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Instant Messaging チャネル
Instant Messaging チャネルヘルプでは、SunTM Java System Portal Server デスクトップから直接実行が可能な処理に関するヘルプを提供します。Instant Messenger アプリケーションの「使用方法」に関するヘルプは提供しません。Instant Messenger アプリケーションの使用方法に関するヘルプは、そのアプリケーション自体に含まれていますので、Instant Messaging チャネルから起動して参照してください。
Instant Messaging チャネルは、連絡先の現在の状態を表示可能にします。デフォルトでは、 Instant Messaging チャネルには、オンライン、アイドル、取り込み中などの、「オンライン状態」の連絡先が表示されます。また、オンラインの連絡先とチャットセッションを開始したり、再度ログインすることなく Portal Server デスクトップから Instant Messenger を起動できます。
Instant Messaging チャネルを使用して、以下の操作ができます。
Instant Messaging チャネル設定の編集
「Edit IMChannel」を使用すると、Instant Messaging サーバーを設定したり、チャネル設定をカスタマイズできます。利用可能な設定オプションと表示オプションは、各サイトにおける Portal Server の設定に応じて異なります。以下では、利用可能なすべてのオプションについて説明します。ただし、それらのオプションのすべてにアクセスできるとは限りません。
Instant Messenger チャネル設定を編集するには
Instant Messenger チャネルで、「編集」ボタンをクリックします。編集ページが表示されます。
Instant Messenger の編集ページには、設定を行うことのできる、次の 3 つのセクションがあります。
チャネル表示情報
チャネルに表示される連絡先が含まれた連絡先フォルダを指定して、チャネル表示情報をカスタマイズします。
デフォルトで利用できる、2 つの連絡先リストオプションは次のとおりです。
デフォルトでは、2 つのオプションのうち「My Contacts」フォルダに含まれた連絡先が、Instant Messaging チャネルに表示されます。新しい連絡先グループを Instant Messenger アプリケーションに作成して、このグループに連絡先を追加できます (詳細については、Instant Messenger アプリケーション内のヘルプファイルを参照してください)。新しい連絡先グループは、「Edit IMChannel」ページの「連絡先リスト」フィールドに表示されます。この後、新たに作成した連絡先グループを「Edit IMChannel」ページから選択できるようになります。グループを選択すると、その連絡先が Instant Messaging チャネルに表示されます。
「All Contacts」を選択すると、Instant Messenger アプリケーションの「連絡先リスト」に登録されたすべての連絡先グループについて利用可否の状態が表示されます。
Instant Messaging チャネルが、Instant Messaging サーバーと通信できない場合、Instant Messaging チャネルと「Edit IMChannel」ページにエラーメッセージが表示されます。チャネルに表示されるエラーメッセージは次のとおりです。
Error: Unable to get contact information from Instant Messaging server.
このメッセージが表示された場合は、「Edit IMChannel」ページの Instant Messaging サーバー情報を確認してください。Instant Messaging サーバーの詳細を修正したら「完了」をクリックして、ページを再度読み込みます。
Instant Messenger 起動情報
「Java プラグイン」を選択すると、Java プラグインを使用して Instant Messenger を起動します。「Java Web Start」を選択すると、Java Web Start を使用して、Web ブラウザとは別に Instant Messenger を起動します。
Instant Messaging サーバーの設定情報
Sun Java System Instant Messaging サーバーの詳細を指定して、Instant Messaging サーバーを設定します。
「サーバー」 Instant Messaging サーバーの名前を入力します。
例: imserver.siroe.com「ポート」 Instant Messaging サービスを提供するポート番号を入力します。デフォルト値は 49999 です。
「Multiplexor」 Instant Messaging マルチプレクサの名前を入力します。
「Multiplexor Port」 マルチプレクサポート番号を入力します。これは、Instant Messenger がマルチプレクサへのログインに使用するポートです。デフォルト値は 49909 です。
Instant Messenger へのログインに LDAP 認証を使用する場合は、次のように LDAP 資格情報を入力する必要があります。
「ユーザー名」 LDAP 名を入力します。
「パスワード」 LDAP パスワードを入力します。
「完了」をクリックすると、表示オプションが保存されます。
「取消し」をクリックすると、変更が保存されずにデスクトップに戻ります。
チャットの開始
Sun Java System Portal Server デスクトップにログインすると、Instant Messaging チャネルは、その時点でオンラインになっている連絡先のリストを表示します。Instant Messenger アプリケーションでは、連絡先のオンライン状態に変更が生じると、その変更が自動的に表示されますが、Instant Messaging チャネルでは自動的に表示されません。Portal Server デスクトップにログインした後に、オンラインの状態になった連絡先は、Instant Messaging チャネルでは自動的に表示されません。連絡先の最新のオンライン状態を取得するには、ブラウザを更新 / 再読み込みするか、Instant Messenger を起動して、Instant Messenger アプリケーションから連絡先の状態を表示させます。
Instant Messaging チャネルからチャットを開始するには
目的の連絡先の、オンライン状態を示す緑色をしたステータスアイコンをクリックします。
この連絡先の画面には、チャットへの参加依頼が表示されます。Instant Messenger アプリケーションがデスクトップ上でまだ起動していない場合は、自動的に起動します。
Instant Messenger の起動
Instant Messenger クライアントを起動するには
「Start the Instant Messenger」リンクをクリックします。
Sun Java System Instant Messenger が起動します。Instant Messenger は、「Edit IMChannel」ページで指定した設定に基づき、Java プラグインまたは Java Web Start アプリケーションのいずれかとして起動します。デフォルトでは、Java プラグインが使用されます。
Java プラグインではブラウザが使用されるため、Instant Messaging セッション中は、ブラウザを開いたままにしておく必要があります。Java Web Start はスタンドアロンのアプリケーションなので、ブラウザを使用しません。
Java プラグイン
「Edit IMChannel」ページで、Instant Messenger の起動方法が Java プラグインに設定されており、ブラウザにプラグインがインストールされていない場合は、チャネルの「Start the Instant Messenger」リンクを初めてクリックするときに、インターネットからプラグインをダウンロードするように要求されます。それ以降は、「Start the Instant Messenger」リンクをクリックすると、Instant Messenger アプリケーションが起動します。
プラグインをインストールした後は、Instant Messenger アプリケーションが起動します。Instant Messenger の起動では、次の動作が行われます。
Java Web Start
「Edit IMChannel」ページで、Instant Messenger の起動方法が Java Web Start に設定されている場合、チャネルの「Start the Instant Messenger」をクリックすると、チャネルはシステム上で Java Web Start アプリケーションである javaws を検索し、またアプリケーションを起動するスクリプト IMLaunch を検索します。コンピュータの設定によって対処は異なります。たとえば、javaws がコンピュータにロードされていない場合は、インターネットからダウンロードが可能です。あるいは、ユーザのサイトのシステム管理者が設定する場合もあります。
Instant Messaging チャネルのサイズ変更
Instant Messaging チャネルのツールバーには、チャネルのサイズを変更するための 3 つのボタンがあります。ただし、それらのボタンのうち、同時に表示されるのは 2 つだけです。
「最小化」 このボタンをクリックすると、そのチャネルは閉じられ、チャネルのツールバーだけが残されます。特定のチャネルを最小化すると、そのチャネルは閉じられますが、その行全体が閉じられるわけではありません。ただし、そのチャネルがその行の唯一のチャネルである場合や、その行内のほかのチャネルもすべて最小化されている場合には、その行全体も閉じられます。「最小化」ボタンをクリックすると、そのボタンが「元のサイズ」ボタンに変わります。
「最大化」 このボタンをクリックすると、そのチャネルがページ全体に水平方向に拡張され、その他のチャネルはページから削除されます。「最大化」ボタンをクリックすると、そのボタンが「元のサイズ」ボタンに変わります。
「元のサイズ」 このボタンをクリックすると、ページが元の状態に戻ります。元の状態とは、「最大化」ボタンまたは「最小化」ボタンをクリックする前の状態です。「元のサイズ」ボタンをクリックすると、そのボタンが以前のボタン (「最大化」ボタンまたは「最小化」ボタン) に戻ります。
Instant Messaging チャネルのデスクトップからの切り離し
「切離し」オプションを選択すると、Instant Messaging チャネルが Sun Java System Portal Server デスクトップから切り離され、Instant Messaging チャネルを独立したウィンドウ内に表示できるようになります。
Instant Messaging チャネルをデスクトップから切り離すには
Instant Messaging チャネルのツールバー上にある「Detach IMChannel」ボタンをクリックします。
Instant Messaging チャネルのデスクトップからの切離し解除
「切離し解除」オプションを選択すると、切り離されていた Instant Messaging チャネルが再び Sun Java System Portal Server デスクトップに組み込まれます。
Instant Messaging チャネルのデスクトップからの切離しを解除するには
Instant Messaging チャネルのツールバー上にある「Attach IMChannel」ボタンをクリックします。
Instant Messaging チャネルのデスクトップからの削除
Instant Messaging チャネルを Sun Java System Portal Server デスクトップから削除するには
Instant Messaging チャネルのツールバー上にある「Remove IMChannel」ボタンをクリックします。
Instant Messaging チャネルのデスクトップへの復元
削除された Instant Messaging チャネルを Sun Java System Portal Server デスクトップに復元することができます。
Instant Messaging チャネルを Sun Java System Portal Server デスクトップへ復元するには
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