電源装置の過熱状態からの回復
$DEV_NAME が選択されています。
この保守作業の準備として、次のことを行います。
保守作業の説明を入力します (電源装置の過熱状態からの回復、など) 。
プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。
「予約」ボタンを選択します。
a) ほかのユーザーがログインすると、この保守作業中であることが通知されます。
電源装置の過熱状態からの回復
どの CRM/CEM かを確認する必要がある場合は、白色の位置 LED を点灯させてみます。
トレイ内部の温度が摂氏 70 度 (華氏 158 度) を超えた場合、片方または両方の電源装置が自動的に停止します。片方の電源装置だけが停止した場合は、保守が必要であることを示す LED が点灯します。
通常の温度および最大の温度を超えたときには、いずれの場合もアラーム通知が発生します。
次の条件のうち、どれが電源装置の過熱の原因かを特定します。
- 室内の温度が異常に高い。
- 電源ファン構成部品のファンの障害。
- 不良電源ファン構成部品。
- 通気孔が塞がれている。
- キャビネット内のほかのデバイスの障害
次のことを行なって、過熱状態を緩和します。
- キャビネットのすべてのパネルを取り外す。これは、トレイに与える可能性がある損傷を防ぎます。
- 外部ファンを使用して周囲を冷却する。
- トレイおよびすべての接続済みドライブトレイの電源を停止する。
重要: 何らかの装置の電源を停止する前は、トレイに対するすべての入出力を停止してください。
トレイの周辺の温度が下がるまで待ちます。
トレイには、電源ファン構成部品内の温度が摂氏 70 度 (華氏 158 度) 未満に下がると、オペレータが操作をしなくとも電源が入る機能があります。周囲の温度が下がると、電源装置は自動的にオンになります。電源装置が自動的に再起動したら、コントローラ/IOM はリセットされ、通常の処理状態に戻ります。
電源装置が自動的に再起動しなかった場合は、トレイ内の各コントローラ/IOM の電源スイッチをオフにします。10秒ほど待ってから、トレイの電源を入れます。
電源装置がオンであることを、トレイの正面および背面にある LED で確認します。
トレイの電源がオンにならない場合は、Sun サービスプロバイダ、または次段階の技術サポートに連絡します。
トレイの「状態」と「ステータス」を確認します。
b) すべての FRU において「状態」は「使用可能」、「ステータス」は「OK」であるべきです。
不良 FRU がある場合は、適切な取り外し/交換の手順に進みます。
問題が解決しない場合は、Sun サービスプロバイダ、または次段階の技術サポートに連絡します。
CRM/CEM の位置確認に使用する白色の位置 LED を消灯します。
a) 「予約解除」ボタンを選択します。