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「レプリケーションアグリーメント」ダイアログボックスの「ネットワーク」タブ
このタブでは、レプリケーションメカニズムがこのレプリカに更新を送信するときにネットワークをどのように使用するかを設定します。
たいていの場合、デフォルトが最適な設定ですが、WAN (ワイドエリアネットワーク) で行うレプリケーションなどの場合には、デフォルトの設定を調整する必要があります。
ウィンドウサイズ: この値は、コンシューマからすぐに受信通知を受け取らなくても送信できる更新メッセージの最大数を示します。ネットワークのプロパティによっては、1 つのメッセージを送信するたびに受信通知を待つよりも、複数のメッセージを同時に送信するほうが効率的です。
グループサイズ: この値は、1 つの更新メッセージにまとめることのできるデータ変更の最大数を示します。データのサイズとネットワークのプロパティによっては、大きいメッセージを送信するほうが効率的な場合があるため、大きいグループサイズを指定します。
グループサイズは、ウィンドウサイズ以下であることが必要です。
説明: このオプションフィールドは、このレプリケーションアグリーメントの簡単な説明を変更するために使用します。レプリカのアグリーメントリストにあるコンシューマのホスト名の横にこの説明が表示されます。
関連項目
『Sun Java(TM) System Directory Server 管理ガイド』の第 8 章の「WAN を越えるレプリケーション」