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匿名認証属性

匿名認証属性は組織属性です。サービス設定の下で組織属性に適用される値は、匿名認証テンプレートのデフォルト値になります。組織にサービスを登録した後、サービステンプレートを作成する必要があります。デフォルト値は組織の管理者が登録後に変更できます。組織属性は組織のサブツリーのエントリに継承されません。匿名認証属性は次のとおりです。

匿名認証属性は組織属性です。サービス設定の下で組織属性に適用される値は、匿名認証テンプレートのデフォルト値になります。組織にサービスを登録した後、サービステンプレートを作成する必要があります。デフォルト値は組織の管理者が登録後に変更できます。組織属性は組織のサブツリーのエントリに継承されません。匿名認証属性は次のとおりです。

有効な匿名ユーザーリスト

このフィールドには、資格を指定しないでログインする権限のあるユーザー ID のリストが含まれています。ユーザーのログイン名がこのリストのユーザー ID に一致した場合は、アクセスが許可され、指定したユーザー ID にセッションが割り当てられます。

このリストが空の場合、以下のデフォルトモジュールログイン URL にアクセスすると、デフォルト匿名ユーザー名として認証されます。

protocol://server_host.server_domain:server_port/server_deploy_uri/ UI/Login?module=Anonymous&org=org_name

このリストが空でない場合、デフォルトモジュールログイン URL (上記と同じ) にログインすると、ユーザーは有効な匿名ユーザー名を入力するよう要求されます。

このリストが空でない場合は、ユーザーは次の URL にアクセスしてログインページを表示せずに、ログインすることができます。

protocol://server_host.server_domain:server_port/server_deploy_uri/ UI/Login?module=Anonymous&org=org_name&IDToken1=<valid Anonymous username>

デフォルト匿名ユーザー名

このフィールドは、「有効な匿名ユーザーリスト」が空白で、次のデフォルトモジュールログイン URL がアクセスされた場合に、セッションが割り当てられるユーザー ID を定義します。

protocol://server_host.server_domain:server_port/server_deploy_uri/ UI/Login?module=Anonymous&org=org_name

デフォルト値は anonymous です。匿名ユーザーは組織にも作成する必要があります。


「有効な匿名ユーザーリスト」が空白でない場合は、「デフォルト匿名ユーザー名」で定義されたユーザーを使用して、ログインページにアクセスせずにログインすることができます。これは、次の URL にアクセスすることで実行できます。

protocol://server_host.server_domain:server_port/server _deploy_uri/UI/Login?module=Anonymous&org=org_name&IDTo ken1=<DefaultAnonymous User Name>


大文字と小文字を区別するユーザー ID を有効

有効な場合、このオプションでユーザー ID の大文字と小文字を区別できます。デフォルトでは、この属性は無効です。

認証レベル

認証レベルは認証方法ごとに個別に設定します。この値は、認証の信頼度を示します。ユーザーが認証を受けると、この値がセッションの SSO トークンに格納されます。ユーザーがアクセスしたいアプリケーションに SSO トークンが提供されると、そのアプリケーションは格納されている値を使用して、ユーザーにアクセスを許可するのに十分なレベルかどうかを判別します。SSO トークンに格納されている認証レベルが必要な最小値に満たない場合、アプリケーションはユーザーにより高い認証レベルのサービスで認証を再度受けるよう要求することがあります。デフォルト値は 0 です。


認証レベルの指定がない場合、SSO トークンはコア認証属性のデフォルト認証レベルで指定した値を格納します。



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