このセクションでは、IDEデバイスに関する情報を表示します。ドライブは、コントローラごとに個別に表示されます。表示される情報は、次のとおりです。
[プライマリ/セカンダリ コントローラ]は、選択したドライブのIDEコントローラに接続されているデバイスに関する情報を表示します。
[デバイス タイプ]は、IDEデバイスの種類(ハードディスク ドライブ、PD-CDROMなど)を表示します。
[モデル]は、ドライブのモデルを表示します。
[シリアル番号]は、ドライブのシリアル番号を表示します。
[ファームウェア バージョン]は、ドライブのファームウェアのバージョンを表示します。
[ドライブ タイプ]は、ドライブの種類を表示します。ハードディスク ドライブは、ヘッド、シリンダおよびその他のコンポーネントの数が異なります。システムまたはクライアントは、ハードディスク ドライブを制御するためのパラメータを知っていなければなりません。[ドライブ タイプ]フィールドに表示される値の一例としては、51があります。これは、Compaq 210MBドライブを示します。
[容量(MB)]は、ドライブの容量をMBで表示します。たとえば、210は、210MBドライブを示します。1MBは1,048,576バイトです。1MBの定義が異なるため、表示される容量の値は、ドライブの規定サイズとは異なる場合があります。多くのハードウェア メーカーは、1MBを値1,048,576バイトではなく1,000,000バイトとして使用します。
[シリンダ数]は、このドライブ上のシリンダの数を表示します。
[ヘッド数]は、このドライブ上のヘッドの数を表示します。
[1トラック当たりのセクタ数]は、このドライブの1トラック当たりのセクタ数を表示します。
[ドライブ処置]は、選択したドライブに必要な処置を表示します。表示される可能性のある値は次のとおりです。
· S.M.A.R.T.ハードディスク ドライブOK: 処置は必要ありません。ドライブの状態は問題ありません。
· S.M.A.R.T.ハードディスク ドライブがまもなく障害が発生することを予測しました。実際に障害が発生する前に、交換のスケジュールを立ててください。
· S.M.A.R.T.ハードディスク ドライブがハードディスク ドライブとプロセッサ間で過度のデータ転送エラー数を検出しました。最高のパフォーマンスを実現するために、Ultra ATAデバイスをプライマリ コントローラに、非Ultra ATAデバイスをセカンダリ コントローラに移動してください。それでもエラーが解決されない場合は、標準の40コンダクタIDEケーブルを80コンダクタUltra ATAケーブルと交換してみてください。このケーブルを購入したい場合は、コンパック製品販売店にお問い合わせください。ドライブは、Ultra ATA整合性劣化状態にあります。
· S.M.A.R.T.ハードディスク ドライブが故障しました。すぐに交換のスケジュールを立ててください。ドライブは故障状態にあります。
· 不明: ドライブはドライブ事前予防(DFP)をサポートしていません。
· N/A: このデバイスには、ドライブ処置は適用されません。
このフィールドには、エラー番号も表示される場合があります。故障したドライブを報告する場合、この番号も報告してください。
[Ultra ATAサポート]は、各デバイスのIDE Ultra ATAの可用性を表示します。Ultra ATAは、ドライブ アクセス時間を短縮し、バスを経由して送信されるすべてのデータの妥当性を検査するCRC(巡回冗長検査)を実行します。この機能は、ハードディスク ドライブ デバイスだけに使用できます。表示される可能性のある値は、次のとおりです。
· 有効: IDEコントローラとIDEデバイスはともにUltra-ATAをサポートします。正しいドライブがロードされます。
· 無効: IDEコントローラとIDEデバイスはともにUltra-ATAをサポートします。
· コントローラはサポートしない: このIDEコントローラはUltra-ATAをサポートしません。
· デバイスはサポートしない: このIDEデバイスはUltra-ATAをサポートしません。
· コントローラとデバイスはサポートしない: このIDEコントローラとデバイスはUltra-ATAをサポートしません。
· N/A: ストレージ エージェントはステータスを判別できません。ストレージ エージェントをアップグレードしなければならない可能性があります。