状態データベースの複製を配置するコンポーネントを選択します。
物理ディスクに障害が発生した場合でも、状態データベース複製の過半数 (複製の半数 + 1) が稼動している状態にする必要があります。 そのためには、複製を別々の物理メディアやコントローラに分散して、1 回のコンポーネント障害によって複製の半分以上が損害を受けないようにしてください。
専用のスライスに状態データベース複製を配置することも、あとでほかのボリュームに使用するスライスに状態データベース複製を配置することも可能です。スライスに状態データベース複製が追加されると、システムはそれを検知して、そのスライスがボリューム内で使用されている場合は、複製用に予約されたスライスを自動的にスキップします。状態データベース複製用に予約されたスライスは、ほかの用途には使用できません。メタデバイス状態データベースの複数のコピーをスライスに保存することは可能ですが、ディスクやコントローラの 1 つに障害点が発生した場合にシステムが影響を受けやすくなります。
1 つのスライスに状態データベースのコピーを複数配置できますが、そうすることでシステムは単一箇所の障害 (単一のディスクまたはコントローラ) の影響を受けやすくなります。