Sun Java(TM) System Directory Server オンラインヘルプ |
「レプリケーションを有効化 (更新履歴ログ)」ダイアログボックス
レプリケーションウィザードを使用すると、サフィックスのレプリケーションを有効にしたり、有効なサフィックスのロールを昇格または降格することができます。更新履歴ログをまだ設定していない場合は、このダイアログボックスで、ハブレプリカとマスターレプリカに必要な更新履歴ログを格納するパスを要求されます。
ハブレプリカとマスターレプリカは、サフィックスの内容に対する更新をコンシューマにレプリケートする前に、更新履歴ログに更新内容を格納します。同じサーバーにある別々のサフィックスのレプリカは、同じ更新履歴ログを共有します。そのため、あとで更新履歴ログファイルの削除や移動が必要になった場合、サーバーのレプリカのコンシューマをすべて初期化し直す必要があります。
データ変更をディスク上の次の場所に格納: サーバーのホストマシンにあるディレクトリの絶対パスを入力するか、「参照」をクリックして場所を選択します。ただし、Directory Server コンソール をサーバーと同じホストで実行していない場合、「参照」ボタンは使用できません。
更新履歴ログディレクトリは、保存しようとする更新履歴ログを格納できるだけの十分な容量のあるディスク上に指定する必要があります。デフォルトの更新履歴ログのディレクトリは、次のとおりです。
Solaris 9 プラットフォーム
/var/ds5/slapd-serverID/changelogdb
その他のプラットフォーム
/usr/sunone/servers/slapd-serverID/changelogdb
最上位の「設定」タブの「データ」ノードの「レプリケーション」タブでは、更新履歴ログに関するほかの設定も行うことができます。
更新履歴ログの場所を入力し、「次へ」をクリックして次の必要手順に進みます。