ATOK12カスタマイザ
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ATOK12のキーの割り付けや、ローマ字漢字入力の場合のローマ字とかなの対応規則を設定します。操作方法を自分の好みに変更することで、使い勝手を良くすることができ、文書を作成する効率も上がります。
また、あらかじめ他社の日本語入力システムに似た設定を用意しているので、ATOKを初めて使用する場合でも、使い慣れた環境でスムーズに操作を行うことができます。
ATOK12カスタマイザは、ATOKパレットの
[カスタマイザ]をクリックして起動します。
■設定項目の説明
- スタイル一覧
あらかじめ用意されているスタイルや、オリジナルに作成したスタイルの一覧が表示されています。
現在のスタイルの先頭には
が表示されます。
- [スタイルの選択]
スタイル一覧の反転カーソルのあるスタイルを現在のスタイルに設定します。
- [名称変更]
スタイル一覧 の反転カーソルのあるスタイルのスタイル名を変更します。
- [追加]
新しくスタイルを作成し、一覧に追加します。
- [削除]
スタイル一覧 の反転カーソルのあるスタイルを削除します。
- [キーカスタマイズ]
ATOK12のキー割り付けを変更します。よく使う機能を使いやすいキーに割り付けることで、自分に合った操作環境を作成することができます。
- [ローマ字カスタマイズ]
ローマ字漢字入力を行う場合の、ローマ字とかなの対応規則について設定します。
[名称変更]
■設定項目の説明
- スタイル名
スタイル名を全角・半角を問わず30文字以内で入力します。
- ファイル名
名前を変更するスタイルのファイル名が表示されます。
[追加]
■設定項目の説明
- 新規作成し追加
新しくスタイルファイルを作成します。
- 既存スタイルファイルの追加
スタイル一覧から削除したスタイルファイルなど、既存のスタイルファイルをスタイル一覧に追加します。
- スタイル名
新しく作成するスタイルの名前を全角・半角を問わず30文字以内で入力します。
- スタイルファイル/[参照]
新しく作成するスタイルのファイル名を入力します。
[参照]をクリックすると、サーバー上にあるスタイルファイルを参照することができます。
スタイルのファイル名には .sty がつきます。
- 原型となるスタイル
キー・ローマ字別に、参照するスタイルを選択します。
[キーカスタマイズ]
■設定項目の説明
- スタイル
現在選択しているスタイル名が表示されています。
- すべて表示/設定済みの項目のみ表示
- ・すべて表示
- キー(機能)が割り付けられている・いないに関わらず、すべての状態を一覧に表示します。
- ・設定済みの項目のみ表示
- 少なくとも1つは機能(キー)が割り付けされているキー(機能)だけを一覧に表示します。
- [機能を検索]/[キーを検索]
- ・機能/キーで 機能 がオンの場合
- キーを割り付けたい機能を、設定一覧から検索します。
- ・機能/キーで キー がオンの場合
- 機能を割り付けたいキーを、設定一覧から検索します。
- 設定一覧
現在のキー割り付けの状況が表示されています。
- ・機能/キーで 機能 がオンの場合
- 機能に対してどのキーが割り付けられているかが状態ごとにわかります。
- ・機能/キーで キー がオンの場合
- キーに対してどの機能が割り付けられているかが状態ごとにわかります。
-----が表示されているところには、まだ割り付けられていません。
*****が表示されているところには、割り付けることができません。
- 機能/キー
- ・機能
- 設定一覧を機能に対するキー割り付けとして表示します。
- ・キー
- 設定一覧をキーに割り付けられている機能として表示します。
- [変更]
選択位置のキー割り付けを変更します。
- [削除]
設定一覧 で選択している機能(キー)を削除します。
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[キーカスタマイズ]−[変更] |
: | 設定一覧で 機能 の列の設定を選択している場合 |
■設定項目の説明
- 機能
キー割り付けを一括変更する機能が表示されています。
- キー
ShiftキーとCtrlキーの状態や、対象となるキーを一覧から選択してキーの割り付けを設定します。
- メニュー
クリックすると次のメニューが表示されます。
キーボードから変更 | … | 割り付けたいキーを実際にキーボードから入力して設定します。 |
未使用のキーから選択 | … | 機能に割り付けられるキーの一覧を表示します。 |
- 状態
キーを割り付ける状態を選択できます。
- 設定
状態ごとに機能に割り付けられているキーが表示されます。
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[キーカスタマイズ]−[変更] |
: | 設定一覧で 機能 以外(文字未入力/入力中などの状態)の列の設定を選択している場合 |
■設定項目の説明
- 機能
キーを割り付ける機能が表示されています。
- 状態
変更対象の状態が表示されています。
- キー
ShiftキーとCtrlキーの状態や、対象となるキーを一覧から選択してキーの割り付けを設定します。
- [メニュー]
クリックすると次のメニューが表示されます。
キーボードから変更 | … | 割り付けたいキーを実際にキーボードから入力して設定します。 |
未使用のキーから選択 | … | 機能に割り付けられるキーの一覧を表示します。 |
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[キーカスタマイズ]−[変更] |
: | 設定一覧で キーの列の設定を選択している場合 |
■設定項目の説明
- キー
機能を割り付けるキーが表示されています。
- 見出し
機能一覧 に表示する操作のグループを選択します。目的の機能をすばやく絞り込むことができます。
- 機能一覧
キーを割り付けられる機能の一覧が表示されています。
- 状態
キーを割り付ける状態を選択できます。
- 設定
状態ごとにキーに割り付けられている機能が表示されます。
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[キーカスタマイズ]−[変更] |
: | 設定一覧で キー以外(文字未入力/入力中などの状態)の列の設定を選択している場合 |
■設定項目の説明
- キー
機能を割り付けるキーが表示されています。
- 状態
変更対象の状態が表示されています。
- 見出し
機能一覧 に表示する操作のグループを選択します。目的の機能をすばやく絞り込むことができます。
- 機能一覧
キーを割り付けられる機能の一覧が表示されています。
[ローマ字カスタマイズ]
■設定項目の説明
- スタイル
現在選択しているスタイル名が表示されています。
- 設定一覧
現在設定されているローマ字とかなの対応規則が表示されています。
- 検索
検索する文字を入力します。
入力された文字で始まるローマ字またはかなを検索します。
- [次を検索]
入力された文字で始まる次のローマ字またはかなを検索します。
- [特殊設定]
Shiftキーを英字入力モードへの切り替えに使用するかしないかや、拗音・促音・撥音の入力規則を設定します。
- [スタイル読込]
現在設定しているスタイルに、他のスタイルからローマ字設定内容を読み込みます。
- [変更]
反転カーソルのあるローマ字とかなの対応規則を変更します。
- [追加]
新しくローマ字とその読みを作成します。
全角・半角に関わらず、ローマ字は4文字以内、かなは6文字以内で入力します。
- [削除]
反転カーソルのあるローマ字とかなの対応規則を削除します。
[ローマ字カスタマイズ]−[特殊設定]
■設定項目の説明
- Shiftキー入力規則
- ・[Shift]+A〜Z
- Shiftキーを押した状態で文字キーを押すと、自動的に英字入力モードに切り替えるかどうかを選択します。
[Shift]+A〜Z をオンにすると、他のShiftキー入力規則 は選択できません。
- ・[Shift]+A〜O/Y[Shift]+A〜O/T[Shift]+U/[Shift]+Z
- ここでオンにしたキーを押すと、拗音(ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ、ゃ、ゅ、ょ)・促音(っ)が、入力できるようになります。
- ヘボン式撥音入力規則
ここでオンにしたキーを押すと、撥音(ん)が入力できるようになります。
[新規スタイル]
■設定項目の説明
- 上書き保存
インストール直後の状態で用意されているスタイルに上書きして保存する場合に、オンにします。
- スタイル名
新しく作成するスタイルの名前を入力します。
- スタイルファイル/[参照]
新しく作成するスタイルの保存先とファイル名を入力します。[参照]をクリックすると、スタイルファイルを参照することができます。
スタイルのファイル名には .sty がつきます。