iFolderトラフィックに対するローカルウィルススキャナの設定

お使いのコンピュータでウィルススキャンソフトウェアを使用している場合は、..\simias\WorkArea\ディレクトリをウィルススキャンの対象から除外してください。たとえば、Windowsでの..\simias\WorkArea\ディレクトリの場所は、c:\documents and settings\username\local settings\application data\simias\WorkArea\.simias.wf.guidです。

..\simias\WorkArea\ディレクトリには、iFolderがサーバからダウンロードするファイルが設置されます。iFolderファイルにウィルスが添付されている場合、ウィルススキャンソフトウェアはファイルが..\simias\WorkAreaディレクトリにある間にウィルスをスキャンし、ウィルスが見つかった、という内容のメッセージを表示して、ファイルを隔離します。その後、iFolderは再度ファイルの同期を試みます。

WorkAreaをスキャンしないことで、同期が完了します。感染ファイルは正常にダウンロードされ、ローカルiFolderに移動されます。次に、ウィルススキャナはiFoler内の感染ファイルを検出し、コンピュータが感染しないように、ファイルをそのフォルダから移動して隔離します。iFolderは、ファイルが削除されたことを確認し、次回の同期が開始すると、そのファイルをサーバおよびメンバーのコンピュータから削除します。

ただし、そのファイルがダウンロードされたiFolderが読み込み専用の場合は、ローカルでの削除はサーバと他のメンバーのコンピュータに対して実行されません。そのウィルスは、変更内容の同期が許可されている他の場所で検出される必要があります。多くの場合、ユーザのウィルススキャナによってウィルスの存在が警告されるので、ユーザは他のiFolderメンバーに、ウィルスについて警告する必要があります。