ディスクドライブの交換

$DEV_NAME $FRU_NAME が選択されています。

この保守作業の準備として、次のことを行います。

  • 共通ストレージモジュール (CSM) または共通拡張モジュール (CEM) の予約機能を有効にします。

    1. 保守のために CSM/CEM を予約します。

    2. 保守作業の説明を入力します (ディスクドライブの交換、など) 。

    3. プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。

    4. 「予約」ボタンを選択します。

      a) ログインしている他のユーザーには、この保守作業が進行中であることが通知されます。

  • 最新の FRU 資産を生成します。

  • あらゆる ESD 予防対策を講じます。

  • 重要: ディスクドライブを交換する場合、交換するディスクドライブの容量は、交換されるディスクドライブの容量以上である必要あります。そうでない場合は、このディスクドライブをその一部として含む仮想ディスクの全体のサイズに悪い影響を与えます。

  • 重要: ディスクドライブの交換ができるのは、FC ドライブと FC ドライブまたは SATA ドライブと SATA ドライブだけです。FC ディスクドライブと SATA ディスクドライブを同じトレイに混在させることはできません。

    ディスクドライブの交換

    1. 適切なトレイがどれかを確認する場合は、オレンジ色の LED を点灯させてみます。

      a) トレイディスクのオレンジ色の LED を点灯させます。

      b) ディスクドライブの LED の位置の図を表示します。

      注: 不良ドライブ以外のすべてのディスクドライブのオレンジ色の LED が点滅します。不良ドライブの LED は点灯します。

    2. ディスクドライブ正面の障害 LED を見ることによって、不良ドライブを確認します。

      a) ディスクドライブは、CSM/CEM の左側から順に 1 〜 14 の番号が付けられています。

      b) ディスクドライブの位置の図を表示します。

    3. ディスクドライブが取り外してもよい状態であることを確認します。

      a) ディスクドライブのステータスは「不良」になっています。

      b) ディスクドライブが「不良」でない場合は、Sun サービスプロバイダに連絡してください。

    4. ディスクドライブが取り外し可能であることを確認し、ディスクドライブのレバーを上に上げてラッチハンドルを外します。

      a) ディスクドライブの取り外しの図を表示します。

    5. ラッチハンドルを使って、CSM/CEM からゆっくりとディスクドライブを引き出します。

    6. 損傷を受けないよう、取り外したディスクドライブのラッチハンドルは押し下げておきます。

    7. 梱包から新しいドライブを取り出します。 不良ドライブを返送するため、梱包材はすべて保管してください。 新しいドライブや不良ドライブの取り扱いには注意してください。

    8. 取り外したディスクドライブを静電防止袋に入れます。

    9. 新しいディスクドライブのラッチリリースを押して、ハンドルを開きます。

    10. 不良ドライブを取り外してから 30 秒ほど経過したら、ミッドプレーンのコネクタにしっかりと差し込まれるまで新しいディスクドライブを差し込みます。

    11. ドライブハンドルを押し込んで、ドライブをしっかりと固定します。ハンドルを押し込んでドライブが完全に挿入されると、クリック音がします。

    12. ディスクドライブが正しく挿入されると、ドライブの緑色のアクティブ LED が一回点滅してから点灯状態になり、使用可能であることを示します。

      a) 構成によっては、自動的に新しいドライブにデータが再構築されることがあります。アレイがホットスペアを使用している場合は、交換ドライブにデータをコピーする前に、再構築が必要になることがあります。この場合、この手順を完了するのに要する時間が長くなることがあります。

      b) アクティブ LED が一回点滅するということは、新しいディスクドライブにデータが復元されていることを示します。

    13. ディスクドライブの「状態」と「ステータス」を確認します。

      a) ディスクドライブの「状態」が「使用可能」、「ステータス」が「OK」になります。

    14. 新しいディスクドライブ用の新しい FRU 資産を作成する必要があります。 新しい FRU 資産を生成します。

    15. CSM/CEM の位置確認に使用するオレンジ色の LED を消灯します。

      a) トレイの LED を消灯します。

    16. CSM/CEM の予約機能を無効にします。

      a) 「予約解除」ボタンを選択します。

    17. 新しいディスクドライブのリビジョンレベルを調べて、互換性があることを確認できます。リビジョンレベルを確認します。

      a) 「リビジョンチェック」画面のドロップダウンボックスから適切なホストを選択します。

      b) ドロップダウンボックスから適切なマトリックスを選択します。

      c) 「モジュール」ドロップダウンボックスから適切なトレイを選択します。

      d) 電子メールが必要な場合は、適切な電子メールアドレスを入力します。

      e) 「実行」タブをクリックします。