この項には、内蔵リモート コンソール(IRC)およびリモート通信によるサーバ復旧の詳細設定が表示されます。
以下の項目がウィンドウに表示されます。
ステータスこのフィールドには、内蔵リモート コンソール(IRC)がサポートされて、有効になっているかどうかが表示されます。表示される値は、[サポートされていない]、[有効]、[無効]のいずれかです。
IRCがデバイスに内蔵されていない場合、[サポートされていない]が表示されます。
IRCが設定の状態を判別できない場合、[不明]が表示されます。
IRCがデバイスに内蔵され有効になっている場合、[有効]が表示されます。
IRCがデバイスに内蔵されているが無効になっている場合、[無効]が表示されます。
IRC用に設定されたCOMポートがない。
IRC用に設定されたCOMポートがPCIデバイスである。
IRC用に設定されたIRQが、IRC用に設定されたCOMポートと一致しない。
ネットワーク アクセスには、自動サーバ復旧 (ASR)リモート コンソール機能のステータスが表示されます。表示される値は以下のとおりです。
有効 - リモート コンソールPCネットワーク アクセスが有効です。サーバのASRがシステムコンフィギュレーション ユーティリティを起動 された場合(自動サーバ復旧ウィンドウのリブートオプションを参照)、またはInsightマネージャのデバイス表示ウィンドウにあるリブートボタンによってCompaqユーティリティが起動された場合に、ネットワークリモート アクセスが可能です。リモート コンソールによってもシステムコンフィギュレーション ユーティリティにアクセスすることができます。
無効 - リモート コンソール ネットワーク アクセスが無効です。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル イン ステータスには、自動サーバ復旧(ASR)機能が、ASRリブート後にモデムを自動応答モードに設定できるかどうかが表示されます。 表示される値は以下のとおりです。
有効 - モデムを自動応答モードに設定して、リモート コンソールのダイヤル イン アクセスを有効にします。サーバのASRがシステムコンフィギュレーション ユーティリティを起動するか([自動サーバ復旧]ウィンドウの[リセット ブート]オプションを参照)、または[デバイス表示]ウィンドウで[再起動]ボタンを押して、Insightマネージャからシステムコンフィギュレーション ユーティリティを再起動すると、モデム リモート アクセスが有効になります。モデム接続を使用して、リモート コンソールからシステムコンフィギュレーション ユーティリティにアクセスすることができます。
ダイヤルアウト ステータスを有効にした場合、最初にダイヤルアウト接続が試行されます。この接続が失敗すると、ダイヤルイン アクセスが有効になります。ダイヤルアウト接続が正常に確立された場合、この接続が終了したあとにダイヤルインが有効になります。
無効 - この機能は無効です。自動サーバ復旧(ASR)はモデムを自動応答モードに設定しません。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル-アウト ステータス
自動サーバ復旧(ASR)機能がポケットベルを通してアラートを通知した後、ダイヤル アウト ステータスが有効で正しいダイヤル アウト ストリングが設定されている場合は、ASRはリモートPCにダイヤルします。ダイヤルが通じると、サーバ管理者はサード パーティ製のエミュレーションプログラムを使ってシステムコンフィギュレーション ユーティリティを実行し、問題箇所を診断できます。
表示される値は以下のとおりです。
有効 - 自動サーバ復旧(ASR)はダイヤル アウト ストリングをダイヤルして、リモートPCへ接続します。ASRは接続されるまで5回ダイヤルします。接続に失敗した場合は、ダイヤルイン ステータスが有効ならばASRはモデムを自動応答モードに設定するので、サーバー管理者がダイヤルできます。
無効 - 機能が無効になっています。自動サーバ復旧(ASR)はリモート接続を行いません。代わりに、ダイヤル イン ステータスが有効ならば、モデムを自動応答モードに設定するので、サーバ管理者は外から呼ぶことができます。
不明 - ドライバ ソフトウェアまたはサーバエージェントをアップグレードする必要があるか、またはサーバエージェントがこの設定のステータスを判断できません。
ダイヤル-アウト コマンド
自動サーバ復旧 (ASR)がポケット ベルを通してアラートを通知した後、ダイヤルアウトステータスが有効で正しいダイヤルアウトストリングがこの項目に設定されている場合は、ASRはリモートPCにダイヤルします。ダイヤルが接続すると、サーバ管理者はサード パーティ製の端末エミュレーションプログラムを使ってシステムコンフィギュレーション ユーティリティを実行し、問題の箇所を診断できます。
シリアル ポートこの項目は、自動サーバ復旧(ASR)機能で有効に設定された通信ポートを示します。ASRはこのポートを使用してシステム管理者に通知を送り、管理者はサーバにダイヤルするときにこのポートを使用します。たとえば、このポートをシリアルポート1に設定できます。