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Sun Java(TM) System Directory Server オンラインヘルプ



ログ設定の「エラーログ」タブ

このタブは、エラーログのディスク使用量とファイルのローテーションポリシーを設定するために使用します。エラーログには、通常の操作中にサーバーに発生したエラーとイベントに関する詳細メッセージが記録されます。最上位の「状態」タブの下にあるログアイコンを選択して、エラーログの内容を表示します。

ログを有効に: エラーログが記録されるように設定するには、このチェックボックスを選択します。エラーログを無効にするには、このチェックボックスの選択を解除します。デフォルトでは、サーバーのエラーログは有効です。

ログレベル: エラーログに格納する必要があるエラーメッセージとイベントメッセージの種類を指定します。デフォルトでは、オプションは選択されていません。オプションを選択すると、受信するすべての要求に関する追加情報が書き込まれるので、エラーログが非常に速く大きくなります。Sun Customer Support に指示された場合を除き、このオプションを変更しないことをお勧めします。

ログファイル: 現在のエラーログファイルの絶対パスと名前を指定します。ファイルを変更するには、新しい名前を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを選択します。デフォルトのエラーログファイルは次のとおりです。

serverRoot/slapd-serverID/logs/errors

古いログファイルは、同じパスに格納されますが、名前にはファイルの作成日時を示す拡張子が付加されます。つまり、ファイル名は、filename.YYYYMMDD-hhmmss という形式になります。また、サーバーは、エラーログの作成日時を記録するために、.rotationinfo という拡張子を付加した同名のファイルも管理します。

作成ポリシー

次のオプションでは、サーバーで新しいエラーログファイルを作成する頻度を指定します。

ログの最大数: 保管するエラーログファイルの数を指定します。エラーログファイルの数がこの値に達すると、サーバーは新しいエラーログファイルを作成するたびに、もっとも古いエラーログファイルを削除します。デフォルトは 2 です。

各ログのファイルサイズ: 有効なエラーログファイルの最大ファイルサイズ (M バイト) を指定します。ファイルが指定されているサイズに達すると、サーバーはファイルを閉じ、新しいファイルを作成します。デフォルトは 100M バイトです。

無制限: 次のフィールドの頻度だけに基づいてログをローテーションさせる場合は、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択すると、ログのローテーションはファイルサイズに関係なく行われるため、ログサイズの合計による削除ポリシーは自動的に選択解除されます。エラーログのサイズを無制限にするように選択すると、ディスクがいっぱいになるおそれがあるため、確認を求められます。

新規ログ作成間隔: 新しいエラーログを作成する間隔を指定します。ログファイルが最大サイズに達したとき、あるいは指定した時間が経過したときのどちらか早い時点で、サーバーはログファイルを閉じます。デフォルトは毎週です。

削除ポリシー

次のオプションでは、ディスクがいっぱいになるのを防ぐために、不要なエラーログファイルを自動的に削除するようにサーバーを設定します。

合計ログサイズが次を超過した時: ファイルサイズに基づいてローテーションポリシーを定義するには、このチェックボックスを選択し、数値を入力します。すべてのエラーログファイルの合計サイズがこの値 (M バイト単位) に達すると、サーバーはもっとも古いエラーログファイルを削除します。デフォルトは 100M バイトです。ファイルサイズを制限しないログ作成ポリシーを選択した場合、このチェックボックスの選択は自動的に解除されます。

残りディスク容量が次の値以下になった時: 利用可能なディスク容量がこの値 (M バイト単位) より少なくなると、もっとも古いエラーログファイルが削除されます。デフォルトは 5M バイトです。

ファイルの日付が次より古くなった時: エラーログファイルがここで指定した時間を経過すると、そのファイルが削除されます。デフォルトは 1 か月です。

保存: 新しいエラーログのローテーションポリシーを適用するには、「保存」をクリックします。


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