リンク (データ) レートの設定の確認

$DEV_NAME が選択されています。

この保守作業の準備として、次のことを行います。

  • CRM/CEM の予約機能を有効にします。

    1. 保守のために CRM/CEM を予約します。

    2. 保守作業の説明を入力します (コントローラのリセット、など)。

    3. プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。

    4. 「予約」ボタンを選択します。

      a) ほかのユーザーがログインすると、この保守作業中であることが通知されます。

  • あらゆる ESD 予防対策を講じます。

    アラームでリンクレートの問題が検出された場合は、次の手順でリンクレートの設定を確認します。

    リンクレートスイッチは、アレイモジュールの正面の LED の右にあります。スイッチを使用して、コントローラ/IOM とドライブ間のデータ転送レートを、4 Gb/秒または 2 Gb/秒のいずれかに設定することができます。リンクレートの LED は各トレイのコントローラ/IOM の背面にあります。

    リンクレートスイッチの位置を表示します。

  • 同じドライブチャネルに接続されているすべてのコントローラおよび拡張トレイは、同じデータ転送レート (速度) で処理されるように設定されている必要があります。

  • トレイのディスクドライブが、選択したリンクレート速度をサポートしている必要があります。

  • リンクレートスイッチの設定によって、ディスクドライブの速度が決定されます。

  • ディスクドライブがリンクレート速度をサポートしていない場合は、そのディスクドライブは「無視される」ディスクドライブとして報告されます。

  • 同じトレイに 2Gb ディスクドライブと 4Gb ディスクドライブを混在させないでください。

  • 重要: リンクレートスイッチの設定は、トレイの電源が投入されたときにだけ読み取られます。リンクレートスイッチの変更は、トレイの電源が切られているとき、またはトレイの電源が再投入されるときにのみ行ってください。

    リンク (データ) レートの設定の確認

    1. リンクレートスイッチが正しいデータ転送レートに設定されているかどうかを確認します。

      a) リンクレートスイッチの位置の図を表示します。

      b) 必要に応じて、スイッチを正しい位置に移動します (4Gb/秒 は左、2Gb/秒は右)。

    2. 各トレイのコントローラ/IOM の背面にあるリンクレートの LED を確認します。

      a) コントローラの LED の位置と意味を表示します。

      b) IOM の LED の位置と意味を表示します。

    3. トレイに異なる速度のディスクドライブが設置されていないか確認します。データ転送レートは、構成によって異なります。

      a) ディスクドライブデータ転送構成の一覧表を表示します。

    4. 問題を特定しやすくするためにディスクドライブの製造元、タイプ、およびシリアル番号情報を集めます。

      a) ディスクドライブ情報の一覧表を表示します。

      a) 「デバイスの詳細」画面の「FRU」の下の「ディスク」を選択します。

      c) 「ディスクコンポーネントの概要」画面から、適切なディスクドライブ名を選択します。

      d) 「ディスクの詳細」画面の「プロパティ」列の下で「実現」を見つけ、「値」列のディスクドライグ情報を記録します。

      注: 製造元、ディスクドライブのタイプ、およびシリアル番号情報はピリオドで区切られています。

    5. 問題が解決しない場合は、Sun サービスプロバイダまたは次段階の技術サポートに連絡し、このディスクドライブ情報を提示してください。ディスクドライブデータレート速度を特定するために、このディスクドライブ情報をもとに、ドライブのベンダーの Web サイトを参照する必要がある可能性があります。

    6. CRM/CEM の予約機能を無効にします。

      a) 「予約解除」ボタンを選択します。