ファイバ チャネル テープ コントローラ

このセクションでは、ファイバ チャネル テープ コントローラに関する一般的な情報およびステータス情報を表示します。[大容量記憶装置]リストから[ファイバ チャネル テープ コントローラ]エントリを選択すると、テープ コントローラ、テープ ストレージ システム、テープ ドライブおよびファイバ チャネル接続の個別エントリを表示したサブメニューが表示されます。表示される項目は次のとおりです。

テープ コントローラ情報

テープ ストレージ システム情報

テープ ドライブ情報

ファイバ チャネル接続

テープ コントローラ情報

[大容量記憶装置]サブメニューから[FCテープ コントローラ]項目を選択すると、次の情報が表示されます。

[コントローラのステータス]は、テープ コントローラのステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

[ファームウェアのバージョン]は、テープ コントローラのファームウェアのリビジョン番号を表示します。世界共通名がサポートされない場合、このフィールドには"N/A"が表示されます。

[世界共通名]は、コントローラの世界共通名を表示します。この値を使用して特定のテープ コントローラをさらに詳細に識別できます。世界共通名がサポートされない場合、このフィールドには"N/A"が表示されます。

テープ ストレージ システム情報

[大容量記憶装置]サブメニューから[テープ ストレージ システム情報]エントリを選択すると、次の情報が表示されます。

[ステータス]は、テープ ストレージ システムのステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

[シリアル番号]は、テープ ライブラリの装置シリアル番号を表示します。この値は識別に使用します。

[ドア ステータス]は、ドアのステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

[合計移動数]は、ライブラリのローダ アームのテープ移動の回数を表示します。

[モデル]は、テープ ライブラリのモデル名を表示します。この値は識別に使用します。

[ファームウェアのリビジョン]は、テープ ライブラリのファームウェアのリビジョン レベルを表示します。これを識別に使用できます。

[稼動時間]は、ライブラリの稼動時間数を表示します。

[最後の既知エラー]は、テープ ライブラリから最後に戻されたエラーを表示します。

テープ ドライブ情報

[大容量記憶装置]サブメニューからテープ ドライブのいずれかのエントリを選択すると、そのドライブに関して次の情報が表示されます。

[ステータス]は、テープ ストレージ システムのステータスを表示します。有効な値は次のとおりです。

[モデル]は、テープ ドライブのモデル名を表示します。この値は識別に使用します。

[ファームウェアのリビジョン]は、テープ ドライブのファームウェアのリビジョン レベルを表示します。これを識別に使用できます。

[シリアル番号]は、テープ ドライブの装置シリアル番号を表示します。この値は識別に使用します。

[テープ エラー]は、検出された読み取り/書き込みエラーの合計数を表示します。この値は、テープ ハードウェア インタフェース ドライバがロードされたときから保持されます。

エラーはいつでも発生する可能性があります。この値が大幅に増加する場合、デバイスのクリーニングを行わなければならない可能性があります。引き続きエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。一般的な原因としては、バス ケーブル上の無線周波数障害(RFI)、ドライブ上の不良または不足している終端レジスタ、複数のデバイスに同一のSCSI IDが設定されているなどがあります。バス ケーブルに異物がないこと、およびバス上のデバイスが正しく設定されていることを確認してください。

[訂正不能]は、訂正できなかった読み取りおよび書き込みエラーの合計数を表示します。この値は、テープ ハードウェア インタフェース ドライバがロードされたときから保持されます。

エラーはいつでも発生する可能性があります。この値が大幅に増加する場合、デバイスのクリーニングを行わなければならない可能性があります。引き続きエラーが発生する場合は、問題が発生している可能性があります。一般的な原因としては、バス ケーブル上の無線周波数障害(RFI)、ドライブ上の不良または不足している終端レジスタ、複数のデバイスに同一のSCSI IDが設定されているなどがあります。バス ケーブルに異物がないこと、およびバス上のデバイスが正しく設定されていることを確認してください。

[再読み取り]は、ブロックをデバイスから再読み取りしなければならなかった回数を表示します。この値は、テープ ハードウェア インタフェース ドライバがロードされたときから保持されます。

再読み取りエラーはいつでも発生する可能性があります。この値が大幅に増加する場合、デバイスのクリーニングを行わなければならない可能性があります。引き続き再読み取りが実行される場合は、問題が発生している可能性があります。一般的な原因としては、バス ケーブル上の無線周波数障害(RFI)、ドライブ上の不良または不足している終端レジスタ、複数のデバイスに同一のSCSI IDが設定されているなどがあります。バス ケーブルに異物がないこと、およびバス上のデバイスが正しく設定されていることを確認してください。

[再書き込み]は、ブロックをデバイスに再書き込みしなければならなかった回数を表示します。この値は、テープ ハードウェア インタフェース ドライバがロードされたときから保持されます。

再読み取りエラーはいつでも発生する可能性があります。この値が大幅に増加する場合、デバイスのクリーニングを行わなければならない可能性があります。引き続き再書き込みが実行される場合は、問題が発生している可能性があります。一般的な原因としては、バス ケーブル上の無線周波数障害(RFI)、ドライブ上の不良または不足している終端レジスタ、複数のデバイスに同一のSCSI IDが設定されているなどがあります。バス ケーブルに異物がないこと、およびバス上のデバイスが正しく設定されていることを確認してください。

[テープ ドライブ ヘッドのクリーニングが必要]は、テープ ドライブのヘッドでクリーニング セッションを発生させる必要があるかを示します。この変数がテープ ヘッドのクリーニングが必要であることを示す場合、クリーニング テープを挿入して、クリーニング サイクルを実行する必要があります。

この変数は、次のいずれかの状態になります。

[クリーニング テープの交換が必要]は、クリーニング テープの使用回数が終了したため(テープの終端になったため)オートローダに挿入されているクリーニング テープを交換する必要があるかどうかを示します。

この変数は、次のいずれかの状態になります。

注: この変数は、オートローダ テープ ドライブだけに適用できます。

ファイバ チャネル接続

[大容量記憶装置]サブメニューから[ファイバ チャネル接続]項目を選択すると、次の情報が表示されます。

[FCテープ ホスト コントローラ]は、このコントローラのホスト スロットを表示します。

[世界共通名]は、このコントローラ固有のファイバ チャネル名を表示します。

[接続されているテープ ストレージ システム]は、選択したファイバ チャネル コントローラに接続されているすべてのストレージ システムを表示します。ストレージ システムのエントリを選択すると、[ストレージ システム情報]が表示されます。