ドライブ アレイ コントローラ

このセクションでは、ドライブ アレイに関する一般的な情報とステータス情報を表示します。[大容量記憶装置]リストからドライブ アレイ コントローラのエントリを選択すると、アレイ コントローラ情報、物理ドライブ、論理ドライブおよびストレージ システム情報の個別のエントリを表示したサブメニューが表示されます。表示される項目は次のとおりです。

アレイ コントローラ情報

アレイ アクセラレータ情報

物理ドライブ情報

論理ドライブ情報

テープ ストレージ システム情報

テープ ドライブ情報

ストレージ システム情報

アレイ コントローラ情報 Top

[大容量記憶装置]リストからアレイ コントローラを選択すると、SMARTおよびSMART-2アレイ コントローラに関する情報が表示されます。

SMARTコントローラは、インテリジェント32ビットEISAベース アレイコントローラで最大2つのFast SCSI-2ポートを内蔵し、ProLiantストレージ システムと組み合わせて使用すると、最大14台までのドライブをサポートできます。SMARTコントローラには、RAID 1、RAID 4およびRAID 5など複数のフォールト トレランス機能を設定できます。オンライン スペアを使用でき、両方のSCSIポートにまたがることができます。

SMART-2アレイ コントローラは、次世代のSMARTドライブ アレイ コントローラです。 SMART-2アレイ コントローラには、EISAベースのものとPCIベースのものがあります。特長としては、モジュラー形式のアーキテクチャ、高速プロセッサ、FastおよびWideのSCSIドライブのサポート、取り外し可能なキャッシュ ドータ カードであることなどがあります。SMART-2アレイ コントローラは、1組の物理ドライブ(アレイ)上で複数の論理ボリュームをサポートします。SMART-2アレイ コントローラはさらに、システムがオンラインのままで、データが消失することなく既存の論理ドライブを再設定できるオンライン ボリューム拡張をサポートしています。

各コントローラごとに以下の情報が表示されます。

モデル は、コントローラ カードのタイプを表示します。有効な値は次のとおりです。

コントローラ ステータスは、アレイ コントローラの情報を表示します。表示される情報は以下のとおりです。

現在の役割は、アレイ コントローラの二重化アレイ コントローラとしての現在の役割を表示します。表示される値は次のとおりです。

リダンダンシ モードは、コントローラのリダンダンシ モードを表示します。表示される値は以下のとおりです。

リダンダンシ エラーは、 コントローラのリダンダンシ エラーを表示します。表示される値は以下のとおりです。

ファームウェア バージョンは、アレイ コントローラのファームウェアのバージョンを表示します。この値は、コントローラの特定のリビジョンを識別するのに役立ちます。

製品リビジョンは、アレイ コントローラ ボードのリビジョンを表示します。この値は、コントローラの特定のリビジョンを識別するのに役立ちます。

シリアル番号 は、アレイ コントローラのシリアル番号を表示します。この番号は、識別に使用します。

CPU使用率は、CPUの合計使用率をパーセント(0〜100%(0と100も含む))で表示します。

コマンド数 は、このサンプルで処理された読み取りおよび書き込みコマンドの合計数を表示します。この値は、1秒当たりの読み取りおよび書き込みコマンド数で表されます。

コマンド待ち時間 は、このサンプルの平均コマンド待ち時間を1/10,000秒単位で表示します。

ADGイネーブラ ステータスは、アレイ コントローラのRAID ADGイネーブラ モジュールのステータスを表示します。このモジュールは、アドバンスト データ ガーディングなどのコントローラのアドバンスト機能を提供します。表示される値は以下のとおりです。

ドーターボードタイプ は、アレイコントローラに接続されているドーターボードのタイプを表示します。表示される値は以下のとおりです。

再構築 優先度 論理ドライブの再構築優先度を表示します。表示される値は以下のとおりです: 拡張 優先度 論理ドライブの拡張優先度を表示します。表示される値は以下のとおりです: ポート数はコントローラの SCSI ポートの数を表示します。 場合によっては ポートバス あるいは チャネル として参照されます。 ポート数 はコネクタの数ではありません。.

アレイ アクセラレータ情報 Top

[大容量記憶装置]サブメニューからアクセラレータ項目を選択すると、次の情報が表示されます。

ステータスは、アレイ アクセラレータのステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

不良データ は、システムの電源を入れたときにバッテリ問題のためにデータが消失した可能性を示します。有効な値は次のとおりです。

バッテリ ステータスは、アレイ アクセラレータのバッテリ パックのステータスを表示します。バッテリ パックは、システムの電源が入っているときのみ再充電できます。

エラー コード はキャッシュ操作のステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

注: 別のシステムからのデータがボードに保存されているときにシステム コンフィギュレーション ユーティリティを実行すると、データは消失します。

シリアル番号は、アレイ アクセラレータのシリアル番号を表示します。この番号は識別用です。

合計メモリ容量は、バッテリ バックアップされたメモリおよびバッテリ バックアップされていないメモリを合わせたアクセラレータの合計メモリ容量(MB単位)を表示します。

書き込みキャッシュ ポストされた書き込みのキャッシュに対する割り当てられたキャッシュメモリの割合もしくは、書き込みキャッシュに割り当てられたメモリ容量をKBで表示します。もしKBで表示されたときには、実際に使用できるメモリ容量は表示されている容量の半分です。それは、データは重複して保持されるためです。(二重化)

読み出しキャッシュは、読み込みのキャッシュに対する割り当てられたキャッシュメモリの割合もしくは、読み出しキャッシュに割り当てられたメモリ容量をKBで表示します。もしKBで表示されたときには、実際に使用できるメモリ容量は表示されている容量の半分です、それはデータは重複して保持されるためです。(二重化)

注: IDA-2またはSMARTコントローラでは、読み出しキャッシュを使用できません。これらのコントローラは、この値として0を戻します。

書き込みエラーは、アレイ アクセラレータへの書き込み中に検出された書き込みメモリ パリティ エラーの合計数を表示します。

書き込みパリティ エラーは、情報がアレイ アクセラレータに正しく転送されなかったことをシステムが検出したときに発生します。パリティ ビットは、メモリに保存される情報の各バイトに含まれます。マイクロプロセッサがデータを読み取るか、または書き込むとき、システムは、各バイトのビットの値をカウントします。合計がシステムの期待値と一致しなければ、パリティ エラーが発生します。

読み出しエラーは、 アレイ アクセラレータからの読み取り中に検出された読み取りメモリ パリティ エラーの合計数を表示します。メモリ パリティ エラーが発生した場合、ライト キャッシュ内のデータの二重化コピーにアクセスすると、正しいデータを入手できます

メモリ パリティ エラーは、情報がアレイ アクセラレータに正しく転送されなかったことをシステムが検出したときに発生します。パリティ ビットは、メモリに保存される情報の各バイトに含まれます。マイクロプロセッサがデータを読み取るか、または書き込むとき、システムは、各バイトのビットの値をカウントします。合計がシステムの期待値と一致しなければ、パリティ エラーが発生します。メモリ パリティ エラーは、不良メモリ チップ、メモリ破壊またはメモリ リフレッシュの不足によって発生する可能性があります。

ドライブ識別

このコントローラに接続された物理ドライブの LED を点滅させる長さを、ドロップダウンリストボックスから選択し、開始ボタンを押します。 ページが自動的にリフレッシュされ、点滅するドライブのイメージと停止ボタンが表示されます。 停止ボタンを押すと、時間切れになる前に点滅が終了します。

ドライブライトの点滅が終了したあとは、手動でページをリフレッシュすることによって開始ボタンが表示されます。 ドライブライトの点滅が終了してから開始ボタンが表示可能になるまでには遅延があるかもしれません。 これは HP Insight マネジメント エージェントのデータ収集間隔に依存します。

LED はホットプラグトレイの一部なので、ホットプラグトレイに収められたドライブのみがサポートされます。 論理ドライブ内のスペアドライブも点滅します。 ある論理ドライブまたは物理ドライブが点滅中に別のドライブを選択して点滅を実行すると、点滅中のドライブは消灯し、選択されたドライブが点滅します。

リダンダントコントローラが存在するときは、アクティブなコントローラに接続されたドライブのみが点灯可能です。


重要: 「開始」または「停止」ボタンは、ユーザが管理者かオペレータでログイン、かつ SNMP Set が有効、かつ SNMP コミュニティ名が「書き込み」アクセスで定義されている、ときのみ表示されます。 管理者またはオペレータでログインするには、概要ページに戻ってログインを選択してください。 SNMP Set はSNMP コンフィギュレーションページのHP Insight マネジメント エージェントで設定することができます。 「書き込み」アクセスのSNMP コミュニティ名は同じページ下のセキュリティで定義できます。

物理ドライブ情報 Top

このセクションでは、コントローラに接続されているすべてのディスク ドライブの概要を表示します。[大容量記憶装置]サブメニューには、1つの物理ドライブが1つのエントリとして示されます。物理ドライブの横に表示される情報としては、ドライブの位置(ポートおよびドライブ番号)とドライブのサイズがあります。[大容量記憶装置]サブメニューからいずれかの物理ドライブを選択すると、そのドライブに関する詳細が表示されます。表示される情報は次のとおりです。

ステータスは、 SCSI物理ドライブのステータスを表示します。表示される値は以下のとおりです。

物理ドライブの処置は、このデバイスに必要な処置を表示します。表示される値は以下のとおりです。

容量は、物理ドライブのサイズをMBで表示します。たとえば、120は、物理ドライブが120MBであることを示します。

モデルは、物理ドライブ名を表示します。このモデル名は、ドライブの製造メーカとドライブの種類によって決まります。

ドライブが故障した場合は、交換が必要なドライブの種類をメモしてください。

ファームウェア バージョンは、 物理ドライブのファームウェアのバージョン番号を表示します。必ず、最新バージョンのファームウェアをインストールしてください。古いバージョンは、最新機能をすべてサポートしない場合があります。

シリアル番号は、物理ドライブに割り当てられたシリアル番号を表示します。この値は、SCSI問い合わせコマンドによって戻されるシリアル番号に基づきますが、スペースに制限があるため変更される場合があります。この項目は識別用です。

稼働時間は、ドライブにスタンプが付けられたときからの現在のサービス時間数(物理ドライブが回転していた時間数)を表示します。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

たとえば、[現在のサービス時間]が604のとき、ドライブは604時間動作しました。[サービス時間]が499のときにエラーが発生した場合、エラーは499時間後に発生したことになります。

S.M.A.R.T.サポート は、SCSI物理ドライブがS.M.A.R.T.をサポートするかを示します。表示される可能性のある値は次のとおりです。

注: 値“不明”は、エージェントが物理ドライブからの情報を識別できないことを示します。

現在のバス幅は、物理ドライブの現在のバス幅を表示します。表示される値は次のとおりです。

現在の速度は、物理ドライブの現在のデータ転送速度を表示します。表示される値は以下のとおりです。

注: 現在のデータ転送幅がナロー(8ビット)の場合、MB/秒単位のデータ転送速度は、10,000,000/秒に等しくなります。現在のデータ転送幅がワイド(16ビット)の場合、MB/秒単位のデータ転送速度は、20,000,000/秒に等しくなります。例えば、現在の速度がUltraで転送幅がワイドの場合、転送速度は、40MB/秒になります。

配置情報は、 物理ドライブが内蔵のストレージ システム中にあるか、外付けのストレージ システム中にあるかを表示します。 表示される値は以下のとおりです。

Hot plug このアイコンはドライブがホットプラグドライブである場合に表示されます。

回転数 は、ドライブの毎分あたりの回転数を示します。

ドライブの識別

ドロップダウン リスト ボックスから物理ドライブのLEDを点滅させる時間の長さを選択して、次に開始ボタンを選択します。ページが自動的にリフレッシュされて、点滅しているドライブの画像および停止ボタンが表示されます。時間が超過する前に、 停止ボタンを押すと、点滅が停止します。

ドライブのLEDの点滅が停止した後に、ページを手動でリフレッシュして開始ボタンを表示させなければなりません。マネジメント エージェントのデータ収集間隔の長さによって、ドライブのLEDが停止してから、開始ボタンが表示されるまでの間に遅延が生じる場合があります。

LEDはトレイの一部であるため、ホットプラグ トレイ内のドライブだけがサポートされています。一度に識別されるのは、選択したコントローラの1つのドライブだけです。 1つのドライブのLEDが点滅中に別のドライブが選択されると、元のドライブのLEDは点滅を停止して、選択したドライブが点滅します。


重要: 開始および停止ボタンは、アドミニストレータまたはオペレータとしてログオンし、'書き込み'アクセス権でSNMPコミュニティ名が定義された場合にだけ定義されます。概要ページに戻って、 ログインを選択して、アドミニストレータまたはオペレータとしてログインしてください。SNMP設定ページのマネジメント エージェント for サーバのコントロール パネル アプレットでSNMP設定を有効にできます。'書き込み'アクセス権のあるSNMPコミュニティ名は、[サービス] ->[コンピュータの管理]のSNMPサービス プロパティのセキュリティ ページで定義できます。


論理ドライブ情報

表示された論理ドライブのいずれかを選択すると、そのドライブに関する詳細情報が表示されます。

スペア情報

このセクションでは、ステータスなどのスペア ドライブに関する追加情報と交換された物理ドライブ数を表示します。このセクションは、選択した論理ドライブに対してスペア ドライブが設定されている場合のみ使用できます。使用可能な情報は次のとおりです。

ステータス は、オンライン スペア ドライブのステータスを表示します。表示される可能性のある値は次のとおりです。

ステータスが構築中の場合、自動データ復旧の進捗状況を示す以下のいずれかのステータスが表示されます。

交換されたドライブ数は、論理ドライブ中の物理ドライブのうち、障害が起きてスペアディスクに置き換わったものの数を表示します。 この監視対象項目を使用して故障したドライブを識別し、できるだけ早くドライブを交換してください。

N/Aが表示された場合、スペアは、故障したドライブの代わりに動作を開始していません。

予測インジケータ

現在正常に動作しているドライブを交換しなければならない可能性があることを予測するには、予測インジケータを使用します。

S.M.A.R.T.ステータスは、物理ドライブによってレポートされるS.M.A.R.T.ステータスを表示します。これは、ドライブがS.M.A.R.T.事前障害予測をサポートしている場合にだけ表示されます。表示される値は以下のとおりです。

下記の障害予測インジケータは、物理ドライブがこれらのインジケータをサポートしておらず、S.M.A.R.T.ステータスを利用できる場合には表示されません。

これらの項目に関連する数値データは、項目名の後に表示されます。例えば、Used Realloc: 122は、このドライブに対して122の再割り当てセクタがあることを意味しています。これらの項目のステータスは、OKまたはドライブ交換になります。ドライブ交換の場合はドライブを交換してください。そうしないと将来、実際にドライブが故障する可能性があります。障害予測インジケータは以下のとおりです。

機能テスト1、2および3は、物理ドライブの動作状態を示す一連のテストに関する情報を表示します。これらの項目のステータスは、OKまたはドライブの交換です。ステータスがドライブの交換の場合、ドライブを交換してください。交換しないと、将来、ドライブ障害が実際に発生する場合があります。

これらのテストは、各種のタスクを実行するときの物理ドライブの現在の動作方法と初期の動作方法を比較します。新しいドライブは100%のレベルで動作します。デフォルトでは、現在の値が80%未満であれば、問題が発生している可能性があります。

使用済み再割り当てセクタ数は、物理ドライブに使用された再割り当て領域のセクタ数を表示します。この項目のステータスは、OKまたはドライブの交換です。ステータスがドライブの交換の場合、ドライブを交換してください。交換しないと、将来、ドライブ障害が実際に発生する場合があります。

磁気ディスクの性格上、ドライブ上の一部のセクタは不良になる場合があります。再割り当て領域は、ドライブのメーカーがこれらの不良を補正するために確保するドライブ部分です。アレイ コントローラは、これらの使用不能セクタにアドレス指定された情報を再割り当て領域内の使用可能セクタに書き込みます。再割り当てされたセクタが非常に多い場合、ドライブで問題が発生している可能性があります。

スピンアップ時間は、物理ドライブが完全な速度までスピンアップするためにかかる時間を表示します。この項目のステータスは、OKまたはドライブの交換です。ステータスがドライブの交換の場合、ドライブを交換してください。交換しないと、将来、ドライブ障害が実際に発生する場合があります。

ドライブは、はずみをつけて動作速度に達するまで時間がかかります。車が何秒で時速0マイル(0km)から60マイル(96km)になるかをテストするのと同様、ドライブのメーカーは、ドライブが完全な速度で回転するまでにかかる時間の期待値をあらかじめ設定しています。これらの期待値を満たさないドライブは、問題が発生している可能性があります。

値は、1/10秒単位で表示されます。このため、ドライブがスピンアップに12秒かかる場合、値は120になります。次のいずれかの場合、この監視対象項目の値が0になることがあります。

問題インジケータ

ドライブ障害が発生した場合、ドライブを交換しないで訂正できるかを決定するには、問題インジケータを使用します。問題インジケータには次のものがあります。

復旧失敗読み取り数は、この物理ドライブから別のドライブへの自動データ復旧の実行中に発生した読み取りエラーの数を表示します。読み取りエラーが発生すると、自動データ復旧は停止します。

自動データ復旧が繰り返し停止し、復旧中のボリューム内のドライブに関するこのカウンタが増加する場合、問題を訂正できる可能性があります。以下の手順に従ってください。

注意:必ず、以下の手順を実行してからこのドライブを交換してください。この手順に従わないと、データが消失します。

  1. 可能であれば、システム データのバックアップを取ります。バックアップを取ることができない場合は、前のバックアップに戻します。

  2. これらのエラーが発生しているドライブに対してDiagnostics v8.18以上を実行します。以下の手順に従って、表面検査を実行します。

    1. Diagnosticsディスケットをディスケット ドライブに挿入して、システムを再起動します。

    2. 最初のメニューで[コンピュータの動作チェック(テスト)]を選択します。

    3. Diagnosticsのメイン メニューで[プロンプト付きDiagnostics]を選択します。

    4. [テスト オプション]画面で対話式テスト(単一デバイス)]を選択します。

    5. [デバイスの選択]メニューで[固定ディスク]を選択します。

    6. [固定ディスク テストの選択]メニューで[フォーマット]メニューを選択します。選択できるドライブが複数ある場合は、テストしたいドライブを選択します。

    7. [フォーマット]メニューで[表面検査]を選択します。 このテストは、不良セクタを再マップします。ドライブに他の問題ある場合、このテストはその旨を示します。

  3. バックアップからデータを復元します。

  4. これらのエラーが繰り返される場合は、ドライブを交換してください。

その他のタイムアウトは、コマンドが発行された後、コントローラで定義された時間内にドライブが割り込みに応答しなかった回数を表示します。この監視対象項目には、データ要求(DRQ)タイムアウトは含まれません。

この数字が0以外で、ドライブが故障した場合、ドライブを交換しないで問題を訂正できる可能性があります。以下の手順に従ってください。

  1. システムおよびストレージ システムのすべてのケーブルを調べて、正しく接続されて固定されていることを確認します。ケーブルを交換しなければならない場合があります。

  2. ProLiantストレージ システムが接続され、電源が入っていることを確認します。パワー サプライを調べて、機能していることを確認します。

重要: 接続されているシステムの電源が入ったままProLiantストレージ システムの電源を切らないでください。
  1. システムのそばに他の電気装置がないかどうかを調べます。このエラーは電気ノイズによって発生する場合があるため、他の電気装置のAC回路を調べます。

  2. Compaq IDAシステムの場合、Compaq IDAコントローラが最小限必要なリビジョン レベルであることを確認します。

  3. タイムアウトは、2つ以上のドライブに同一のSCSI IDを設定した場合に発生する可能性があります。ProLiantストレージ システムとシステムのSCSI IDが競合していないかどうかを確認します。

  4. ProLiantストレージ システムで、ドライブ トレイのSCSI IDケーブルを調べます。ケーブルが損傷したり、正しく接続されていなければ、SCSIタイムアウトが発生する場合があります。ホットプラグ対応ドライブ トレイ サービス スペア キットに付属のマニュアルを参照してください。

  5. システムの温度が規定の制限内にあるかどうかを確認します。ファンが動作し、妨害されていないことを確認します。

  6. ドライブ障害によってタイムアウトが発生する場合もあります。これらのエラーが数多く発生する場合は、ドライブを交換してください。

Diagnosticsを使用して[その他のタイムアウト]をリセットできます。Diagnostics v8.19以上の場合、以下の手順に従ってください。

  1. DiagnosticsディスケットをドライブAに挿入してシステムを再起動します。

  2. 初期画面でEnterキーを押します。

  3. メイン メニューで [コンピュータの動作チェック(テスト)]を選択します。

  4. ご注意の画面で[続行]を選択します。

  5. 次の画面で[プロンプト付きDiagnostics] を選択します。警告が表示されたら、[続行] を選択します。

  6. [テスト オプション]画面で [対話式テスト(単一デバイス)]を選択します。

  7. [デバイスの選択]メニューで[その他のタイムアウト]を示したドライブの種類を選択します。

  8. [テストの選択]メニューで [ドライブの監視診断テスト]を選択します。

  9. 次の画面で論理ドライブを選択できれば、[その他のタイムアウト]を示した物理ドライブに関連づけられた論理ドライブを選択するか、または[すべてのドライブのテスト]を選択します。

  10. [その他のタイムアウト]が検出されると、Diagnosticsは1736-22エラーを表示します。 Enterキーを押します。

  11. 次の画面で[はい]を選択すると、[その他のタイムアウト]がリセットされます。

SCSIバス障害は、SCSIバス上でSCSIバス パリティ、オーバーランまたはアンダーラン エラーが検出された回数を表示します。コントローラは動作を再試行するため、SCSIバス障害によって、パフォーマンスの低下やデータ破壊が発生する可能性があります。

この数字が0以外でドライブが故障した場合、ドライブを交換せずに問題を解決できる場合があります。以下の手順に従ってください。

  1. システムおよびストレージ システムのすべてのケーブルを調べて、正しく接続されて固定されているかどうかを確認します。ケーブルを交換しなければならない場合があります。

  2. システムのそばに他の電気装置がないかどうかを調べます。このエラーは電気ノイズによって発生する場合があるため、他の電気装置のAC回路を調べます。

  3. システムの温度が規定の制限内にあることを確認します。ファンが動作し、妨害されていないことを確認します。

  4. 2つ以上のドライブに同一のSCSI IDを設定すると、SCSIバス障害が発生する可能性があります。ProLiantストレージ システムとシステムのSCSI IDが競合していないかを確認してください。

  5. ドライブ障害によってSCSIバス障害が発生する場合もあります。これらのエラーが数多く発生する場合は、ドライブを交換してください。

IRQ欠陥は、ドライブ インタフェース ケーブル上で欠陥が検出された回数を表示します。コントローラは動作を再試行するため、欠陥によって、パフォーマンスの低下やデータ破壊が発生する可能性があります。欠陥は、ドライブ ケーブルの電気ノイズまたはドライブ電子部品の断続的な障害を示します。

Compaq IDAおよびIDA-2システムでは、この項目は、ドライブを交換しないで訂正できる可能性のある問題インジケータとみなされます。このカウンタが0以外で、ドライブが故障した場合、以下の手順に従ってください。

  1. システムおよびストレージ システムのすべてのケーブルを調べて、正しく接続されて固定されているかを確認します。ケーブルを交換しなければならない場合があります。

  2. システムのそばに他の電気装置がないかどうかを調べます。このエラーは電気ノイズによって発生する場合があるため、他の電気装置のAC回路を調べます。

  3. IDAシステムの場合、Compaq IDAコントローラが最小限必要なリビジョン レベルであるかを確認します。

  4. これらのエラーが数多く発生する場合は、ドライブを交換してください。

注: ドライブが故障していない場合、上記の数字は、訂正された過去のエラーの累積記録にすぎません。

障害インジケータ

故障したドライブの故障の原因を確認するには、障害インジケータを使用します。通常、ドライブが正常に動作していれば、これらの数字は0です。カウンタが0以外で、ドライブが故障していなければ、断続的な問題が発生しているため、ドライブを交換しなければならない可能性があります。障害インジケータには、次のものがあります。

スピンアップ エラー - スピンアップ コマンドの障害のために物理ドライブが故障すると、スピンアップ エラーが発生します。この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。

カウンタが0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。カウンタが増加するかを監視して、ドライブを交換してください。

コマンド実行中止回数 - [コマンド実行中止回数]カウンタは、SCSIコマンドが試行されたときに物理SCSIドライブがコマンド実行中止ステータスを戻した回数を記録します。このエラー数は、SCSIコマンドが正常に終了しなかったことを示します。正常に再試行できずにコマンドが中止されたために物理ドライブが故障すると、コマンド実行中止エラーが発生します。この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。

カウンタが0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。カウンタが増加するかを監視して、ドライブを交換してください。

再割り当て中止回数 - コントローラが不良セクタを再割り当てを実行しようとしたときに発生したエラーのために物理ドライブが故障すると、再割り当て中止エラーが発生します。

磁気ディスクの性格上、ドライブ上の一部のセクタは不良になる場合があります。再割り当て領域は、これらの不良を補正するために確保されているドライブ部分です。アレイ コントローラは、これらの使用不能セクタにアドレス指定された情報を再割り当て領域内の使用可能セクタに書き込みます。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

メディア障害 - 復旧不能メディア エラーのためにこの物理ドライブが故障すると、メディア障害が発生します。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

フォーマット エラー -コントローラが不良セクタを再マップできなかったためにフォーマット動作が失敗すると、フォーマット エラーが発生します。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

ハードウェア エラー - [ハードウェア エラー]カウンタは、SCSIコマンドが試行されたときに物理SCSIドライブがハードウェア エラー ステータスを戻した回数を記録します。このエラー ステータスは、SCSIコマンドが正常に終了しなかったことを示します。通常、コントローラは、このコマンドを数回試行してからドライブを故障させます。この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

準備未完了エラー - 物理ドライブが準備できていなければならないときに「準備未完了」ステータスを戻すと、ドライブ準備未完了エラーが発生します。このエラーは、ドライブが突然停止するか、またはスピンアップ コマンドを発行した後にドライブが準備完了状態にならない場合に発生します。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

不正ターゲット エラー - 物理ドライブがSCSI-2ポートのプロトコルに準拠しない動作を実行した場合、SCSIポートはリセットされます。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

復旧失敗書き込み数 - この物理ドライブに対して自動データ復旧を実行中に書き込みエラーが発生したかどうかを示します。書き込みエラーが発生すると、自動データ復旧は停止します。これらのエラーは、物理ドライブが故障していることを示します。この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。

この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

セルフテスト エラー - 物理ドライブがセルフテストに失敗したかどうかを示します。システムの電源を入れるたびに物理ドライブはセルフテストを実行します。この数字が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。

セルフテスト エラー数が0以外で、ドライブが故障している場合は、ドライブを交換してください。数字が0以外で、ドライブがOK(故障していない)であれば、ドライブの交換を必要とする可能性のある断続的な問題を示します。数字が増加するかどうかを監視して、ドライブを交換してください。

上記の情報は、監視機能とパフォーマンス データを有効にしてスタンプが付けられたドライブに使用できます。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

統計情報

このセクションでは、特定のドライブ アレイ コントローラの物理ドライブに関する統計を表示します。実行時統計を使用すると、特定のドライブのヘルス状態を監視できます。表示される情報は次のとおりです。

読み取りセクタ数は、ドライブにスタンプが付けられて以来、物理ディスク ドライブから読み取られた合計セクタ数を表示します。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

ハード読み取りエラー数 は、ドライブ上で発生し、物理ドライブのECC(Error Correction Code)アルゴリズムまたは再試行によって復旧できなかった読み取りエラーの数を表示します。ドライブはいつでもこれらのエラーを生成する可能性があります。これらのエラーが発生した場合、ドライブに問題が発生している可能性があります。このカウンタの値は、物理ドライブが別のエラーを検出するたびに増加します。

これらのエラーの重大度は、管理対象システムがフォールト トレランス機能を実行しているかによって異なります。フォールト トレランス機能が設定されていれば、コントローラはデータを再マップして、これらのエラーによって発生した問題を解決できます。

復旧された読み取りエラー数 は、物理ドライブの再試行によって訂正された読み取りエラーの数を表示します。ドライブはいつでもこれらのエラーを生成する可能性があります。[復旧された読み取りエラー]または[ハード読み取りエラー]の値が急速に増加する場合、ドライブに問題が発生している可能性があります。この値は、物理ドライブが別のエラーを検出して訂正するたびに増加します。この監視対象項目のエラー数は、[ハード読み取りエラー]の数よりも多くなります。

合計シーク数は、ドライブにスタンプが付けられて以来、シーク テストの実行中に物理ドライブによって実行されたシーク動作の合計数を表示します。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

通常、ドライブに対して読み取りおよび書き込みを行う場合、ドライブはデータが保存されている場所に対して暗黙のシークを実行します。これらは、この数字に含まれません。

シーク エラーは、物理ドライブが検出したシーク エラー数を表示します。シーク エラーは、失敗したシークです。通常、ドライブはいつでもこれらのエラーを発生する可能性があります。[シーク エラー]の値が急速に増加する場合、この物理ドライブは故障している可能性があります。通常、これらのエラーは、急速に増加したときだけ問題を示します。

書き込みセクタ数は、ドライブにスタンプが付けられて以来、物理ドライブに書き込まれた合計セクタ数を表示します。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

ハード書き込みエラー は、物理ドライブによって復旧できなかった書き込みエラー数を表示します。ドライブはいつでもこれらのエラーを発生する可能性があります。[ハード書き込みエラー]または[復旧された書き込みエラー]の値が増加する場合、ドライブに問題が発生している可能性があります。通常、これらのエラーは読み取りエラーよりも少ない頻度で発生します。

復旧された書き込みエラー は、物理ドライブの再試行によって訂正されるか、または監視対象システム上の物理ドライブによって復旧された書き込みエラー数を表示します。ドライブはいつでもこれらのエラーを発生する可能性があります。[復旧された書き込みエラー]または[ハード書き込みエラー]の値が増加する場合、ドライブに問題が発生している可能性があります。

この値は、物理ドライブがエラーを検出して訂正するたびに増加します。通常、これらのエラーは、急速に増加したときだけ問題を示します。通常、これらのエラーは読み取りエラーよりも少ない頻度で発生します。

ホットプラグ数は、ドライブにスタンプが付けられて以来、この物理ドライブが ProLiantストレージ システムからホットプラグされた(取り外された)回数を示します。ドライブのスタンプは、工場出荷時または新しいドライブに対して Diagnosticsを実行したときに付けられます。

DRQタイムアウト数は、物理ドライブがデータを要求し続けてもコマンドが完了されなかった回数を表示します。この値は、物理ドライブのデータ要求(DRQ)タイムアウトが発生するたびに増加します。

ドライブまたはケーブルに欠陥があると、DRQタイムアウトが発生する可能性があります。これらのエラーが増加する場合は、ドライブを接続しているケーブルを調べて接続されているかどうかを確認してください。

論理ドライブ情報 Top

コントローラに関連づけられた論理ドライブのリストは、[大容量記憶装置]サブメニューに表示されます。リスト内の各論理ドライブは、論理ドライブ番号とその論理ドライブのフォールト トレランス機能を表示します。論理ドライブのエントリのいずれかを選択すると、次の情報が表示されます。

ステータス は論理ドライブのステータスを表示します。論理ドライブは下記の情報を表示します。

ステータスが再構築中の場合、以下の表示により、再構築の進捗状況が示されます。

再構築中ドライブは、障害を起こした物理ドライブを表示します。 論理ドライブは、この障害ドライブの替わりにスペアドライブを用いて再構築をおこなっています。

ステータスが拡張中の場合、拡張の進捗状況を示す以下のいずれかの表示がされます。

フォールト トレランスは、論理ドライブのフォールト トレランス機能を表示します。フォールト トレランス機能を変更するには、システム コンフィギュレーション ユーティリティを実行してください。

論理ドライブのフォールト トレランス機能で表示される値は次のとおりです。

容量は、論理ドライブの容量をMBで表示します。たとえば、120は、物理ドライブが120MBであることを示します。このデータを使用して、ドライブが要求を満たすのに十分な大きさであるかどうかを確認します。

このユーティリティでは、1MBは1,048,576バイトです。1MBの定義が異なるため、表示される容量の値は、ドライブの規定サイズとは異なる場合があります。多くのハードウェア メーカーは、1MBを値1,048,576バイトではなく1,000,000バイトとして使用します。

アクセラレータ は、論理ドライブがアレイ アクセラレータを設定し、有効にしているかを示します。有効な値は次のとおりです

ストライプ サイズ は、論理ドライブのストライプのサイズをKBで表示します。

合計読み取り/書き込み要求数 は、論理ボリュームに対する読み取りおよび書き込み要求の合計数を1秒当たりの読み取り数および書き込み数で表示します。

読み取り数 は、論理ボリュームに対する読み取り要求の数を1秒当たりの読み取り数で表示します。

書き込み数 は、論理ボリュームに対する書き込み要求の数を1秒当たりの書き込み数で表示します。

読み取りセクタ数 は、このインターバルの間に読み取られた論理ボリュームのセクタ数を表示します。この値は、1秒当たりのセクタ数で表されます。

書き込みセクタ数 は、このインターバルの間に書き込まれた論理ボリュームのセクタ数を表示します。この値は、1秒当たりのセクタ数で表されます。

ドライブ識別

論理ドライブを構成する物理ドライブの LED を点滅させる長さを、ドロップダウンリストボックスから選択し、開始ボタンを押します。 ページが自動的にリフレッシュされ、点滅するドライブのイメージと停止ボタンが表示されます。 停止ボタンを押すと、時間切れになる前に点滅が終了します。

ドライブライトの点滅が終了したあとは、手動でページをリフレッシュすることによって開始ボタンが表示されます。 ドライブライトの点滅が終了してから開始ボタンが表示可能になるまでには遅延があるかもしれません。 これは HP Insight マネジメント エージェントのデータ収集間隔に依存します。

LED はホットプラグトレイの一部なので、ホットプラグトレイに収められたドライブのみがサポートされます。 論理ドライブ内のスペアドライブも点滅します。 選択されたコントローラ上の論理ドライブのうち、一度に認識されるのは 1 論理ドライブのみです。 あるドライブが点滅中に別のドライブを選択して点滅を実行すると、点滅中のドライブは消灯し、選択されたドライブが点滅します。


重要: 「開始」または「停止」ボタンは、ユーザが管理者かオペレータでログイン、かつ SNMP Set が有効、かつ SNMP コミュニティ名が「書き込み」アクセスで定義されている、ときのみ表示されます。 管理者またはオペレータでログインするには、概要ページに戻ってログインを選択してください。 SNMP Set はSNMP コンフィギュレーションページのHP Insight マネジメント エージェントで設定することができます。 「書き込み」アクセスのSNMP コミュニティ名は同じページ下のセキュリティで定義できます。


物理ドライブ

表示された物理ドライブ のいずれかを選択すると、そのドライブに関する詳細情報が表示されます。

スペア ドライブ

ドライブに関するより詳しい情報を見たい場合は、 スペア ドライブの一覧から参照したいドライブを選択してください。

テープ ストレージ システム情報 Top

下記の情報を表示するには、[大容量記憶装置]サブメニューからテープストレージシステム情報を選択してください。

ステータスは、テープストレージシステムのステータスを表示します。表示される値は以下のとおりです。

モデルはテープライブラリのモデル名を表示します。 この値は識別のためにご使用ください。

F/W リビジョンは、テープライブラリのファームウェア リビジョン レベルを表示します。 この値は識別のためにご使用ください。

シリアル番号はテープライブラリのユニットシリアル番号を表示します。 この値は識別のためにご使用ください。

現在の幅は、テープライブラリの現在のネゴシエート データ転送幅を表示します。表示される値は以下のとおりです。

現在の速度は、テープライブラリの現在のネゴシエート データ転送速度を表示します。表示される値は以下のとおりです。

補足: 現在のデータ転送幅がナローの場合、データ転送速度 [MB/秒] はデータ転送速度 [100万回/秒] に等しくなります。 現在のデータ転送幅がワイドの場合、データ転送速度 [MB/秒] はデータ転送速度 [100万回/秒] の 2 倍に等しくなります。 例えば、現在の転送速度が Ultra で転送幅がワイドのとき、転送速度 [MB/秒] は 40 [MB/秒] になります。

ドア ステータスは、ドアの状態を表示します。表示される値は以下のとおりです。

移動合計 は、ライブラリ ローダーアームによるテープ移動回数を表示します。

稼働時間 は、ライブラリの稼働時間数を表示します。

最後の既知のエラー は、テープライブラリの最後に返したエラーを表示します。

関連テープ ドライブ

ドライブについて詳しくは、関連テープ ドライブ を参照してください。

テープ ドライブ情報 Top

下記の情報を表示するには、[大容量記憶装置]サブメニューからテープドライブを選択してください。

ステータス は、テープドライブのステータスを表示します。表示される値は以下のとおりです。

モデルは、テープドライブのモデル名を表示します。この値は識別用に使います。

ファームウェアリビジョン は、テープドライブのファームウェアリビジョンを表示します。この値は識別用に使います。

シリアル番号は、テープドライブのユニットシリアル番号を表示します。この値は識別用に使います。

注: 全てのテープデバイスがシリアル番号をサポートしているわけではありません。

現在の幅は、テープドライブの現在のネゴシエート データ転送幅を表示します。表示される値は以下のとおりです。

現在の速度は、テープドライブの現在のネゴシエート データ転送速度を表示します。表示される値は以下のとおりです。

補足: 現在のデータ転送幅がナローの場合、データ転送速度 [MB/秒] はデータ転送速度 [100万回/秒] に等しくなります。 現在のデータ転送幅がワイドの場合、データ転送速度 [MB/秒] はデータ転送速度 [100万回/秒] の 2 倍に等しくなります。 例えば、現在の転送速度が Ultra で転送幅がワイドのとき、転送速度 [MB/秒] は 40 [MB/秒] になります。

マガジン数はオートローダ テープドライブに装着されているマガジンの数を表示します。 テープデバイスが 1 個の場合、マガジン数は N/A と表示されます。

配置情報 は物理ドライブが外部および内部のストレージシステムに設置された場合に表示されます。下記の値が表示されます。

Hot plug このアイコンはドライブがホットプラグドライブである場合に表示されます。

ライブラリ ドライブ はテープドライブがテープライブラリに含まれているかどうかを表示します。下記の値が表示されます。

テープ エラー数は、読み取りおよび書き込むエラー数の合計を表示します。 この値は、テープハードウェア装置のドライバがロードされた時点から有効になります。

テープエラーの回数が頻繁になった場合は、デバイスをクリーニングしてください。それでもまだ頻繁にエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。これらの問題のケースとしては、バスケーブル上の”radio frequency interference (RFI)”にエラーが発生しているか、ドライブの終端装置に問題があるか外れている、同じSCSI IDを持ったデバイスが存在する場合があります。バスケーブルに障害が無いかどうか確認してください。また、バスの設定が正常かどうか確認してください。

訂正不能エラー数 は、 訂正することができなかったリード/ライトエラー数の合計を表示します。この値は、テープハードウェア装置のドライバがロードされた時点から有効になります。

訂正不能エラーの回数が頻繁になった場合は、デバイスをクリーニングしてください。それでもまだ頻繁にエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。これらの問題のケースとしては、バスケーブル上の”radio frequency interference (RFI)”にエラーが発生しているか、ドライブの終端装置に問題があるか外れている、同じSCSI IDを持ったデバイスが存在する場合があります。バスケーブルに障害が無いかどうか確認してください。また、バスの設定が正常かどうか確認してください。

再読リード数は、デバイスから再読み出しを行った回数を表示します。この値は、テープハードウェア装置のドライバがロードされた時点から有効になります。

再リードの回数が頻繁になった場合は、デバイスをクリーニングしてください。それでもまだ頻繁にエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。これらの問題のケースとしては、バスケーブル上の”radio frequency interference (RFI)”にエラーが発生しているか、ドライブの終端装置に問題があるか外れている、同じSCSI IDを持ったデバイスが存在する場合があります。バスケーブルに障害が無いかどうか確認してください。また、バスの設定が正常かどうか確認してください。

再ライト数は、デバイスから再書き込みを行った回数を表示します。この値は、テープハードウェア装置のドライバがロードされた時点から有効になります。

再ライトの回数が頻繁になった場合は、デバイスをクリーニングしてください。それでもまだ頻繁にエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。これらの問題のケースとしては、バスケーブル上の”radio frequency interference (RFI)”にエラーが発生しているか、ドライブの終端装置に問題があるか外れている、同じSCSI IDを持ったデバイスが存在する場合があります。バスケーブルに障害が無いかどうか確認してください。また、バスの設定が正常かどうか確認してください。

テープドライブヘッドはクリーニングが必要 は、テープドライブにクリーニングが必要であることを示します。テープヘッドをクリーニングするために、クリーニングテープをドライブに挿入し、クリーニングを実行してください。表示されるステータスは以下のとおりです。

クリーニングテープは交換が必要 iは、オートローダに挿入されているクリーニングテープは交換が必要であることを示します。クリーニングテープの許容クリーニング回数を超えています。表示されるステータスは以下のとおりです。

注:この値はオートローダテープドライブにのみ適用されます。

ストレージ システム Top

[大容量記憶装置]リストからストレージ システム項目を選択すると、ストレージ システムに関する情報が表示されます。 ストレージ システムには外部アレイ ストレージシステムと ProLiant ストレージシステムの二種類があります。 ProLiant ストレージシステムの情報は次のとおりです。

筐体の種類 は、ストレージ システムの筐体の種類を表示します。表示される種類は次のとおりです。

ベンダ は、このストレージ システムを製造したベンダ名を表示します。この項目は、識別に使用できます。

ファームウェア リビジョン は、ドライブ カバーまたはボックスのファームウェアのリビジョンを表示します。この項目は、識別に使用できます。

シリアル番号 は、ドライブ カバーまたはボックスのシリアル番号を表示します。この項目は、識別に使用できます。

ファン ステータスは、 ドライブ カバーまたはボックス内のファンのステータスを表示します。表示される値は次のとおりです。

ドライブ ベイ は、このストレージ システムによって提供されるドライブ ベイの数を表示します。ストレージ システムとともにデュプレキシング ハードウェアを使用する場合、ドライブ ベイ番号は、カバー内の物理ドライブ ベイの数よりも少なくなります。

モデル は、ストレージ システムのモデル名を表示します。この項目は、識別に使用できます。

ボードのリビジョン は、このストレージ システム バックプレーンのボードのリビジョン レベルを表示します。

温度ステータス は、ドライブ システムの温度ステータスを表示します。表示される値は次のとおりです。

サイド パネル は、ドライブ カバーまたはボックスのサイド パネルのステータスを表示します。表示される可能性のある値は次のとおりです。

二重化オプション は、このストレージ システムにインストールされている二重化オプションを表示します。表示される可能性のある値は次のとおりです。

リダンダント パワー サプライの状態は、リダンダント パワー サプライのステータスを表示します。