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プラットフォームサービス属性
プラットフォームサービス属性はグローバル属性です。これらの属性に適用される値は Sun Java System Access Manager 設定全体に適用され、設定済みのすべての組織に継承されます。グローバル属性の目的は Access Manager アプリケーションのカスタマイズであるため、ロールまたは組織に直接適用することはできません。プラットフォーム属性は次のとおりです。
サーバーリスト
ネームサービスは初期化時にこの属性を読み取ります。このリストには、1 つの Access Manager 構成内の Access Manager セッションサーバーが含まれます。たとえば、2 つの Access Manager をインストールして 1 つのサーバーとして動作させる場合は、両方ともこのリストに入れる必要があります。サービス URL の要求で指定したホストがこのリストにない場合、ネームサービスは要求を拒否します。このリストの最初の値は、インストール時に指定したサーバーのホスト名およびポートを指定します。リストの最後には、サーバーを一意に識別する 2 バイトの値があります。負荷均衡に関連する各サーバーには一意の識別子が必要です。この識別子は、サーバー URL をサーバー ID にマッピングして Cookie の文字数を短くするためにも使用されます。
protocol://server_domain:port|01
次の形式を使用して追加サーバーを追加します。protocol://server_domain: port |01|instance_name
プラットフォームロケール
プラットフォームロケールの値は、Access Manager とともにインストールしたデフォルトの言語サブタイプです。認証サービス、ログサービス、および管理サービスは、この値の言語で管理されます。デフォルトは en_US です。
Cookie ドメイン
これはドメインのリストで、認証中にユーザーのブラウザに Cookie を設定するときに Cookie ヘッダーで返されます。空の場合、Cookie ドメインは設定されません。言い換えると、Access Manager セッション Cookie は Access Manager 自体にだけ転送され、ドメインのほかのサーバーには転送されません。ドメインのほかのサーバーで SSO が必要な場合は、Cookie ドメインでこの属性を設定する必要があります。1 つの Access Manager 上で異なるドメインに 2 つのインタフェースがある場合、両方の Cookie ドメインをこの属性に設定する必要があります。ロードバランサを使用する場合、Cookie ドメインは、ロードバランサの背後にあるサーバーではなく、ロードバランサのドメインのものであることが必要です。このフィールドのデフォルト値はインストールされている Access Manager のドメインです。
ログインサービス URL
このフィールドはログインページの URL を指定します。この属性のデフォルト値は /Service_DEPLOY_URI/UI/Login です。
ログアウトサービス URL
このフィールドはログアウトページの URL を指定します。この属性のデフォルト値は /Service_DEPLOY_URI/UI/Logout です。
使用可能なロケール
この属性は、プラットフォーム用に設定したすべての使用可能なロケールを格納します。たとえば、ユーザーにロケールを選択させるアプリケーションを考えます。このアプリケーションは、プラットフォームのプロファイルからこの属性を取得して、ロケールのリストをユーザーに提示します。ユーザーがロケールを選択すると、アプリケーションがそれをユーザーエントリ preferredLocale に設定します。
クライアント文字セット
この属性は、プラットフォームレベルのさまざまなクライアント用の文字セットを指定します。これには、クライアントタイプのリスト、および対応する文字セットも含まれます。形式は次のとおりです。
次に例を示します。
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