耐故障性が必要な場合は RAID 1 (ミラー) ボリュームを使います。 ディスク故障時にもサービスが中断されないからです。 RAID 1 ボリュームは、どのディスクが実際に故障したかによって複数のディスク故障に対応できます。 一般に、RAID 1 (ミラー) ボリュームは次のような場合によく使用されます。
root ファイルシステムのミラーの作成。 /var や /usr のミラーリングにも使用します。
システムインテグレータのディスクを複製します。 つまり、ルートドライブのミラーを新しいドライブに作成し、再同期を完了させてから、すぐに使用できるように新しいドライブを別のシステムに移動します。
データをオフラインでコピーし、長期間バックアップウィンドウを利用できるようにします。たとえば、三面ミラーでは 1 つのサブミラーをオフラインにしてバックアップ用に別のシステムに接続し、残りの 2 つのミラーでデータの冗長化を継続します。