーを不良コントローラに固定し、カードを静電気防止袋に入れます。
ミッドプレーンのコネクタにしっかりと差し込まれるまで新しいコントローラを差し込みます。ピンを曲げないように注意します。
ラッチハンドルを押して、新しいコントローラをコネクタにしっかりと差し込みます。 ラッチでハンドルが固定されます。
すべてのホストインタフェースケーブルおよびドライブインタフェースケーブル (SFP 送受信機のケーブルなど) を元通りに接続します。
コントローラが起動プロセスを完了するまでに 60 秒ほど時間がかかります。
a) すべてのリンク LED が点灯します。
b) すべての障害 LED が消灯します。
c) バッテリ充電済み (常時緑色) または充電中 (緑色に点滅) LED が点灯します。
元のコントローラのバッテリを使用している場合、寿命をリセットする必要はありません。新しいバッテリを取り付けた場合は、リセットする必要があります。
注意: データが失われる可能性があります。バッテリ寿命が正しく設定されていないと、バッテリ交換の通知が適切な時期に行われず、その場合、データが失われることがあります。バッテリ寿命を誤ってリセットした場合は、Sun サービスプロバイダに連絡してください。
a) コントローラの「状態」が「使用可能」、「ステータス」が「OK」になります。
新しいコントローラ用の新しい FRU 資産を作成する必要があります。 新しい FRU 資産を生成します。
BOOTP サーバー構成を、手順 14 でメモした MAC アドレスに変更します。 構成手順の詳細は、使用しているオペレーティングシステムの管理者マニュアルを参照してください。
ボリュームを元のコントローラまたは優先コントローラに戻す必要があります。Sun Web Console に戻り、「Sun StorEdge 6130 Configuration Service」を使用して、ボリュームを再配分します。
CSM/CEM の位置確認に使用するオレンジ色の LED を消灯します。
a) 「予約解除」ボタンを選択します。
新しいコントローラのリビジョンレベルを調べて、互換性があることを確認します。リビジョンレベルを確認します。
a) 「リビジョンチェック」画面のドロップダウンボックスから適切なホストを選択します。
b) ドロップダウンボックスから適切なマトリックスを選択します。
c) 「モジュール」ドロップダウンボックスから適切なトレイを選択します。
d) 電子メールが必要な場合は、適切な電子メールアドレスを入力します。
e) 「実行」タブをクリックします。