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「レプリケーションアグリーメント」ダイアログボックス
このダイアログボックスは、このサプライヤとコンシューマレプリカとの間に新しくレプリケーションアグリーメントを作成するために使用します。
更新の送信先: このサプライヤの更新のレプリケート先となるサーバーをこのリストから選択します。リストに何も表示されない場合、あるいは別のサーバーとの間でアグリーメントを作成する場合は、「その他」をクリックします。
その他: このボタンをクリックすると、補助ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでコンシューマサーバーのホスト名とポート番号を入力します。接続をセキュリティ保護するためにサーバーで指定のポートを使用する場合、「セキュリティ保護されたポート」チェックボックスを選択します。このオプションを使用するには、まずサプライヤサーバーとコンシューマサーバーの両方に SSL を設定する必要があります。
認証
次のフィールドでは、サプライヤが更新を送信するときに、コンシューマでどのように認証を行うかを定義します。デフォルトの認証メカニズムは、コンシューマのレプリケーションマネージャの DN と DN に対応するパスワードを使用する簡易認証です。
オプション: セキュリティ保護されたポートに更新を送信しない場合、このボタンは使用できません。セキュリティ保護されたポートに更新を送信する場合、このボタンをクリックして、セキュリティ保護された次の通信モードのどちらかを選択します。
パスワードを使用して接続: サプライヤとコンシューマとの間で行う簡易認証と通常の通信に暗号化チャネルを使用し、証明書を使用しない場合は、このオプションを選択します。下のフィールドに DN とパスワードを入力します。
証明書を使用して接続: 証明書を使用してサプライヤサーバーとコンシューマサーバーとの間の通信をセキュリティ保護する場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用するには、まず、コンシューマサーバーがサプライヤサーバーの証明書をサプライヤの DN として認識するようにコンシューマサーバーを設定する必要があります。
証明書を使用する場合はパスワードが不要なので、「DN」フィールドと「パスワード」フィールドは使用できません。
セキュリティ保護されたポートを通信に使用しない場合、サプライヤは、暗号化されないチャネルで、簡易認証と暗号化されていないメッセージの送信を行います。
DN: コンシューマサーバーのレプリケーションマネージャの DN を入力します。このフィールドには、次のデフォルトのレプリケーションマネージャがあらかじめ入力されています。
cn=replication manager, cn=replication, cn=config
パスワード: 指定した DN のパスワードを入力します。
説明: このオプションのフィールドは、このレプリケーションアグリーメントまたはコンシューマサーバーに関する簡単な説明を入力するために使用します。このレプリカのアグリーメントリストにあるコンシューマのホスト名の横にこの説明が表示されます。