使用環境

このプロパティページでは、ユーザのネットワークコンピューティング環境についての情報を指定します。プロパティページの使用に関する一般的な情報については、次を参照してください。『ConsoleOneユーザガイド』>

[使用言語]
ユーザが実行するアプリケーションの言語を指定します。通常、このフィールドは参照用としてのみ使用しますが、アプリケーションの起動時にこのプロパティをチェックしてどの言語で実行するかを設定できます。それぞれの言語名の長さは最大256バイトです。

[ネットワークアドレス]
ユーザが現在ログインしているネットワークアドレスを表示します。このフィールドに表示されるアドレスタイプは、IPやIPX*などの、ユーザのワークステーションで使用されるネットワークプロトコルに対応しています。ユーザがログインしていない場合、このフィールドは空です。このフィールドは編集できません。

[デフォルトサーバ]
ユーザが発信するネットワークリクエストにデフォルトで使用するサーバを指定します。NDS*ログイン中に、特定のサーバへの接続リクエストがない場合、ユーザはデフォルトサーバに接続されます。ログインした後、ユーザがサーバを指定しないでネットワークリクエストを送信すると、このデフォルトサーバが使用されます。

このプロパティにはNDSツリー内のサーバオブジェクト識別名を指定しなければなりません。名前全体の長さは最大256バイトです。名前を入力するか、サーバオブジェクトを選択するフィールドの横にある[参照]ボタンをクリックします。使用するサーバがNDSツリーにない場合、最初にそのボリュームをツリー内のオブジェクトとして作成する必要があります。ユーザ作成時にデフォルトサーバを指定しなかった場合には、ユーザ作成時にログインしたサーバがデフォルトサーバになります。デフォルトサーバ名はユーザの[メッセージサーバ]プロパティに格納されます。

[ホームディレクトリ]
ユーザのホームディレクトリを指定します。ホームディレクトリは、ユーザがファイルを保存できる、NetWare*ボリューム上のフォルダです。それぞれのフィールドの長さは最大256バイトです。

[ボリューム]
ホームディレクトリが存在するボリュームを指定します。ボリュームを選択するには、ボリュームオブジェクトの識別名を入力するか、このフィールドの横にある[参照]ボタンをクリックします。使用するボリュームがNDSツリーにない場合、ツリー内にオブジェクトとしてボリュームを最初に作成する必要があります。
[パス]
ボリュームのルートからユーザのホームディレクトリ名までのパスを指定します(「HOME\DJONES」など)。ホームディレクトリを選択するには、パスを入力するか、このフィールドの横にある[参照]ボタンをクリックします。

デフォルトでは、ホームディレクトリに対してスーパバイザ権以外のすべての権利がユーザに与えられます。


* Novellの商標。** サードパーティの商標。「法律に関する諸情報」を参照してください。