Compaq NICマネジメント エージェントは、参照するシステムに装備されているコンパック製のすべての論理ネットワーク インタフェース コントローラ(NIC)を表示します。以下の項目がNICのナビゲーション フレームに表示されます。
仮想 NICは、Microsoft Windows NTシステムで使用できます。仮想 NICは、TCP/IPループバック インタフェースです。仮想 NICは、Windows NTで提供される機能で、コンピュータが自分自身にパケットを送信できます。 パケットとは、ネットワーク上のデータ転送の基本単位のことです。
詳しいインタフェース情報
を参照するには、仮想 NICを選択してください。single NICは、1枚のNICで構成されています。一覧からsingle NICを選択すると、 そのNICについてさらに詳しい情報を参照できます。NICの種類に応じて、以下の情報のいずれかを参照できます。
注: :表示される情報は、NICの種類によって異なります。例えば、 Ethernet統計情報は、 Ethernet NICで表示されます。
NICインタフェース情報 Ethernet統計情報 Token Ring統計情報
NICのチームは、ネットワーク上で1つの論理インタフェースとして現れる2枚以上のNICで構成されます。 ナビゲーション フレーム からNICのチームを選択すると、そのチームの詳しい情報を参照できます。 デフォルトでは論理アダプタ情報が表示されます。チーム内の1枚のNICを選択して、そのNICに関する追加の情報を表示することもできます。
NICのチームには、以下の4種類があります。
Compaq
論理アダプタが2枚の関連する物理アダプタを持っています。 1枚はアクティブな状態で、もう1枚はスタンバイ状態です。アクティブなNICが故障すると、もう1枚が動作を引き継ぎます。
Compaq ネットワーク フォールト トレランス チーム
論理アダプタが
Compaq アダプティブ負荷バランス チーム
論理アダプタが2枚以上の関連する物理アダプタを持っています。 1枚は送信と受信を行い、他は送信のみです。受信を行うNICが故障すると、他のNICが受信を行います。
Compaq Fast EtherChannel
選択したチームで以下の情報を参照できます。
注: この情報は、チームの種類によって異なります。
コントローラ情報
インタフェース情報
統計情報
統計情報
以下の論理アダプタ情報はすべてのNICチームで利用できます。
説明 NICチームの説明を表示します。 (Compaq リダンダント NIC ペア、 Compaq ネットワーク フォールト トレランス チーム、 Compaq アダプティブ負荷バランス チーム、およびCompaq Fast EtherChannel チーム.
ステータス NICチームの全体的なステータスを表示します。
- OK (緑)
- 劣化 (黄)
- 障害 (赤)
- 不明 (青)
グループの種類 NICチームのグループの種類を表示します (リダンダント NIC ペア、 ネットワーク フォールト トレランス、アダプティブ負荷バランス、およびFast EtherChanne)
切り替えモード トラフィックをいつ1枚のNICから他のNICに切り替えるかを判別する方法を示します。3種類の切り替えモードがあります。
- 手動 - 論理アダプタは2枚以上の関連する物理アダプタを持っています。ユーザ制御でアクティブNICからスタンバイNICに切り替えます。
障害発生時に切り替え - 論理アダプタは2枚以上の関連する物理アダプタを持っています。アクティブNICが故障すると、ネットワーク トラフィックは自動的にスタンバイNICに切り替わります。 スタンバイNICは何らかの操作(手動切り替え、システムの再起動など)でスタンバイNICがアクティブになるまで、アクティブのままです。
プライマリ優先 - 論理アダプタは2枚以上の関連する物理アダプタを持っています。 アクティブNICが故障すると、ネットワーク トラフィックは自動的にスタンバイNICに切り替わります。オリジナルのプライマリアダプタの障害が復旧すると、そのアダプタが自動的にアクティブになります。
- 物理 (MAC)アドレス 論理チームによってネットワーク上に示される物理アドレスを示します。
NICコントローラに関する以下の情報を表示します。
モデル Compaq NetFlex-3 コントローラなどのようなNICコントローラのモデル名を表示します。この情報は識別の目的で使われます。
ステータス
NICのステータスには、以下の3種類があります。
・
OK: コントローラは正常に動作しています。
: コントローラが故障して、動作していません。・障害
不明: ドライバ ソフトウェアとサーバ エージェントをアップグレードする必要があるかもしれません。サーバ エージェントは、コントローラのステータスを確認できません。・
スロット
NICの物理的な位置を示します。たとえば、この値が 3 の場合、NICはご使用のコンピュータのスロット 3にインストールされています。この情報は識別のために使用します。NIC
インタフェース スロットは、NICがシステム ボードに組み込まれている場合は内蔵されています。スロットが不明の場合、およびNICがISAカードの場合はNICインタフェース スロットは使用できません。ポート
選択されたNICがデュアル ヘッドのペアの片方であるかどうかを示します。デュプレックス
フル デュプレックス Ethernet サポートの現在のステータスを示します。コンパック製のNICは、フル デュプレックスのEthernetハブをサポートします。この機能は、Compaqシステム コンフィギュレーション ユーティリティで有効/無効にできます。表示される値は以下のとおりです。
NA:サーバ エージェントは、フル デュプレックスEthernet サポートの現在のステータスを判別できません。ご使用のソフトウェアをアップグレードする必要があるかもしれません。・
: ハードウェアでデュプレックス モードがサポートされていないか、またはサーバ エージェントがこのNICのフル デュプレックス イーサネット サポートを判別できません。・サポートされていない
: NICは、現在ハーフ デュプレックス モードで動作しています。・ハーフ
: NICは、現在フル デュプレックス モードで動作しています。・フル
ベース I/O アドレス ベースI/Oアドレスは、このデバイスが通信に使用するI/Oポートの開始アドレスを指定します。この情報は確認のために使用します。このI/Oポート アドレスを他のデバイスで使用することはできません。
IRQ この項目は、このNICがデバイス ドライバとの通信に使用するハードウェア割り込みを示します。この情報は確認のために使用します。
ベース メモリ アドレス この項目は、このNICが使用するベース メモリ アドレスを示します。このデバイスがシステム メモリを使用しない場合や、この情報が使用不能な場合は、N/Aが表示されます。この情報は確認のために使用します。
DMAチャネル この項目は、このNICのために使用されるDMAチャネル数を示します。このデバイスがDMAチャネルを使用しない場合や、この情報が使用不能な場合には、N/Aが表示されます。この情報は確認のために使用してください。
物理(MAC)アドレス この項目は、物理アダプタによってネットワーク上に表示される物理アドレスを表示します。
この項では、以下の情報を表示します。
・IP アドレス 論理インタフェースのIPアドレスを表示します。
インタフェースの種類 インタフェースの種類(たとえば、EthernetやToken Ringがあります)は、プロトコル スタックのネットワーク層のすぐ下にある物理リンク プロトコルに従って区別されます。・
・
Windows NT・
ステータス には、以下のステータスが表示されます。・
Up: インタフェースがパケットを送信する用意ができていることを示します。・
Down:インタフェースがパケットを送信する用意ができていないことを示します。その他のエラー カウントを見れば、問題が起きたかどうかを調べるのに役立ちます(特にToken Ringステータス ウィンドウにあるリング オープン ステータス) 。ソフトウェアが正しく設定されていない可能性があります。・
Testing: インタフェースがテスト モードであることを示します。このモードでは、操作パケットは渡されません。・
最大パケット サイズ・
サイズをバイト数で表示します。この情報を使用して、他のステーションと比較することができます。一般に、データ転送量が大きなアプリケーションを使用している場合、最大パケット サイズが大きいほど性能はよくなります。この項目は、使用可能な最大パケット
最新のステータス変更 インタフェースが現在の動作ステータスになった時刻を示します。この項目によって、インタフェースが現在のステータスにある時間を判定できます。インタフェースが現在のステータスに入った時刻が不明な場合は、N/Aと表示されます。・
物理アドレス 物理アダプタによってネットワーク上に表示される物理アドレスを表示します。この物理アドレス リソースは、他のデバイスでは使用できません。アドレスは通常、ボードに組み込まれていて、ネットワーク分析ツールのマッピングに使用できます。・
速度 この項目は、NICの公称速度を毎秒のビット数で表示します。たとえば、トークン リングの標準速度は4または16Mbit/秒、イーサネットの標準速度は10Mbit/秒または100Mbit/秒です。・
受信統計情報・
バイト
総パケット数
ユニキャスト
ノンユニキャスト
廃棄パケット
エラー
不明プロトコル
・送信統計情報
バイト 送信バイト数を表示します。
総パケット数
ユニキャスト
ノンユニキャスト
廃棄パケット
エラー
キューの長さ
このウィンドウには受信エラーと送信エラーの情報が表示されます。ハードウェアおよびサポート ソフトウェアから取得できない情報は、 N/Aと表示されます。
受信エラー
エラー総数 この項目は、このインタフェースに受信したユニキャスト パケット、非ユニキャスト パケット、廃棄パケット、エラー パケット、およびプロトコルが不明のパケットの数を表示します。この値はインタフェースに受信したパケットの総数です。1つのNICは複数のインタフェースを収容できるため、この値は、必ずしもNICが受信したパケット総数を表しません。・
0になっている場合は、総受信パケット数が0であるか、ハードウェアまたはサポートするソフトウェアから情報を取得できないことを示しています。.この項目が
アラインメント エラー数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後に、このインタフェースで発生したアラインメント エラー数を表示します。フレームのアラインメントは、パケットが巡回冗長検査(CRC)に失敗したときに受信側によってチェックされます。アラインメントされていないパケットは8ビット境界で終了しません。すべてのパケットは一定数のバイトからなり、定義されたバイト数で終了しなければなりません。バイト境界で終了しないパケットは、アラインメント チェックに失敗します。・
FCS エラー数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後にこのインタフェースで発生したフレーム チェック シーケンス(FCS)エラー数を表示します。FCSフィールドには、4バイトの巡回冗長検査(CRC)値が入ります。送信側のステーションは、パケットを送信している間CRCを計算します。CRC値はFCSフィールドに入れられます。受信側のステーションは、パケットを受信している間CRC・
過大フレーム数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後に受信側ステーションが発見したこのインタフェースの過大フレームの件数を表示します。不正パケットが処理されるのを防止するために、受信側ステーションは、パケットのフレーム サイズを含むいくつかの特性を調べます。フレーム サイズが1518・
MAC 受信エラー数 この項目は、画面に表示されるどの分類にも該当しないエラーがこのインタフェースで起きた場合にそのつど増分されます。この項目は、たとえば、短すぎるフレームが検出されたときに増分されます。このタイプのエラー件数が多すぎる場合には、ネットワーク アナライザを使用して、短フレーム エラーがないかを確認してください。NICを交換する必要があるかもしれません。・
送信エラー数
エラー総数 この項目は、このインタフェースから送信したユニキャスト パケット、非ユニキャスト パケット、廃棄パケット、およびエラー パケットの数を表示します。この値はインタフェースから送信したパケットの総数です。1・
キャリア検出エラー この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後にこのインタフェースから送信されたフレームのうちキャリア検出エラーが発生したフレーム数を表示します。キャリア検出信号は、データ ステーションが、他のステーションが送信中であるかどうかを検出するために継続して行う活動です。キャリア検出エラーは、ステーションがフレームを送信したのに、そのステーション自身の信号をワイヤ上で検出しない場合に検出されます。・
遅延コリジョン数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後にこのインタフェースで発生した遅延コリジョンの件数を表示します。遅延コリジョンはケーブリングに問題があることを示す兆候です。遅延コリジョンは、パケットに64バイトまたはそれ以上のバイトが送られたために発生したコリジョンです。・
過剰コリジョン数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後にこのインタフェースで発生した過剰コリジョンの件数を表示します。ステーションは送信を最大16回まで試みてだめな場合は、送信の試みを中止しなければなりません。中止が起きると、このカウンタが増分されます。・
MAC送信エラー数 この項目は、画面に表示されるどの分類にも該当しないエラーがこのインタフェースで起きた場合にそのつど増分されます。MAC送信エラーの件数が多すぎる場合には、NICの問題が考えられます。ケーブリングを確認してください。NICを交換する必要があるかもしれません。・
多重コリジョン フレーム数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後にこのインタフェースで発生した多重コリジョンの件数を表示します。多重コリジョン件数とは、送信に成功するまでにコリジョンが複数回起きたフレーム数です。これらのエラーは、ネットワークのトラフィックが中位の状態〜混雑した状態にあることを示しています。多重コリジョンの件数が増えてくると、過剰コリジョンのカウントが上昇します。・
単一コリジョン フレーム数 この項目は、ネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後に、このインタフェースで発生した単一コリジョンのフレーム数を表示します。単一コリジョンフレーム数とは、コリジョンが一回起きただけで送信に成功したフレーム数です。これらのエラーは、ネットワークのトラフィックが空き状態から中位の状態にあることを示しています。単一コリジョンの件数が増えてくると、多重コリジョンのカウントが上昇します。・
この項目は、メディアの混雑が原因で送信前に遅延させられたフレーム数、つまりネットワーク インタフェースをサポートするソフトウェアがロードされた後のこのインタフェースの送信遅延件数を表示します。衝突が起きたフレーム数は含まれません。送信前に待たされたフレーム数が数えられます。送信遅延は、NICが送信を断念するほどネットワークの混雑が激しい場合に発生します。ネットワークがこの状態にあると、多重衝突と過剰衝突の発生件数も非常に多くなります。
・送信遅延フレーム数
このウィンドウには、以下のToken Ring統計情報が表示されます。ハードウェアおよびサポート ソフトウェアから取得できない情報は、 N/Aと表示されます。
・フレーム消失エラー数このエラーは、送信側のステーションが、送信したフレームが送信元に戻ってこないために送信を終了できなかったことを示しています。通常、ステーションから送信されたフレームは回路を一巡して戻ってきます。フレームが元の状態で戻ってこない場合に、このエラーが増分されます。
このエラーは、別のステーションがリングとの接続を確立または解除しようとして、クロック
サイクルに割り込んだときに発生することがあります。稲妻のような大きなノイズ スパイクもこのエラーを発生させる原因となります。
フレーム消失エラーが多すぎる場合には、マルチアクセス ユニット(MAU)またはハブに問題があるかもしれません。ネットワーク アナライザを使用して問題領域をつきとめてください。
他のエラーが同時に発生している場合は、これらのエラー情報を利用して問題の出所を捜しあてられることがあります。
・内部エラー数 これらのエラーは、NICがNIC内部に問題を検出したことを示しています。NICに付属している診断プログラムを実行して、問題を確認してください。場合によっては、NICを交換する必要があります。
・過剰受信エラー数 このカウンタは、ステーションが受信したフレームのデータをなんらかの理由でコピーできない場合に増分されます。ステーションにデータをコピーするだけのバッファ領域がないことが考えられます。
特定のステーションにトラフィックが過度に集中すると、過剰受信エラーが発生することがあります。あるステーションで過剰受信エラーの状態が続いている場合は、ネットワークの設計を見直してください。あるいは、PC上のソフトウェアが効率的に機能していないために、ネットワークからの割り込みを処理しきれないことも考えられます。
・ Tokenエラー数 Token エラーは、以下に示すいずれかの理由で、アクティブ モニタによって報告されます。
・ 送信側がフレームをストリップする前にリングとの接続を解除したか、あるいはネットワーク上に2つのアクティブ モニタが存在しているか、いずれかの理由によりリングを1回以上巡回しているフレームがあると、アクティブ モニタによって検出されます。いずれの場合も、アクティブ モニタはネットワークをパージし、状態をクリアにします。
・ ステーションが高い優先順位でトークンをリザーブした後、ネットワークとの接続を解除しました。高い優先順位をリクエストしたステーションを捜してリングを1回以上巡回しているトークンがあると、アクティブ モニタによって検出されます。アクティブ モニタはリングをパージします。
・ 10ミリ秒間受信されていないトークンまたはフレームがあると、アクティブ モニタによって検出されます。通常、これは、ステーションがリングとの接続を確立または解除したときに発生します。このカウンタが急速に上昇した場合は、同時に複数のステーションがリングとの接続を確立または解除したためと考えられます。たとえば、電源が一時的に切断され、しばらくして回復したような場合がこれに当てはまります。つまり、同時にいくつかのステーションがリングとの接続を確立しようとして、信号の中断を招きます。しかし、この状態が発生した原因がわからない場合もあります。そのような場合には、マルチアクセス ユニットを調べる必要があるかもしれません。ネットワーク アナライザを使用して、問題領域をつきとめてください。
・ アクティブ モニタが、トークン違反を伴って戻されたトークンを検出しました。このエラーが発生した場合は、そのリングに関係する回線エラーについても確認する必要があります。アクティブ モニタはリングをパージしますが、同時に次の項目を確認する必要があります。
− ケーブル障害: 短絡または損傷しているケーブリングを通過するパケット データは、宛先ステーションに到着する前に変化してしまうことがあります。回線エラーとトークン エラーを発生させる原因になります。
− セグメントのグラウンド障害: セグメントのグラウンドが適切でないと、接地誘導ノイズが発生し、データ フローに悪影響を及ぼすことがあります。回線エラーを発生させる原因になります。
− ケーブルのノイズ: モータまたは他の機器に起因する妨害やノイズは、信号ひずみを発生させ、CRC
/アラインメント エラーを引き起こすことがあります。これが回線エラー カウントを増分し、トークン エラーを発生させる原因になります。
上記の項目をあたってみても問題の原因がわからない場合は、ネットワーク アナライザを使用して、フレームを変化させているステーションを捜してください。アナライザは、問題を起こしているステーションをつきとめ、NICを交換する必要があるかどうかを教えてくれます。
フレーム コピー エラー数 このエラーは、NICが自分だけを宛先とするフレームを受信したところ、上流のステーションがアドレス認識ビットをセットし、そのフレームをコピーしたことをそのNICが検出した場合に発生します。これは、同じネットワーク物理アドレスを持つNICが2つ存在し、どちらかのアドレスを変更しなければならないことを意味します。各NICには一意のネットワーク物理アドレスを割り当てなければなりません。・
送信ビーコン数 この項目は、トークン リングの切断やリング上のNICに欠陥があったときに増分されます。送信ビーコンが1つだけ見つかったのなら、即座に問題を調査してください。・
ステーション削除回数 この項目は、管理者のステーションが「ステーションをリングから削除する」コマンドを発行したときに増分されます。ステーションがリングから削除された理由をネットワーク管理者に確認してください。・
ソフト エラー数 この項目は、NICが復旧可能なエラーを検出したときに増分されます。これらのエラーは、一般にノードをトークン リングが出入りしたときに報告されます。これらのエラーは致命的なエラーではなく、発生してもとくに問題はありません。NICはエラーを訂正しようとしますが、エラーはLAN管理ステーションに報告され、カウントされます。他のエラー カウントを調べて、重大なエラーかどうかを確認してください。・
ステーション復旧回数 この項目は、アクティブ モニタのステーションが変更されるたびに増分されます。現在のアクティブ モニタがネットワークとの接続を解除したか、あるいはモニタ内部に問題を検出した時点で、別のステーションにアクティブモニタが移ります。この項目の発生頻度が急速に上昇した場合は、他のエラー カウントを調べて、問題がないかどうかを確認してください。・
ハード エラー数 このエラーは、通常、送信ビーコンと関連して発生します。項目の値は、ステーションがビーコンを受信または送信するたびに増分されます。したがってビーコンが送信されているときには、エラー件数はおびただしい数になります。・
回線エラー この項目は、ステーションが回線エラーを検出するたびに増分されます。各ステーションはフレームを繰り返すかコピーし、そのフレームの妥当性を検査します。フレーム中のデータが変化していると、変化したフレームを検出した各ステーションはそれぞれの回線エラー カウントを増分します。・
信号消失エラー数 このエラーは、通常、バースト エラー、トークン エラー、回線エラー、送信ビーコンなどの他のエラーと関連して起こります。このエラーは、ステーションが一時的にまたは永久にトークン リング上のクロック信号を消失したことを示しています。他のエラー条件を調べて、重大なエラーが発生していないかどうかを確認してください。・
バースト エラー数 この項目は、アダプタがクロック遷移の不在を検出するたびに増分されます。トークン リング・
周波数エラー数 これらのエラーは、アクティブ モニタが正しい周波数で動作していないということをステーションが検出したときに発生します。ステーション復旧が実行され、別のモニタがアクティブ モニタとして選択されます。・
ACエラー数 ACエラーは、認識アドレス表示/コピー フレーム インジケータ(ARI/FCI)エラーともいいます。このエラーは、上流ステーションがフレームのビットを正しくセットしなかったことをステーションが検出したときに発生します。・