Sun Java(TM) System Directory Server オンラインヘルプ |
パフォーマンス設定の「クライアント制御」タブ
このタブは、クライアントからの各要求の処理に使用するリソースを制限するために使用します。サーバーのリソースとディレクトリの通常の処理に基づいて制限を設定します。
保存: 変更内容を LDAP または DSML のリソース制限に適用するには、このボタンをクリックします。ただし、これらのパラメータに対する変更は、サーバーを再起動したあとで有効になります。
LDAP
サイズ制限: サーバーが検索操作に対してクライアントアプリケーションに返す最大エントリ数を指定します。指定した値に達すると、サーバーは要求の処理を停止し、それまでに見つかった結果を返します。デフォルトは 2000 です。
無制限: 1 回の検索で返すエントリの数を制限しない場合は、このチェックボックスを選択します。数を制限する値を入力するには、このチェックボックスの選択を解除します。
検索制限: 検索要求を処理中にアクセスできるディレクトリエントリの最大数を指定します。指定した値に達すると、サーバーは要求の処理を停止し、それまでに見つかった結果を返します。デフォルトは 5000 です。
無制限: ディレクトリツリー全体の検索を許可するには、このチェックボックスを選択します。検索制限の値を入力するには、このチェックボックスの選択を解除します。
時間制限: 検索要求の実行に費やす最大時間 (秒) を指定します。時間制限に達すると、サーバーは要求の処理を停止し、それまでに見つかった結果を返します。デフォルトは 3600 秒、つまり 1 時間です。
無制限: ディレクトリで検索に長い時間かかっても中断されないためには、このチェックボックスを選択します。時間制限の値を入力するには、このチェックボックスの選択を解除します。
アイドルタイムアウト: クライアントの要求がない状態で接続を開いておく時間を秒単位で指定します。この時間に達すると、接続が閉じます。デフォルトのアイドルタイムアウトは無制限です。
無制限: 要求を送信しないで接続を開いたままにすることをクライアントに許可するには、このチェックボックスを選択します。アイドルタイムアウトの値を設定するには、このボックスの選択を解除します。
DSML
バッファサイズ: DSML 要求の処理に使用するバッファのサイズを K バイト単位で指定します。デフォルトは 8K バイトです。
要求の最大サイズ: サーバーで処理できる DSML 要求メッセージの最大サイズを K バイト単位で指定します。デフォルトは 32K バイトです。
応答メッセージの最大サイズ: DSML 要求に対して送信するメッセージの最大サイズを K バイト単位で指定します。デフォルトは 64K バイトです。