ディスクドライブケージ構成部品の取り外し/交換
$DEV_NAME $FRU_NAME が選択されています。
この保守作業の準備として、次のことを行います。
ストレージアレイの電源を切断する前にお客様のアレイのすべてのデータのバックアップが取られていることを確認してください。
ストレージアレイの電源を切断する前にアレイに対するすべてのシステム入出力を停止してください。
保守作業の説明を入力します (ディスクドライブケージの交換、など) 。
プルダウンメニューから保守作業の見積り所要時間を選択します。
「予約」ボタンを選択します。
a) ほかのユーザーがログインすると、この保守作業中であることが通知されます。
ディスクドライブケージ構成部品の取り外しと交換
重要: この保守作業を完了させるのに、キャビネットからトレイを取り外す必要はありません。
適切なトレイがどれかを確認する必要がある場合は、白色の位置 LED を点灯させてみます。
背面から、ミッドプレーンを交換する電源装置があるトレイの電源装置の電源スイッチを「OFF」位置にします。
保守作業を行うトレイの両方の電源装置から電源ケーブルを取り外します。
コントローラ/IOM の固定解除
コントローラ/IOM 「A」はトレイの上部左隅に、コントローラ/IOM 「B」はトレイの下部右隅にあります。
ホストインタフェースケーブル (ある場合) および拡張トレイインタフェースケーブル (ある場合) を取り外します。すべてのケーブルにラベルを付けてから、取り外してください。
コントローラ/IOM「A」を固定解除する場合は、ラッチハンドルの右側のタブを押すと同時にラッチハンドルを上に引いてコントローラのロックを解除し、コントローラ/IOM を引いて部分的にトレイから引き出します。コントローラ/IOM「B」を固定解除する場合は、ラッチハンドルの左側のタブを押すと同時にラッチハンドルを下に押してコントローラ/IOM のロックを解除し、コントローラ/IOM を引いて部分的にトレイから引き出します。
電源ファン構成部品の固定解除
電源ファン構成部品 「A」はトレイ上部の右隅にあります。電源ファン構成部品「B」はトレイ下部の左隅にあります。
電源ファン構成部品「A」を交換する場合は、ラッチハンドルを上に引いて電源ファン構成部品のロックを解除し、電源ファン構成部品を引いて部分的にトレイから引き出します。電源ファン構成部品「B」を交換する場合は、ラッチハンドルを下に押して電源ファン構成部品のロックを解除し、電源ファン構成部品を引いて部分的にトレイから引き出します。
ディスクドライブの取り外し
ディスクドライブを取り外すにあたっては、装着するスロットを間違えないよう、各ドライブにトレイ内のスロット位置を示すラベルを貼ります。
重要: ドライブを適切なスロットに戻さないと、データが失われることがあります。
a) ディスクドライブは、トレイの左側から順に 1 から 16 の番号が付けられています。
ディスクドライブのラッチリリースを押し下げて、ドライブラッチハンドルを開きます。
ラッチハンドルを使用して、元のトレイからディスクドライブを引き出します。
取り外したディスクドライブは、慎重に安定した広い面に置きます。
残りのドライブを取り外す場合は、1 から 4 の手順を繰り返します。
トレイからのディスクドライブケージ構成部品の取り外し
キャビネットの正面から、トレイをキャビネットの外枠に固定している 4 本のねじ (各側面に 2 本ずつ) を取り外します。
ドライブケージ構成部品を固定している 4 本 (上部と底部に 2 本ずつ) の脱落防止機構付きねじを緩めます。
ディスクドライブケージ構成部品をトレイのから引き出します。
新しいディスクドライブケージ構成部品の取り付け
梱包から新しいドライブケージ構成部品を取り出します。 不良ドライブケージ構成部品を返送するため、梱包材はすべて保管してください。 新しいドライブケージ構成部品や不良ドライブケージ構成部品の取り扱いには注意してください。
ディスクドライブケージ構成部品を、しっかり挿入されるように注意してトレイに押し込みます。ガスケットに損傷を与えないように注意してください。
ドライブケージを固定している 4 本 (上部と底部に 2 本ずつ) の脱落防止機構付きねじを締めます。
キャビネットフレームの正面にトレイを固定する 4 本のねじを取り付けます。
ディスクドライブのケージ構成部品の交換を完了させる
ミッドプレーンのコネクタにしっかりと差し込まれるまで、慎重にディスクドライブを新しいディスクドライブケージに押し込みます。
ドライブハンドルを押し込んで、ドライブをしっかりと固定します。ハンドルを押し込んでドライブが完全に挿入されると、クリック音がします。
残りのドライブについても、手順 1、2 を繰り返します。
コントローラ「A」をミッドプレーンコネクタに差し込まれる位置まで押し、ラッチハンドルをロックされる位置まで押します。
コントローラ「B」をミッドプレーンコネクタに差し込まれる位置まで押し、ラッチハンドルをロックされる位置まで押します。
ホストインタフェースケーブル (ある場合) および拡張トレイインタフェースケーブル (ある場合) をその適切なポートに差し込みます。
電源装置の電源スイッチが「OFF」位置になっていることを確認します。
電源装置「A」をミッドプレーンコネクタに差し込まれる位置まで押し、ラッチハンドルをロックされる位置まで押します。
電源装置「B」をミッドプレーンコネクタに差し込まれる位置まで押し、ラッチハンドルをロックされる位置まで押します。
電源コードを、各電源ファン構成部品に差し込みます。
電源スイッチを押して「ON」位置にします。
緑色の電源 LED が点灯します。
トレイおよびディスクドライブが起動し、準備完了するまでに数分かかります。
ディスクドライブ、コントローラ、電源装置の緑色の LED を確認します。
すべての FRU について「ステータス」が「OK」であることを確認します。
a) 「状態」は「有効」、「ステータス」は「OK」であるはずです。
b) FRU の「状態」が「有効」、「ステータス」が「OK」でない場合は、Sun サービスプロバイダ、または次段階の技術サポートに連絡してください。
新しいディスクドライブケージ用の新しい FRU 資産を作成する必要があります。 新しい FRU 資産を生成します。
a) 「予約解除」ボタンを選択します。