iFolderアカウントの設定

システム上でiFolderの作成またはiFolderの共用を行う前に、少なくとも1つのiFolderアカウントを設定する必要があります。ホストコンピュータまたはサーバごとに作成できるアカウントは1つだけですが、アカウントは複数持つことができます。

別のローカルログインとユーザアカウントを持つユーザが、別の時間に同じコンピュータへログインし、iFolderを使用してそのユーザIDが所有するiFolderセットを作成することができます。iFolderでは、アクティブなユーザに属するiFolderのみが同期されます。

  1. アカウントをセットアップするには、次のいずれかの方法を使用します。

    • インストール後にはじめてiFolderを起動すると、iFolderアカウントをセットアップするためのメッセージが表示されます。[はい]をクリックして、[iFolderの初期設定]の[アカウント]タブで表示される画面に直接移動します。
    • [通知]エリアでiFolderアプリケーションアイコンiFolderアプリケーションアイコンを右クリックし、[アカウント]を選択して[iFolderの初期設定]ダイアログボックスの[アカウント]タブを開きます。
  2. [新規]をクリックして[アカウントの設定]エリアへアクセスします。

  3. 次のオプションの値を指定します。

    パラメータ 説明

    サーバ

    アカウントを作成するiFolderエンタープライズサーバのDNS名またはIPアドレスです。次に例を示します。svr21.example.comまたは192.168.1.1

    [ユーザ名]

    このアカウントのユーザIDを入力します。使用するユーザIDの形式は、iFolder管理者によって、ネットワークユーザID (LDAPの一般名)、または電子メールアドレスのいずれかに決定されます。

    たとえば、John Smithという人のユーザIDが「jsmith」、電子メールアドレスが「john.smith@example.com」である場合、管理者はサーバを設定するときに、認証を行うための[ユーザ名]フィールドでどちらの形式を受け入れるかを決定します。

    パスワード

    ユーザ名に対するパスワードです。

    パスワードを保存する

    コンピュータにログインしたときに、iFolderアカウントに自動ログインするには[パスワードを保存する]を選択します。詳細については、「iFolderアカウントへのログイン」を参照してください。

    ネットワークパスワードを変更すると、次にiFolderアカウントへのログインを試みたときの自動認証は失敗します。新しいパスワードでログインするためのメッセージが表示され、新しいパスワードの指定と保存ができます。

    アカウントを有効にする

    [アカウントを有効にする]を選択すると、iFolderの招待、ユーザリスト、およびこのアカウントのiFolderがバックグラウンドで同期されるようになります。

    デフォルトアカウント

    [Default Account (デフォルトアカウント)]を選択すると、このアカウントがiFolderを作成するときのデフォルトアカウントになり、アカウントのドロップダウンリストで選択されます。


    新しいアカウントのUI
  4. [OK]または[ログイン]をクリックします。

    証明書のプロンプトが表示されたら、その内容を読み、[OK]をクリックして受け入れます。作成したアカウントが、[ログイン]のステータスでアカウントリストに表示されます。iFolderが既存のiFolder、iFolder通知、そのアカウントのユーザリストの同期を開始します。

  5. [OK]をクリックして[iFolderの初期設定]ダイアログボックスを閉じます。

  6. 次の方法のいずれかを使用して、このアカウントのiFolderをセットアップします。

    • このアカウントのiFolderがある場合、[iFolder Notification (iFolder通知)]メッセージが表示されます。このメッセージをクリックして、[iFolder]ダイアログを開きます。使用可能なiFolderのセットアップに進んでください。
    • このアカウントのiFolderが存在しないか、またはiFolderをすぐに追加したい場合は、iFolderアプリケーションアイコンを右クリックし、iFolderを選択して[iFolder]ウィンドウを開きます。iFolderの作成に進んでください。