状態データベースは拡張ストレージの構成状態に関する情報を保存します。状態データベースは構成の変更内容を記録して追跡します。拡張ストレージは、構成の変更 (たとえば新規ボリュームの作成) や状態の変更 (たとえばサブミラーの障害) が発生すると自動的に状態データベースを更新します。
実際には、状態データベースは複数のデータベースコピーを複製したものです。それぞれのコピーは状態データベース複製と呼ばれ、データベースのデータが常に有効であるようにします。状態データベースのコピーがあれば、単一障害によるデータの損失を防ぎます。状態データベースは既知のデータベース複製の場所と状態をすべて追跡します。
状態データベース複製の配置と設計については、「状態データベース複製の設計」を参照してください。