WebベースのHPマネジメント エージェントfor サーバでは、 一部のシステム パラメータのSNMP SETオペレーションを可能にします。 この設定には、以下に定められた事前設定の3つのユーザを提供するセキュリティが必要です。 Microsoft社のオペレーティング システムまたはLinuxで動作するエージェントの場合、デフォルトのパスワードはありません。 新規インストール時に、管理者パスワード、オペレータ パスワード、およびユーザ パスワードが設定されます。 他のオペレーティング システム上で動作するエージェントの場合、以下の表に示すデフォルトのパスワードがあります。
アカウント |
ユーザ名 |
パスワード |
anonymous |
匿名 |
|
user |
ユーザ |
public |
operator |
オペレータ |
operator |
administrator |
管理者 |
administrator |
注: 本バージョンで使用できるのは上記のユーザ アカウントだけで、パスワード以外は変更できません。Tru64 UNIX環境では、 アカウント名、ユーザ名、およびパスワードは小文字を使用します。
Microsoft社のオペレーティング システムまたはLinux以外でデバイス ホーム ページを初めて開いた場合は、ログインしなくても、Anonymousのユーザ アカウントでどの情報にでもアクセスできます。
Microsoft社のオペレーティング システムの場合、匿名のアクセスはデフォルトでは使用できませんが、システム マネジメント ホームページのオプションを使って、使用可能に設定できます。
データには次の3種類があります。
Default (read only)
Sets (read/write)
Reboot (read/write)
webagent.iniファイルはsystem_root\cpqmgmt\webagentディレクトリ内にあります。
Tru64 UNIX環境では、WEBAGENT.INIファイルは、HPマネジメント エージェント forTru64 UNIXがベース オペレーティング システムの一部としてインストールされたか、アップグレードとしてインストールされたかによって異なります。 以下のコマンドを実行して、WEBAGENT.INIファイルの位置を確認できます。
# ps -ef | grep -i cpqthresh_mib | grep -v grep
コマンド出力は、以下のようになります。
root 12278 1 0.0 ... /usr/sbin/cpqthresh_mib
root 12278 1 0.0 ... /var/opt/CPQIM100/bin/cpqthresh_mib
以下に説明するように、psコマンドの出力に表示されるパス名を使って、ご使用のシステム上のWEBAGENT.INIファイルを見つけることができます。
パス名が/usr/sbin/cpqthresh_mibの場合、WEBAGENT.INIファイルは/var/im/webagentディレクトリにあります。
パス名が/var/opt/CPQIMddd/bin/cpqthresh_mibの場合、WEBAGENT.INIファイルは、/var/opt/CPQIMddd/web/im/webagentディレクトリにあります。
値dddは、HPマネジメント エージェント ソフトウェアのバージョンを示します。
Tru64 UNIXオペレーティング システムで、変更を有効にするには、Webベースのマネジメント エージェント for Serverのサービスを停止してから、再起動する必要があります。
マネジメントHTTPサーバのコンフィギュレーションの設定は3つのファイルに保存されています。 マネジメントHTTPサーバのパスワードは下記のファイルに保存されています。
/var/spool/compaq/wbem/CPQHMMD.ACL
バージョン 3.x からのマネジメントHTTPサーバのコンフィギュレーションセットは以下の場所に保存されています:
/var/spool/compaq/wbem/homepage/cpqhmmd.ini
バージョン 4.x およびそれ以降から導入されたのマネジメントHTTPサーバのコンフィギュレーションセットは以下の場所に保存されています:
/var/spool/compaq/wbem/homepage/cpqhmmdx.ini
マネジメントHTTPサーバのコンフィギュレーションを他のサーバに展開するためには、上記の一致したACLファイルとINIをコピーしてください。
3つのデータタイプがあります:Default (読み込み専用)、Sets(読み書き)および Reboot(読み書き)。 /opt/compaq/webagentのINIファイルは、WebベースのHPマネジメント エージェントによって使用されています。
NetWareの場合は、sys:\system\cpqmgmt\webagentディレクトリ内のWEBAGENT.INIファイルがデータにアクセスできるユーザのレベルを指定しています。 ファイル内の"read=" および "write=" エントリは、アクセスに必要なユーザ アカウントを設定します。 ここで 0 = No access、 1 = Anonymous、2 = User、3 = Operator、4 = Administratorを表します。 これらのエントリを変更すると、セキュリティを変更できます。
注: NetWareオペレーティング システムで、変更を有効にするには、Webベースのマネジメント エージェント for Serverのサービスを停止してから、再起動する必要があります。
NetWareの場合、セキュリティを変更する際に書き込み/読み出しレベル以外は変更しないでください。
関連項目: