コントローラをオフラインにする

$DEV_NAME $FRU_NAME が選択されています。

この保守作業の準備をするにあたっては、次の重要な条件に注意してください。

  • 共通ストレージモジュール (CSM) または共通拡張モジュール (CEM) の予約機能を有効にします。

    1. 保守のために CSM/CEM を予約します。

    2. 保守作業の説明を入力します (コントローラをオフラインにする、など)。

    3. プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。

    4. 「予約」ボタンを選択します。

      a) ほかのユーザーがログインすると、この保守作業中であることが通知されます。

  • ホストにマルチパスドライバがインストールされていることを確認します。マルチパスドライバがインストールされていないと、コントローラがオフラインにされたときに入出力エラーが発生します。

  • コントローラをオフラインにすると、そのコントローラが入出力操作に使用できなくなり、もう一方のコントローラにボリュームが移されます。このとき、ボリュームのアクセスが影響を受けることはありません。

  • コントローラをオフラインにすると、大幅にパフォーマンスが低下することがあります。

  • コントローラをオフラインにする前に、必ずこの保守作業をお客様に通知しておきます。

    コントローラをオフラインにする

    1. コントローラをオフラインにします。

    2. コントローラがオフラインになったことを確認します。

      a) コントローラカードの状態が「使用可能だがオフライン」、ステータスが「エラー」になります。

    3. 保守作業を行います。

    コントローラをオンラインにする

    1. コントローラをオンラインにします。

    2. コントローラがオンラインになったことを確認します。

      a) コントローラカードの状態は「有効」、ステータスは「OK」であるはずです。

    3. ボリュームを優先マネージャーまたは優先コントローラに戻す必要があります。 (ボリュームを再配分)。

    4. ボリュームおよびその優先マネージャーまたは優先コントローラで現在のアップデートを提供するために、エージェントを実行する必要があります。

      a) エージェントを実行します。

      b) 「エージェントのサマリー」ウィンドウで、新しいトレイが接続されている適切なホストのチェックボックスを選択します。

      c) 「エージェントを実行」ボタンを選択して、エージェントを実行します。

    5. エージェントを実行したあとに、ボリュームがその優先マネージャーまたは優先コントローラに戻ったことを確認します。 (ボリュームを確認)。

      a) 「デバイスの詳細」画面の「論理コンポーネント」の下の「ボリューム」を選択します。

      b) 「ボリュームのサマリー」画面から、適切なボリューム名を選択します。

      c) 「ボリュームの詳細」画面の「プロパティ」列の下で「優先マネージャー」を見つけ、「値」が「真」であることを確認します。

    6. ボリュームが、優先マネージャーまたは優先コントローラにない場合、またはコントローラ/IOM の「状態」と「ステータス」が予期どおりでない場合には、Sun サービスプロバイダ、または次段階の技術サポートに連絡します。

    7. CSM/CEM の予約機能を無効にします。

      a) 「予約解除」ボタンを選択します。